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車載仕様 静電容量式 ガラス+ガラス タッチパネル(相互容量式)を開発、レパートリーを拡充【SMK】

2013年2月13日


当社はこのほど、車載仕様 静電容量式 ガラス+ガラス タッチパネル(相互容量式)を開発し、レパートリーを拡充しました。
スマートフォンやタブレット端末の普及により、軽快なタッチ操作感が浸透し、車載用入力機器についても同様な操作感が得られる静電容量式タッチパネル搭載の要求が高まっています。
車載向けタッチパネルは、主にカーナビゲーションやセンターコントロール部に設置されます。直射日光の影響を受ける環境下で、一般的には反射を低減させる方法として偏光板を貼り合わせる構造が取られていますが、これまでタッチパネルの構造によっては虹模様が発生するなどの問題点もありました。
本製品は、上下電極をガラスで構成することにより、偏光板を貼り合わせても虹模様の発生を防止し、タッチパネルと液晶表面の反射の低減を実現しました。
この構造にARフィルムを追加することで、反射率を1.5%程度まで低減することが可能です。
また、静電容量式タッチパネルセンサー部の形成時に使用されているフォトリソグラフィー(露光)技術を使用せず、印刷方式にてセンサー部を形成するため製造コストを低減することが可能となりました。
生産は、フィリピン工場で月産10万台を計画しております。

発表日

2013/02/13
リリース番号 976tp
製品名 車載仕様 静電容量式 ガラス+ガラス タッチパネル(相互容量式)
特長 1) 車載純正仕様に対応しています。
2) 偏光板追加により、低反射仕様を実現します。
3) 入力ポイント数は最大10点です。
4) フリック操作、ドラッグ&ドロップ入力が可能です。
5) 10インチサイズまで対応可能です。
主な仕様 読み取り方式

静電容量方式(投影型 相互容量式)

入力荷重 0 N
入力方法 指(最大10点)
使用温度範囲 -30℃~+85℃
保存温度範囲 -40℃~+95℃
透過率 90%(MAX)
反射率 1.5%(MIN)
用途 カーナビゲーション、車載用センターコントロールなど
生産能力 月産 10万台(6.5インチ換算)
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