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モータースポーツ活動強化に向け専門会社を設立【横浜ゴム】
2013年3月29日
横浜ゴム㈱は、4月1日付けで、競技用タイヤの開発・供給と活動全般を統括する専門会社としてヨコハマ・モータースポーツ・インターナショナル㈱を設立する。本社は東京都港区、資本金は1,000万円(全額横浜ゴム出資)で、社長には久世哲也(横浜ゴム取締役執行役員)が就任する。従業員約20名で、今年7月からの本格稼動を予定している。
横浜ゴムはタイヤの技術開発力強化、販売促進のために、国内外でモータースポーツ活動を積極的に展開している。特に近年は「ヨコハマ」をグローバルブランドとして定着させるため、国内のSUPER GTシリーズ、FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)を始め、欧州、北米、アジアなどで開催されるレースやラリーへのタイヤ供給や支援活動を強化している。
従来、モータースポーツ活動は、レース条件に応じた競技用タイヤを企画・開発・設計する技術部門と、レース主催者やチームとの交渉・契約、サーキットでのイベント開催、広報・宣伝活動などを担当する企画部門に分かれて行ってきた。しかし、今後さらにモータースポーツ活動を強化・持続させていくためには、体制の強化・充実を図ると共に、意思決定の迅速化が必要と判断、2部門を一体化し新会社として独立させることにした。
新会社は当面、横浜ゴムから委託を受ける形で、競技用タイヤの企画・開発・設計、レース主催者やチームとの交渉・契約代行、競技用タイヤの貸与などを行う。将来的には競技用タイヤ技術を応用した市販用タイヤの開発、情報開発効果の高い国内外モータースポーツ活動計画の提案など、専門性を生かした技術やノウハウの提供によって業務拡大を目指す計画。
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