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COMSOL Conference Tokyo 2013を開催 ~様々な分野の研究者、開発者による物理シミュレーションの事例発表会~【計測エンジニアリングシステム】

2013年11月14日

計測エンジニアリングシステム㈱は、2013年12月6日(金)に、秋葉原UDX Conferenceにて、ユーザ様の事例発表会「COMSOL Conference Tokyo 2013」(コムソル カンファレンス東京2013)を開催いたします。

本カンファレンスは、米国マサチューセッツ州ボストンを皮切りに、ヨーロッパ、インド、アジアなど世界各地で開催されるCOMSOL Conferenceの日本会場です。

発表されるユーザの皆様の事例は、COMSOL Multiphysicsの特徴である無制限マルチフィジックスと分野を選ばないシミュレーション機能をもとに、工学に限らず、広く科学一般の解析事例が含まれ、それらを学会形式でご発表いただきます。
午前中は基調講演第1部として、米国・COMSOL Inc.スタッフによる今後の開発ロードマップと最新のバージョンについての説明が行われます。併せて、米国・COMSOL Inc.開発責任者による技術セミナーを予定しております。
午後はユーザ様による事例発表と、主要ユーザ様による基調講演第2部が行われます。

本カンファレンスでは、COMSOL Multiphysicsをご利用いただいている皆様はもちろん、ご導入を検討中の方、またCOMSOL Multiphysicsに限らず広く一般的にモデリング/CAE/解析/グラフィックス/シミュレーション等にご興味をお持ちの皆様のご参加をお待ちし ております。

開催日時・会場・費用 :

日時 : 2013年12月6日(金) 10:00~18:00 (受付開始9:30)
会場 : 秋葉原UDX Conference (〒101-0021  東京都千代田区外神田4-14-1  UDXビル  南ウイング6F)
費用 : 発表、聴講いずれも参加費無料 (資料一式を含む)

基調講演登壇者 :

~基調講演第1部~
・  スヴァンテ リットマーク氏 (COMSOLグループ社長兼最高経営責任者、会社創設者)
・  ビヨン ショディン氏 (米国・COMSOL Inc. プロダクトマネージメント副社長)
・  ダニエル スミス氏 (米国・COMSOL Inc. 開発チームリーダー)

~基調講演第2部~
・  和田雄二様 (東京工業大学 大学院理工学研究科 応用化学専攻 教授/工学博士、特定非営利活動法人 日本電磁波エネルギー応用学会 理事長)
※その他、ユーザ様の口述講演とポスター発表、ユーザ様とパートナー企業様の機器展示など多数ご用意します

お申込方法 :

本カンファレンスの概要および聴講参加をご希望の方は、下記URLのページをご覧ください。
http://www.kesco.co.jp/conference/

COMSOL Multiphysicsについて

COMSOL Multiphysicsは、数値計算・CAEカテゴリに属する有限要素法(FEM)シミュレーションソフトウェアです。
3D CADなどから入力された平面および立体形状に対して、予め設定した各種の物理現象が及ぼす影響を偏微分方程式による数値計算でシミュレーションし、結果はグラフや3Dカラー画像、動画などのビジュアルな表現形式で出力できるので、結果の把握が容易になります。

実際の実験では、本来求めたいデータには他のパラメータの影響がどうしても含まれたり、待ち時間が必要になったりしますが、シミュレーションではこの影響を任意に排除したり含めたり、待ち時間ゼロで計算できるので、より高精度かつ短期間で研究、開発を進めることができます。製造業では、実機試作前の仮想実験として普及している手法です。

本製品は開発当初より「マルチフィジックス解析」が可能な製品としてスウェーデン・COMSOL ABにより開発され、1998年より米国・COMSOL Inc.から全世界にむけて発売されています。
製品の大きな特徴として、1つのソフト・1つの統合GUI上でモデル作成(汎用CADとの間で形状データと付帯するパラメータの同期入力可能)、物性値設定、フィジックス(物理現象)設定、 メッシュ作成、計算、ポスト処理、可視化(グラフ、3Dアニメーション等)までの一貫したマルチフィジックス解析が可能です。
今まで行われていた、複数の物理現象を解析をするために物理現象毎のソフトウェアを複数利用してデータを受け渡したり変換する手順は必要はありません。

機械(構造)、流体(CFD)、音響、電磁気、電気化学等の基本的工学分野と、それらが複合した応用分野としてマイクロ波応用技術、波動光学、半導体、プラズマ、MEMS/NEMS、MicroTAS、燃料電池、医療、健康、食品、バイオ、土木、地球科学等の広範囲な分野に対応した専門分野別モジュールが用意され、各種フィジックス設定(分野に対応した方程式を含む)、材料設定、ひな形として利用できる解析結果付きサンプルモデルを同梱して提供し、作成したモデルを分野を問わず全て1つの共通プラットホーム上で解析できます。

また、ソフトウェアのオープン性も特徴の1つで、Mathworks社のMATLABと連携したり、ユーザ独自の物性値をライブラリ化できるだけでなく、PDEモードとして偏微分方程式そのものを紙面での記述に近い方程式の表現形式で入力してユーザ独自のフィジックスを作成し、ソフトウェア同梱の既存フィジックスと連成するなど、カスタマイズもユーザ自身により行えます。
ユーザ独自フィジックスの作成には、CやJava等のソフトウェア開発言語や複雑なプログラミングは不要で、入力された方程式をCOMSOL Multiphysicsが自動的に実行形式に変換し、実行します。
これにより、複数分野にまたがる連成解析を必要としたり、ご自身で作成された方程式を計算に利用したい、先端分野のご研究者に高くご評価いただいております。

計測エンジニアリングシステム株式会社は、2001年よりスウェーデン・COMSOL AB並びに米国・COMSOL Inc.の日本総代理店としてCOMSOL Multiphysicsの販売と運用支援を行っており、30日間全機能無料トライアル版、無料導入セミナー、全世界の事例、日本語によるカスタマーサポートを提供いたしております

COMSOL Multiphysicsの製品説明は下記URLのページをご覧ください。
http://www.kesco.co.jp/comsol/

お問い合わせ先

計測エンジニアリングシステム㈱  マーケティング部  児島正哲
〒101-0047  東京都千代田区内神田1-9-5  井門内神田ビル5F
Tel : 03-5282-7040 / Fax : 03-5282-0808
URL : http://www.kesco.co.jp/inq_comsol.html
E-Mail : comsol@kesco.co.jp

※COMSOL MultiphysicsはCOMSOL ABの商標または登録商標です。その他の製品名、組織名は各組織の商標または登録商標です。





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