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ヨコハマタイヤ装着車がマレーシアの12時間耐久レースで3連覇を達成【横浜ゴム】

2013年9月4日

横浜ゴム㈱のグローバル・フラッグシップブランド「ADVAN(アドバン)」のレーシングタイヤ装着車が、8月29日から31日にマレーシアのセパン・インターナショナル・サーキットで開催された12時間耐久レース「Malaysia Merdeka Endurance Race 2013(MMER)」で総合優勝を果たした。ヨコハマタイヤ装着車は2011年、2012年に続き3連覇を達成。ヨコハマタイヤは路面温度が非常に高いコースにおいて、グリップ低下の少ない優れた耐摩耗性能を武器に勝利に導いた。

優勝したのは7号車「Clearwater Racing」の「フェラーリ458イタリアGT3(ドライバー:モック・ウェン・サン/クレイグ・ベイヤード/濱口弘)。予選はヨコハマタイヤで2011年、2012年と2連覇を果たしたメルセデス・ベンツSLS AMG GT3を筆頭に上位をヨコハマタイヤ勢が独占。決勝レースの序盤はヨコハマタイヤを装着した007号車アストンマーチン・ヴァンテージV8 GT3と1号車、28号車のメルセデス・ベンツSLS AMG GT3がレースを牽引したが、マシントラブルにより早い段階で離脱。その後は7号車と3号車のフェラーリ458、23号車のランボルギーニLP560-4の三つ巴となる。3号車がナイトレースをリードしたが、夜明け後は抜け出した7号車が独走体制を築き、昨年の記録を上回る323周でチェッカーフラッグを受けた。優勝した濱口弘選手は「マシンの燃費も良く、トラブルフリーで走れました。夜間はソフトタイヤを装着しましたが、40分間走ってもグリップ低下が少なくうまく機能しました」とコメントした。

「Malaysia Merdeka Endurance Race」は、マレーシアの独立を記念して毎年夏に開催される耐久レースで2000年からスタートした。年々国際的な注目度が高まっており、昨年からはFIA GT3規格車両をはじめとする本格的なレーシングカーのみで競われ、世界トップクラスの耐久レースで活躍するチームやドライバーが参戦している。今年はFIA GT3規定車両を中心に13台がヨコハマタイヤを装着した。



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