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鈴鹿8耐でヨシムラスズキレーシングチーム準優勝に貢献!【サンスター】

2013年8月9日

2013年7月25日から28日の4日間、三重県鈴鹿サーキットで行われた2013 FIM世界耐久選手権シリーズ第2戦 “コカ・コーラ ゼロ” 鈴鹿8時間耐久ロードレース 第36回大会(鈴鹿8耐)で、サンスター技研㈱(本社:大阪府高槻市、以後サンスター技研と表記)が開発した二輪レース用ブレーキディスク「Type-OMEGA(タイプオメガ)」を搭載したヨシムラスズキレーシングチーム(ライダー:津田拓也、青木宣篤、ジョシュ・ブルックス、ベース車両:スズキGSX-R1000)が準優勝しました。


サンスター技研が開発した二輪レース用ブレーキディスク「Type-OMEGA(タイプオメガ)」

サンスター技研が二輪レース向けに独自開発し、レーシングチーム向けに販売。
摺動部の熱容量の偏りを極力無くし、熱変形、ヒートクラック、スポット溶着の発生を抑制。
独自の溝加工によりブレーキパッド磨耗時のセルフクリーニング機能を発揮。
上記の特徴により、コントロール性に優れ、安定した制動力を確保。
厚み、外径寸法など、チームごとの要望を取り入れバリエーション対応。
国内外の二輪レーシングチームに限定して供給中。


ヨシムラスズキレーシングチームへのレース専用部品の提供

サンスター技研は、今年度、鈴鹿8耐のほか、全日本ロードレース選手権1000ccクラス(JSB1000)全大会でヨシムラスズキレーシングチーム(以後ヨシムラと表記)にブレーキディスク(フロント・リア)、スプロケット(チェーンを介して駆動力を伝える歯車、エンジン側・後輪側)を提供しています。サンスター技研の技術スタッフは、天候、温度、サーキット条件などのコンディションにあわせてチームの要求に応えるブレーキディスクの提供をきめ細かく行う中でノウハウも蓄積し、6月に筑波サーキットで開催された第4戦でのヨシムラ優勝(津田拓也選手)など、チームの好成績に貢献しています。


サンスター技研が市販品として販売するブレーキディスク、スプロケット

サンスターは、1960年代からオートバイ向けのディスク部品事業に参入、二輪メーカー各社にOEM部品として納入してきたブレーキディスク、スプロケットを、20年前からは市販向けの交換部品として、前後輪ディスクブレーキ、前後スプロケットの販売を行っています。現在は、国内外オートバイメーカー12社の対応商品をラインナップしています。
レース用ブレーキディスク「Type-OMEGA(タイプオメガ)」の販売は行っておりませんが、同様の設計思想を取り入れた「ワークスエキスパンド」シリーズが好評です。

◆サンスターのブレーキディスク(ディスクローター)、スプロケット市販商品紹介ページ
http://www.sunstar-kc.jp/index.html

サンスターの起源

サンスターは、1932年自転車用ゴム糊を製造販売する金田兄弟商会として起業。金属チューブ入りゴム糊の製造技術を応用して、1946年にチューブ入り練歯磨剤を製品化、これが「サンスター歯磨」第1号で、その後主力製品となり、オーラルケア事業、ヘルス&ビューティ事業へと発展しています。一方自転車用ゴム糊や自転車部品の事業はその後、自動車製造用・建築用合成接着剤、シーリング剤を中心とするケミカル事業と、二輪車用部品(スプロケット、ブレーキディスク)を中心とするモーターサイクル事業へと発展しています。

現在のサンスターグループについて

統括会社サンスターSA(本社:スイス・ヴォー州エトワ)を中心に全世界26社で構成され、日本の中核会社は、サンスター㈱とサンスター技研㈱です。
サンスター㈱は、オーラルケア事業(ハミガキ・ハブラシ、主要ブランド:「G・U・M」、「Ora2」)、ヘルス&ビューティ事業(健康食品、化粧品など、主要ブランド:ヘアスプレイ「VO5」、シャンプー「サンスタートニック」、スキンケアシリーズ「EQUITANCE」、健康食品シリーズ「健康道場」)を行っています。
サンスター技研㈱は、ケミカル事業(自動車製造用・建築施工用接着剤・シーリング剤など、主要ブランド:ペンギンシール、ペンギンセメント)、モーターサイクル事業(二輪車向けブレーキディスク、スプロケットの二輪メーカー向けOEM供給、市販部品の製造販売など)を行っています。




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