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3Dグラフィックス描画エンジン 「マスコットカプセル イラプションST」が JVCケンウッド製メモリーナビゲーションシステム「C9K2 V6 650」、 「A9K2 V6 650」に採用【エイチアイ】

2014年1月14日


㈱エイチアイ(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:川端 一生、以下、エイチアイ)は、㈱JVCケンウッド(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:江口 祥一郎、以下 JVCケンウッド)製のメモリーナビゲーションシステム「C9K2 V6 650」「A9K2 V6 650」(以下 JVCケンウッド製メモリーナビゲーションシステム)に、エイチアイの組込み機器向けリアルタイム3Dグラフィックス描画ソリューション「マスコットカプセル イラプションST(MascotCapsule(R) eruptionST)(以下、イラプションST)」が採用されたことを発表いたします。

今回の採用にあたり、イラプションSTの特徴である、GPU(*)による高速な3Dグラフィックス描画処理をリアルタイムに最大限利用し、表現力の豊かなHMI(*)として3Dグラフィックスを活用することで、従来の高速レスポンスを維持しつつ、UIのリッチ化および高速描画処理の実現に貢献しております。

「C9K2 V6 650」(画面イメージ)
http://www.atpress.ne.jp/releases/42252/js_img_42252_1.jpg

イラプションSTは組込み機器環境下において、3Dグラフィックス描画処理の飛躍的な高速化と、多彩な3Dエフェクト機能の搭載により高い表現力を実現し、立体視にも対応したリアルタイム3D描画エンジンです。
また各種組込み機器のプラットフォームに対応しており、機器開発およびコンテンツ開発におけるクロスプラットフォームのニーズにも応えることができます。各バージョンのOpenGL ESをネイティブ層で完全に制御するため、Javaと組み合わせて使う場合には、Java層からのOpenGL ES制御の複雑さを軽減することができ、アプリケーションのコンパクト化、高速化などの品質向上と開発コスト削減が期待できます。

なお、イラプションSTを採用したJVCケンウッド製メモリーナビゲーションシステムは、マツダ㈱(本社:広島県安芸郡、代表取締役社長兼CEO:小飼 雅道)が2013年7月に発売した2013年モデルのショップオプションナビゲーションの商品ラインナップに採用されており、適用されるマツダ車の種類は多岐に渡ります。

エイチアイは、今後もイラプションSTをさまざまな機器への採用拡大を目指し、マーケティングおよびサポートに注力してまいります。

*MascotCapsuleは、エイチアイの日本における登録商標です。
*その他の会社名および商品名は、各社の商標または登録商標です。
*GPU : Graphics Processing Unitの略。
PCやワークステーションにおいて画像処理を担当する主要な部品の一つをさす用語。
*HMI : ヒューマンマシンインターフェース(Human Machine Interface)の略。
人間と機械が情報をやり取りするための手段や、そのための装置やソフトウェアなどの総称。


【関連情報】

・  MascotCapsule eruptionST製品情報
http://www.hicorp.co.jp/ja/pr3d_erp.html


【JVCケンウッドについて】 http://www.jvckenwood.co.jp/
株式会社JVCケンウッドは、日本ビクター㈱と㈱ケンウッドが、2008年10月の経営統合を経て、2011年10月に合併して誕生しました。JVCケンウッドは、映像・音響・無線技術、音楽・映像ソフトをコアコンピタンスに、カーエレクトロニクス、プロフェッショナルシステム、光学&オーディオ、ソフト&エンターテインメントの4つのセグメントで事業を推進しています。感動と安心を創る世界の専業メーカーとして、利益ある成長を実現するとともに、ひろく社会から信頼される企業グループを目指します。


【エイチアイについて】 http://www.hicorp.co.jp/
エイチアイは、組み込み機器向けにグラフィックス描画関連製品、UI開発ソリューション製品を、通信キャリア様およびモバイル機器やデジタル家電機器等の各種デバイスメーカ様へ提供し、技術領域からデザイン領域に及ぶトータル支援を行っております。また、通信キャリア、サービス事業者様に対し、自社製品の技術およびデザイン力を活用したサービス・アプリケーションの企画・開発・サポートの提供も行っており、自社製品をサービス事業者向けプラットフォームとしてもご活用いただくなどしております。

エイチアイは、今後もさまざまなデジタル機器への技術提供を進めるとともに、人の生活を豊かにする製品の創造を目指し、研究開発を進めてまいります。





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