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ミシュラン、ヴォクソール・アストラとともに高速耐久記録に挑戦【日本ミシュランタイヤ】

2013年10月28日

ハイパフォーマンスタイヤ、ミシュラン パイロット スーパー スポーツを装着した2台のヴォクソール・アストラが、英国のミルブルック・プルービング・グランドで高速耐久記録に挑戦。12の世界記録と6つの国内記録を樹立しました(FIAとMSAの承認待ち)。
FIA:1600ccを超え、2000ccを含み2000ccまでの排気量の過給器付きディーゼルエンジン搭載の量産車両クラス/MSA:1500ccを超え、2000ccを含み2000ccまでの排気量の過給器付きディーゼルエンジン搭載の量産車両クラス



2013年10月5日、16時00分ちょうど、1台目のヴォクソール・アストラ2.0CDTiがミルブルックのハイスピード・ボウルのスタートラインを離れ、平均速度200km/hで約5,000キロを走破。24時間後に再びこのラインを通過しました。

1周3キロのこのサーキットは半径が一定で、5番目のレーン(最高速レーン)に向かって角度が大きくなるバンクしたカーブを持つ円形周回路です。車両のエンジンには大きな負荷がかかる他、ドライバーは常にこれを最高速度(約210km/h)で走るべく試みるため、サスペンションとタイヤにもバンクした走路によって生じる強烈なストレスがかかります。

英ミシュランのコマーシャルディレクター、マルコム・スコヴェルはこの記録挑戦について次のようにコメントしています。「ヴォクソール・チームは素晴らしい挑戦を試みました。チームが私たちとともにこれに挑むことを選択し、私たちのタイヤ、パイロット スーパー スポーツを使用したことを非常にうれしく思っています。

ミシュランにはコンペティションとモータースポーツにおける確固たる経験があります。私たちは私たちのタイヤがミルブルックのサーキットで強いられる極限の使用条件にも耐えることができるという絶対の自信を持っていました。私たちのタイヤが安全性に関する厳しい要求に応えつつ、グリップ、ロードホールディング、そしてタイヤのライフについて抜群のパフォーマンスを示すことで、この記録挑戦の成果が高性能車オーナーの方々への素晴らしいメッセージとなりました。これはまさに、ミシュランの戦略である『ミシュラン・トータル・パフォーマンス』という思想そのものなのです!」



ミシュランとの技術的パートナーシップについて、元DTMドライバーで、現在はオペル/ヴォクソールのコンペティション・ディレクターを務めるフォルカー・ストリチェクは次のように語っています。「アストラの量産モデル用タイヤが、レースをも走る能力を持つことを示すため、我々は初めからミシュランと緊密に連携しました。アストラを用いて7月にミルブルックで800キロに渡るテストを実施しました。このとき履かせたミシュラン パイロット スーパー スポーツは24時間に渡ってその耐久力を見せつけてくれました。その後ミシュランは、ラドゥにあるR&Dセンターで、実際のコンディションで行われた我々のテストの実証をするため、ベンチテストを行っています。結果として、各車両でそれぞれ1度だけ、それも念のためのタイヤ交換しか行わなかったのです」


「MICHELIN Pilot Super Sport」(ミシュラン パイロット スーパー スポーツ)の特徴
MICHELIN Pilot Super Sportは近年増加傾向にあるウルトラハイパフォーマンスカーを主なターゲット車種とし、日常でのドライビング条件下はもちろん、極限の使用条件下においても、安全に究極のドライビングパフォーマンスを体験できることを目標として開発されました。 ミシュランはその高い目標を達成するために耐久レースなどで培った最新の技術をおしみなく投入するだけでなく、世界のウルトラハイパフォーマンスカーメーカーと共同開発を行うことで様々なメーカー独自の思想や基準に応える形で商品の開発を行いました。






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