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ロシアに乗用車用タイヤ工場の建設を決定【ブリヂストン】
2013年4月12日
㈱ブリヂストンは、ロシアのウリヤノフスク州にあるザヴォルジェ工業団地に乗用車用ラジアルタイヤの新工場を建設することを決定しました。現地4月12日に、共同で出資する三菱商事㈱(以下、三菱商事)とともにウリヤノフスク州政府およびウリヤノフスク州開発公社との投資契約を締結いたしました。新工場は、当社にとって初のロシア・CIS地域におけるタイヤ生産拠点となります。
新工場は、新たに設立する製造会社Bridgestone Tire Manufacturing C.I.S. LLC(以下、BMCIS)により運営されます。新会社への出資比率は当社90%、三菱商事10%です。三菱商事の出資を含む総投資額は約375億円(125億ルーブル)で、2016年上期に生産を開始いたします。生産品目はロシア・CIS市場向けのウィンタータイヤを中心とする戦略商品で、生産能力は2018年下期に日産約12,000本となる予定です。
ロシア・CIS地域は、人口が約3億人にのぼる大きな市場です。また新車販売も堅調に伸長しており、今後更なるタイヤ需要の伸びが見込まれます。その中で、今回の新工場は、現地での需要拡大に対応することを目的に建設されるものです。当社グループはこれまでにも小売チャネル網「Pole Position」の拡充など事業展開を進めてきましたが、今回の新工場建設により、市場に近いところで商品を生産しタイムリーにお客様にお届けする体制を実現してまいります。
なお、新会社の設立に伴い、当社の完全子会社であるロシアのタイヤ販売会社Bridgestone C.I.S. LLC(以下、BSCIS)にも、三菱商事が出資することで合意しました。三菱商事出資後の出資比率は当社80%、三菱商事20%で、資本金は約18億円(600,592,730ルーブル)となります。
当社グループは、常に市場の需要動向に迅速に対応し、お客様により高品質な商品をタイムリーに提供できる生産体制を構築してまいります。
※ CIS:Commonwealth of Independent States (独立国家共同体)の略で、ソビエト社会主義共和国連邦の崩壊後、旧ソ連諸国により結成されているゆるやかな国家連合体。
新製造会社:BMCIS概要
1. 会社名 : Bridgestone Tire Manufacturing C.I.S. LLC
2. 所在地 : ウリヤノフスク州ザヴォルジェ工業団地(モスクワの東南東約900 km)
3. 敷地面積 : 約81ha
4. 生産品目 : 乗用車用ラジアルタイヤ
5. 設立時期 : 2013年上期(予定)
6. 操業開始 : 2016年上期(予定)
7. 出資比率 : 当社:90% 三菱商事:10%
8. 従業員数 : 約800人(2018年下期予定)
9. 生産能力 : 約12,000本/日(2018年下期予定)
販売会社:BSCIS概要
1. 会社名 : Bridgestone C.I.S. LLC
2. 所在地 : モスクワ市
3. 設立年 : 1998年
4. 出資比率(三菱商事出資後) : 当社:80% 三菱商事:20%
5. 代表者 : 平石 良昭
本件に関するお問い合わせ先
<報道関係>広報第1課 TEL:03-3563-6811
<お客様>お客様相談室 TEL:0120-39-2936
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