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北米における粉末冶金製品の生産能力を増強【日立化成】
2013年1月16日
− 2015年度に北米での売上高倍増をめざす −
日立化成㈱(本社:東京、執行役社長:田中一行、資本金:155億円、以下、日立化成)は、北米の自動車用粉末冶金製品の需要拡大に対応するため、米国子会社Hitachi Powdered Metals (USA), Inc. (以下、HPMA)の工場を増設するとともに、メキシコのグループ会社製造拠点の敷地内に粉末冶金製品の加工設備を導入し、供給体制を強化することを決定しました。両工場は2014年秋より生産を開始する予定です。
北米の自動車市場は、2009年を底に年10%を超える拡大を続けており、今後も堅調に推移することが見込まれます。また、日系の自動車メーカーおよびユニットメーカーは、円高対応として北米での部材現地調達の拡大を進めております。
特に、メキシコにおいては、製造コストやFTA(Free Trade Agreement)のメリットを生かした自動車および自動車部品の輸出が順調である上、国内需要も堅調に伸びており、今後も自動車生産台数の拡大が見込まれます。
このような背景から、日立化成は、粉末冶金製品事業を拡大する好機と判断し、北米における生産能力の増強を決定したものです。
日立化成グループは、日本、米国、中国、シンガポール、タイ、インドネシア、インド(2013年4月稼動開始予定)に粉末冶金製品の製造拠点を有しています。お客様のニーズに対応した製品供給をワールドワイドに展開し、粉末冶金製品事業の一層の強化・拡大に取り組んでいきます。
Hitachi Powdered Metals (USA), Inc.の概要
所在地 : 1024 Barachel Lane, Greensburg, Indiana 47240, USA
代表者 : 取締役社長 片倉 利泰
事業内容 : 粉末冶金製品の製造および販売
資本金 : 34.3 million US$
設立 : 1987年9月
株主 : 日立化成グループ 100%
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