ドイツ自動車部品メーカーGeiger Automotive GmbHの株式取得（子会社化）に関するお知らせ【三櫻工業】

2013年8月21日

当社は、平成25年7月30日開催の取締役会において、ドイツの自動車部品メーカーGeiger Automotive GmbH（以下「Geiger社」）の全株式を取得する方針を決議したことをお知らせし、Geiger社と株式取得に関して協議を続けてまいりました。その結果、当社とGeiger社は、Geiger社の全株式を取得することに合意し、平成25年8月20日にGeiger社株主と株式売買契約を締結いたしましたので、お知らせいたします。

1．株式取得の理由

当社は中期経営計画を策定し、グローバルサプライヤーとして更なる成長を目指しております。
具体的には今後の成長源泉となる軽量化製品の重点的な開発を行い、世界5極（日本、中国、欧州、米州、アジア）体制にて製造拠点を統括し、新製品を拡販していくことを基本方針に掲げております。特に欧州においては、欧州系の大手自動車メーカーとの取引の開拓・拡大の強化を重要な成長課題と位置づけております。また、絶えざる技術革新が求められる自動車業界において、樹脂製品・アルミ製品等の軽量化に貢献する技術の獲得は当社の成長を導くものと考えております。
Geiger社は、ドイツに4ヶ所、アメリカに1ヶ所の製造拠点（子会社を含む）を有し、樹脂射出成形技術を武器に欧州系の自動車メーカーに販路を展開する樹脂製品の製造販売会社です。
当社は、Geiger社を子会社化することにより、ドイツを中心とした欧州において本格的な製造拠点網を構築し、欧州市場での足場を固め、欧州系の自動車メーカーへの参入を本格的に推進してまいります。同時に、Geiger社の樹脂射出成形技術を活かすことで、軽量化に貢献する新製品の拡販の源泉となる当社の技術力も更に高まることとなります。
当社は、今後、効率的な経営体制の構築と技術革新を促進することにより、グローバル企業としてさらなる飛躍を目指します。