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シニア世代を対象とした自動車に関する意識調査【ネオマーケティング 】

2013年6月6日

シニア世代の旅行、7割が「やっぱり車」!
でも半数は運転に不安…9割が“ヒヤリ”体験も!
快適カーライフには「運転支援システム」に期待
~ シニア世代を対象とした自動車に関する意識調査 ~

㈱ネオマーケティングは、自動車免許を保有している全国の60代以上のシニア世代の男女500名を対象に「自動車に関する意識調査」を実施いたしました。

シニアの旅行者、約7割が車で旅行

他人を気にしなくていい「自由さ」が重視されている結果に

時間もお金もある程度自由にできるシニア世代。旅行が趣味という方も多いのではないでしょうか。まず対象者500人に「旅行は好きですか」(単一回答)と尋ねたところ、「好き」「どちらかといえば好き」という回答が合計すると96.2%とほぼ全員が旅行が好きという結果になりました。旅行となると必ず“移動”が必須となりますが、それではシニア世代はどんな移動方法が多いのでしょうか。

前の設問で旅行が「好き」「どちらかといえば好き」と回答した481名に「あなたは、旅行に何で行くことが多いですか」(複数回答)と尋ねたところ、車が69.2%と約7割近い結果に。以下、電車(39.5%)、飛行機(32.0%)、バス(27.0%)、その他(0.4%)となりました。



実際に車で旅行に行きたい理由を聞いてみると「行き先、時間が自由になる」(65歳・男性)、「荷物を持たなくて良い事と出発時間を待たない 乗り換えもない」(66歳・女性)など車特有の「自分の好きなように行動できる自由さ」が魅力のようです。

その一方で「車は便利だが事故があったら旅行が楽しくなくなる」(65歳・女性)と事故・運転を心配する意見のほか、「昔は車で旅行によく行っていたが、年を重ねるに連れて長時間の車の運転がかなり疲れるし、視力の低下で夜間の標識文字の読み取りが難しくなってきた」(73歳・男性)という意見に代表されるような「年齢的に運転がつらい」というシニア層特有の悩みがあるようです。

シニア世代の2人に1人以上が「運転に不安」

実に9割が運転中の“ヒヤリ”を経験

実際にどのくらいの人が運転に不安を抱えているのでしょうか。「運転に不安を感じることはありますか」(単一回答)と尋ねたところ、「不安に感じることがある」という回答が58.6%と約6割が運転時への不安を抱えているということが明らかになりました。

運転に不安を抱えるシニア層ですが、それでは“ヒヤリ体験”経験者はどのくらいいるのでしょうか。「自動車を運転している際に事故にあった経験はありますか」(単一回答)と尋ねたところ、37.6%が「ヒヤリとしたことがある」と回答。さらに「事故にあったことがある」という回答まで含めると全体のちょうど9割とほぼ全員が“ヒヤリ”経験者ということが明らかになりました。



どんな状況で“ヒヤリ”としたか尋ねてみると「自分が油断していて赤信号を衝突直前に気が付いた」(69歳・男性)や「ブレーキとアクセルを間違えた」(63歳・女性)など単純な注意不足で経験したというコメントが。
年齢を重ねるごとに体力や注意力も弱まってしまう中、どう安全な運転をしていくかが今後課題になりそうです。

自動車搭載の安全支援システム」、シニア層への認知度は8割

認知度1位は唯一半数以上が認知していたスバル「アイサイト」

近年の自動車業界では、安全な運転を促進するため、運転支援システムを搭載している車が続々と発売されています。シニア世代はどのくらい把握しているのでしょうか。「運転支援システムを搭載している車があることを知っていますか」(単一回答)と尋ねたところ、36.0%と約4割は「知っている」との回答が。さらに「名前は聞いたことがある」(43.8%)まで含めると約8割の人は名前であれば知っているという結果になりました。

約8割が認知している「運転支援システム」ですが、それでは具体的な知名度はどの程度なのでしょうか。上記設問で「あなたが知っている運転支援システムを搭載している車を教えてください」(複数回答)と尋ねたところ、1位から順に「スバル「アイサイト」」(50.9%)、「ダイハツ「スマートアシスト」」(31.3%)、「トヨタ「衝突回避支援型プリクラッシュセーフティシステム」」(26.3%)となり、「スバル「アイサイト」」以外は知名度が半数にも満たないことが判明しました。また「知っているものはない」との回答が28.8%と約3割を占めるなど、「運転支援システム」へは漠然としたイメージだけ持っており、実際にどのような種類があるかというところまでは認識できていないのが現状のようです。



「旅行には自由に行動できる“車”で行きたい!でも運転は不安…」というシニア世代。では「運転」に対する意欲自体はどのくらいあるのでしょう。「あなたは今後も車を運転したいと思いますか」(単一回答)と尋ねたところ、91.4%と9割以上が運転に意欲的なことがわかりました。不安やヒヤリはあっても運転したいという気持ちを持つ方が非常に多いようです。



今回の調査でわかった「運転に不安を抱えつつも、運転意欲が高い」シニア世代。「運転支援システム」はそんなシニア世代にあったシステムではないでしょうか。「運転支援システム」がシニア世代の安全で楽しい“快適カーライフ”を後押ししてくれる存在になるかもしれません。

調査概要

調査主体 : ㈱ネオマーケティング
調査内容 : 自動車に関する意識調査
調査地域 : 全国
調査対象者 : 自動車免許保有の60歳~79歳の男女
調査方法 : インターネット調査
調査期間 : 2013年5月16日(木)~5月20日(月)
有効回答数 : 500サンプル




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