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ナショナルインスツルメンツ、LEGO(R) MINDSTROMS (R)がもたらす工学教育の革新および展望について語る【日本ナショナルインスツルメンツ】
2013年3月28日
SXSWedu にて、幼稚園における体験から最新科学技術へとつながるものは何かを考える
ニュースハイライト
● SXSWedu (注1)のセッションにおいて、LEGO(R) MINDSTORMS(R) (注2)EV3 プラットフォームとNI LabVIEW システム開発ソフトウェア (注3)が科学・技術・工学・数学 (STEM:Science, Technology, Engineering and Math)教育に革新をもたらしていることが発表されました。
● LEGO MINDSTORMSのプログラミングソフトウェアはNI LabVIEWをベースとしているため、実際に業界で働く研究者やエンジニアが高出力レーザ、ロケット、地震シミュレータなどの制御に使用するのとほぼ同じツールを小学生でも使用できるようになります。
ナショナルインスツルメンツ (本社:テキサス州オースティン、会長兼社長CEO:James Truchard、NASDAQ:NATI、以下NI)とLEGOエデュケーションは、XSWeduにおけるセッションで、ロボットと新しいEV3プラットフォームの優れた技術により、STEM教育の展望に変化をもたらせることを発表しました。
EV3 のプログラミングソフトウェアはLabVIEWをベースとしており、超音速フリーフォールプロジェクト(Red Bull Stratos)や大型ハドロン衝突型加速器(注4)などの高度な技術分野において多くの実績を持つソフトウェアです。子供の頃からLEGO MINDSTORMSを使用することにより、世界の有能な研究者やエンジニアたちが使用するのとほぼ同じツールを学ぶことができます。
このセッションにおいて、LabVIEW K-12グループ マネージャ のNicole Richard氏とSTEM教育提唱者のパネリストたちが、学生達が科学や工学分野に関係するキャリアを目指すためには、どうような支援が必要なのかを話し合いました。
また、パネリストは、教育者たちが、実世界の技術を使用したプロジェクトベースのカリキュラムに必要なツールを検討し、教育課程における最初の数年間で理論的思考や問題解決の体験をさせることが、将来のSTEM活動に携わっていくうえで重要であるとの考えを述べました。
LabVIEW K-12 グループマネージャー Richard 氏のコメント
「LEGO プラットフォームでは技術的な教養を身につけることができます。子供のころから複雑なエンジニアリングの概念を理解し、それをLEGOのプラットフォーム上で実践するのです。ただ技術を使うのではなく、技術を生み出しているのです。」
ナショナルインスツルメンツ マーケティング部門バイスプレジデント Ray Almgren のコメント
「LEGO社とナショナルインスツルメンツは、これまでの10年以上の提携関係の間に、理論を越えて、実用的な知識を高められるようなハードウェアとソフトウェア製品を生み出してきました。このような提携は、未来の世代の基礎なる知識を築くうえで極めて重要です。テキサス州、そして世界各国において、世界が直面している科学および工学の問題を解決する未来のSTEM分野のプロフェッショナルの育成に力を注ぐ必要があります。」
日本において、LabVIEW for LEGO MINDSTORMSは㈱アフレルより販売されております。詳細は次のURLをご覧ください。
http://www.afrel.co.jp/labview.html
幼稚園における学習が最新科学に発展していくまでの展望については次のURL をご覧ください。
poweredby.labview.com(英語のみ)
(注1)SXSWedu
1986 年からアメリカ、テキサス州オースティンで開催されている世界最大級の教育向けコンベンションであり、ITと教育領域で世界からの注目を集めている。
(注2)LEGO(R) MINDSTORMS(R)
レゴ社がMIT(米国マサチューセッツ工科大学)と共同開発したロボティックスの先駆的製品。NI LabVIEWをベースとした直感的で使いやすいプログラミングソフトウェアが採用されている。
(注3)NI LabVIEW
計測/テスト/制御システムの開発に使用されているシステム開発ソフトウェア。テキスト行ではなくドラッグアンドドロップ式のグラフィカル関数ブロックでプログラミングでき、直感的なフローチャート表現によりコードの開発や管理、解釈が簡単に行える。
(注4)大型ハドロン衝突型加速器
Large Hadron Collider, LHC、欧州合同原子核研究機関(CERN)の世界最大級の加速器。超電導磁石1,000個余りを並べて、粒子を回す。物理法則の解明に重要な影響力を持つマシンである。
㈱アフレルについて
㈱アフレル(代表取締役社長 小林 靖英)は、教育用レゴ製品の国内正規代理店およびNI LabVIEW for LEGO(R)MINDSTORMS®)販売代理店で、 ロボットを活用した技術者育成支援事業を推進する企業です。小、中、高校から大学およびソフトウェア・エンジニアまで幅広く、ロボットを活用したコンピュータ・ソフトウェア学習教材の開発販売、研修サービスを行っています。また、ET ロボコンやWRO(World Robot Olympiad)など、教育ロボコンの企画運営を手がけ、企業CSR 活動としてのロボット教室の開催もサポートしています。平成24 年度から中学校では技術科にて「プログラミングによる計測・制御」が必修授業となり、既に必修化されている高校の教科・情報への対応とあわせ、ロボットを活用した教材を通じてアフレルは未来の科学者・技術者育成を支援していきます。
日本ナショナルインスツルメンツについて
日本ナショナルインスツルメンツ㈱(www.ni.com/jp)は、1976年以来、生産性を高めイノベーションを後押しするツールを世界中のエンジニアに提供してきた米国ナショナルインスツルメンツの日本法人です。NIの「グラフィカルシステム開発」手法は、統合されたソフトウェア/ハードウェアプラットフォームを導入することで、計測・制御機能を必要とするあらゆるシステムの開発を迅速化します。技術によってよりよい社会を目指すというNIの姿勢と長期的ビジョンは、顧客や取引先、従業員の成功にも貢献しています。本社はテキサス州オースチンにあり、従業員数は6,800名以上、セールスオフィスは世界40ヶ国以上にあります。日本においては、日経ビジネス誌に掲載される「働きがいのある会社」(従業員25~249人の部門)に3年間連続で選ばれています。
本リリースのURL
http://digital.ni.com/worldwide/bwcontent.nsf/web/all/8C83D3623F9FF3DB86257B3B000C37C3
本リリースに関するお問い合わせ先
報道関係者向け
日本ナショナルインスツルメンツ㈱
マーケティングコミュニケーションズ PR担当
TEL : 0120-108492 / FAX : 03-5472-2994
E-Mail : prjapan@ni.com
一般読者向け
日本ナショナルインスツルメンツ㈱
プロダクト事業部 営業部
TEL : 0120-527196 / FAX : 03-5472-2977
E-Mail : salesjapan@ni.com
LabVIEW、National Instruments、NI、およびni.comはナショナルインスツルメンツの登録商標です。その他の企業名ならびに製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。 LEGO、LEGOロゴ、MINDSTORMSはLEGO Groupの商標です。
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