インドネシアにカーエアコン用コンプレッサーの新工場を建設【豊田自動織機】

2013年4月24日

㈱豊田自動織機（社長：豊田鐵郎、以下豊田自動織機）は、成長するASEAN自動車市場に対応するため、インドネシア共和国西ジャワ州ブカシ県にカーエアコン用コンプレッサーを生産する新工場を建設し、供給能力の増強を図ります。
コンプレッサーの生産子会社「P.T. TD Automotive Compressor Indonesia（ティーディーオートモーティブコンプレッサーインドネシア　以下TACI）」の新工場として建設するもので、2014年5月に稼働を開始します。
新工場建設に伴い7,470 億ルピア（約63億円）の設備投資と、500人の新規雇用を計画しています。

現在TACIは、現工場にて年産160万台の生産能力を有し、インドネシアやタイを中心とするASEAN市場にコンプレッサーを供給していますが、今後は、ASEAN域内の需要拡大に加え、インドやブラジルなどASEAN域外への供給拡大も計画していることから、手狭になった現工場から新工場へ段階的に移転し、合わせて年産300万台まで生産能力を増強いたします。また、現地調達率の引き上げを図り、競争力の更なる向上に取り組んでまいります。

豊田自動織機は、日本・北米・欧州・アジア・南米のグローバル供給体制の最適化に取り組み、世界中の顧客ニーズに迅速かつ的確に対応し、コンプレッサー事業の更なる成長を目指してまいります。