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「T2000 Integrated Power Device Test Solution」を評価・量産向けにトヨタ自動車が導入開始【アドバンテスト】
2013年12月2日
㈱アドバンテスト(本社:東京都千代田区 社長:松野晴夫)の「T2000」テスト・システムを用いたIntegrated Power Device Test Solution(以下IPS)が、次世代ハイブリッド車等に使用されるIntegrated Power ICの評価および量産向けのテスト・システムとして、トヨタ自動車㈱様にこのたび導入されました。
近年の自動車ではエンジン制御やカーナビゲーションなど、多くの用途に半導体が使用されており、機能の複合化と共に自動車への搭載数は年々増え続けています。トヨタ自動車社様では、「もっといいクルマづくり」を目指し、デバイス信頼性の向上や生産量の拡大など、すべてにおいて高い次元の次世代車載デバイス・テストソリューションが求められております。
トヨタ自動車社様では、次世代車載基幹デバイス向けのテスト・システムに必要な、高い品質を担保できるフレキシビリティと性能、機能を備え、車載デバイスの安心安全を支える上で、今後不可欠な装置として「T2000」IPSを導入いただきました。
「T2000」IPSは、車載関連デバイスやパワーマネジメントIC、パワースイッチ系デバイスに最適なテスト・ソリューションです。各種測定リソースを1モジュールに集約し、周辺回路を最小限に抑える事で、業界最多クラスの同時測定個数を実現しました。また、独自回路技術の採用により待ち時間を従来システム比で劇的に短縮したほか、T2000プラットフォームの高信頼性、高電圧、高精度測定への対応など、必要とされる要素すべてを1つのテスト・システムとして高次元に実現しています。
このたび自動車産業のリーディング・カンパニーであるトヨタ自動車社様に採用いただけた事は、当社の高精度のIntegrated Power IC測定アーキテクチャや、複数個同時測定による優れたテスト・コストの優位性が評価されたものと考えております。
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