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マルチチャンネルデータステーションESUFEEL[エスフィール] USB3.0インタフェースを搭載 新型メインユニット DS-3200【小野測器】
2013年月7月25日
㈱小野測器(社長 小野雅道)は、USB3.0のインタフェースを搭載したPCベース型FFTアナライザのメインユニットDS-3200を8月1日より受注開始いたします。
内容
FFTアナライザは、様々な装置や機器から発生する振動や騒音の解析を行なうシステムであり、現場における限られた時間内で、収録・解析を行なえることが求められます。それには、FFTアナライザからパソコンへ、計測したデータを取りこぼすことなく保存する確実性や、効率的に現場で計測できる利便性が必要です。
また現在では、高速通信が可能な USB3.0 インタフェースを搭載したパソコンが主流になってきていることから、USB3.0 インタフェースに対応した FFTアナライザが望まれており、DS-3200はその声に応えるための製品です。
受注開始日 : 2013年8月1日より
初年度販売予定 : 500台
販売価格 :
メインユニット DS-3200 ¥600,000(税込 ¥630,000)
40 kHz対応 4ch FFTセット ¥1,500,000(税込¥1,575,000)から
特長
① USB3.0のインタフェースを搭載
・ 高い通信速度
・ ウルトラブックなど最新のパソコンにも対応
・ パソコンとFFTアナライザは、市販のUSB3.0ケーブルにて接続可能
②前機種(DS-3100)と新機種(DS-3200)は、筐体間接続可能
・ USB3.0インタフェースを利用して前機種を操作することが可能
主なユーザ、これから利用の拡大が期待できる分野
自動車メーカ : EV/HEVの車室音計測、走行時のバッテリ振動試験、車両の構造解析、ステアリングモータの振動騒音及びトルク制御特性の計測
家電メーカ : ディジタルカメラのモータの音振動計測及び回転制御、トルク制御特性の計測室外機の騒音試験、電子基板の加振制御計測
医療機器メーカ : 大型医療機器の騒音計測、心音の解析
DS-3000の主な仕様
DS-3000シリーズ各ユニットは、B5サイズで高さ30 mmです。新型メインユニット DS-3200を最上段にして下方にスタッキングされ、入出力ユニットは用途および目的に応じて最大8段(40 kHzユニット)/5段(100 kHzユニット)までのスタッキングが可能です。
◆ 入力チャンネル数 :
40 kHzユニット
2~32チャンネル (1筐体)
4~64チャンネル(2筐体接続時)
100 kHzユニット
2~4チャンネル(1筐体のみ)
◆入力端子 : BNC(電圧入力/CCLD切替)
◆センサ用電源 : 4 mA/24 V
◆TEDS機能 : IEEE 1451.4 Ver.1.0 加速度センサ、力センサに対応
◆入力電圧レンジ : 10 mVrms ~ 10 Vrms、7レンジ 10 dBステップ
◆周波数範囲 :
2種類をラインナップ
DC~40 kHz DC~100 kHz
◆リアルタイムレート : 40 kHzレンジ,8ch,2048点 / 20 kHzレンジ,16ch,2048点
◆スループット速度 : 40 kHzレンジ,16ch / 20 kHzレンジ,32ch
◆インタフェース : USB3.0インタフェース内蔵
◆外形寸法 :
40 kHzユニット
269 (W)×71~267 (H)×217 (D)(mm) プロテクタ含む
100 kHzユニット
269 (W)×71~155 (H)×217 (D)(mm) プロテクタ含む
◆質量 : 約2.2 kg(4ch時)~約8.2kg(32ch時)
◆電源電圧 : AC100~240 V DC15 V
◆消費電力 :
40 kHzユニット 25~95 VA(DC15 V時)
100 kHzユニット 25~55 VA(DC15 V時)
◆使用温度範囲 : 0~+40 ℃
◆冷却ファン :
40 kHzユニット
ユニット構成が4段まで不要
100 kHzユニット
ユニット構成が3段まで不要
◆適合規格 : CEマーキング
◆対応アプリケーションソフト : DS-3000シリーズ、DS-2000Aシリーズ
小野測器では、充実のサポート体制で製品のバックアップをいたします。
また、お客様のご要望に応じたシステム提案、アプリケーションの開発も行います。
㈱小野測器 http://www.onosokki.co.jp/ お客様相談室 : 0120-388841
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