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市販向けカーオーディオ2013年新ラインアップ カーオーディオスピーカーシステムなど計12モデルを新発売【JVCケンウッド】
2013年1月11日
■ カスタムフィットスピーカー:計8モデル/チューンアップツィーター:1モデル/チューンアップサブウーファー:1モデル
■ パワーアンプ:1モデル/高音質インナーブラケット:1モデル
㈱JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、市販向けカーオーディオの2013年新ラインアップとして、カーオーディオスピーカーシステム10モデル(カスタムスピーカー:3シリーズ・計8モデル/チューンアップツィーター・チューンアップサブウーファー:各1モデル)および高音質インナーブラケット1モデルを2月より、パワーアンプ1モデルを3月より発売します。
企画背景と製品の概要
国内市販向けカーオーディオ市場においては2009年度以降、スピーカーシステムの出荷台数は毎年約10%ずつ増加しています。それに伴い、カスタムフィットスピーカーも台数が伸長するとともに、スピーカーシステム全体に占める割合も年々、増加。また、チューンアップウーファーも堅調に推移しており、コンパクトタイプが主流となっています。伸長する市場のニーズに応え、当社は今回、カスタムフィットスピーカーを中心とした計12モデルを新たに発売します。
カスタムフィットスピーカーは、セパレートタイプとしてハイクオリティサウンドを実現した“XS”シリーズ(2モデル)とパワフルなサウンドが楽しめる“SS”シリーズ(2モデル)、コアキシャルタイプにはクリアサウンドが手軽に楽しめる“RS”シリーズ(4モデル)をラインアップ。さらに純正位置取付車種を拡大したチューンアップツィーター(1モデル)と、シート下のスペースに収まるコンパクトサイズのチューンアップサブウーファー(1モデル)のほか、Bi-AMPとしてシステム構築が可能な薄型タイプのパワーアンプ(1モデル)も発売。またインナーブラケットは今回、インプレッサなどのスバルの人気車種専用モデルを新たに加え、従来モデルと合わせて主要メーカー258車種(2012年10月時点)への対応が可能になりました。豊富なラインアップで、幅広いユーザーニーズに対応します。
カーオーディオスピーカーシステムの主な特長
■ セパレートカスタムフィットスピーカー“XSシリーズ” 「KFC-XS1700」「KFC-XS1600」
● 磁気回路の形状を最適化して歪みを低減するなど、高音質化を追求。臨場感あふれるハイクオリティサウンドを実現。
● 対応車種に応じて、スピーカーの大きさが異なる2モデルをラインアップ。
(「KFC-XS1700」:17cm/「KFC-XS1600」:16cm)
● ダイレクトフィットマウントブラケット(付属)の形状を変更し、トヨタ、ホンダ、三菱車に加え、新たに日産車の純正ツィーター位置への取り付けに対応。(48車種の純正位置取付に対応/2012年9月時点)
<新技術>
1. 磁気回路の形状を最適化し、歪みを低減したリアルな音を実現
磁束が滑らかに流れるよう磁気回路の形状を最適化することで、不要な歪みを低減し、リアルな音を実現。ヴォーカルの定位感と中低域の音に厚みが増し、リアリティーを追求した臨場感あふれる音質を実現します。
2. 磁気回路を包むマグネットカバーで、背面の空気の流れ・圧力を最適にコントロールし、奥行感のある音質を実現
振動板の振動により発生する背面の空気の流れと空気の圧力をマグネットカバー内で最適にコントロールし、奥行感のある音質を実現します。
<高音質テクノロジー>
1. 「スムースウェーブイコライザー」を搭載し、より自然な音質を実現
振動板の各部分からの音波が中央付近でぶつかり合うことで起きる位相とレスポンスの乱れを低減することにより、音の流れをスムーズにし、より自然な音質を実現しています。また、新デザインの採用により、高級感・重厚感を演出します。
2. 小音量から大音量まで、振動板の動きを忠実に再現する「スムースエモーションエッジ」を採用
エッジに2つの径の異なるカーブを持たせることで、リニアリティを向上。小音量から大音量まで、振動板の動きを忠実に再現します。
3. 電磁誘導の歪みをカットし、よりクリアなサウンドへ
コイルの電磁誘導で発生する歪みをアルミショートリングで打ち消すことでよりクリアな音質を再現。
4. 「AFC + トルネードダンパー」(特許出願中)でリニアリティの高い音質を再現
従来のAFCダンパー形状を見直し、ダンパーにかかる応力を分散させることで、リニアリティの高い音を再現します。
■ セパレートカスタムフィットスピーカー“SSシリーズ” 「KFC-SS1700」「KFC-SS1600」
● ファインチューニングを繰り返し、振動系のウエイトバランスを最適化し、高音質化に成功。さらに躍動感にあふれるサウンドを実現。
● 対応車種に応じて、スピーカーの大きさが異なる2モデルをラインアップ。
(「KFC-SS1700」:17cm/「KFC-SS1600」:16cm)
<新技術>
1. 振動系のウエイトバランスを最適化し、メリハリのあるパワフルなサウンドを実現
さらなる高音質を求め振動系のウエイトバランスをファインチューニング。ヴォーカル、中低域の厚みが増し、メリハリのあるパワフルな、躍動感あふれる高音質サウンドを実現しています。
<高音質テクノロジー>
1. 「リニア・バランスドエッジ」を搭載し、よりクリアな音を実現
エッジロールの厚みを変化させることで振幅量を均一にし、歪みを低減する「リニア・バランスドエッジ」を搭載。よりきめ細かい、クリアな音を再現します。
2. 磁気効率を高める「T字型ボールピース」を採用
磁気回路の磁束の流れをスムーズにし、ボイスコイル振幅時の歪みを低減する「T字型ボールピース」を採用。磁気効率を高め、パワードライブを実現します。
<“XSシリーズ”“SSシリーズ”共通の特長>
1. 厚みのある低音から繊細な高音まで再現する「高剛性グラスファイバー振動板」を搭載
振動板に天然素材であるガラスを繊維状にして編み込み、高強度・高靱性かつ軽量を実現した「高剛性グラスファイバー振動板」を搭載。厚みのある低音から高域の繊細な音まで再現します。
2. 不要な振動を抑え、自然な音を再生する「アルミダイキャストウーファーフレーム」を採用
剛性が高く変形しにくいため、ハイパワー入力時にもしっかりと振動板を支える「アルミダイキャストウーファーフレーム」を採用。また、内部損失が大きいアルミ素材の特性を利用して不要な余韻を抑えることで、歪みの少ない、自然な音の再生を可能にしています。
3. 《新機能》純正位置取付車種を拡大し、アングルマウント時の角度調整幅を拡大したツィーター(“XSシリーズ”は「25mm ソフトドームツィーター」、“SSシリーズ”は「25mmチタニウムハードドームツィーター」を採用)
● 従来モデルの付属品の形状を変更することで、純正位置取付に対応する車種を拡大。
● アングルマウント時のツィーターの角度幅を-8~+27度とし、下側への角度調整幅を拡大。各種車両の形状に対応します。
● より艶やかで深みのある塗装仕上げと削り出しリングを採用。
■ コアキシャルカスタムフィットスピーカー“RSシリーズ” 「KFC-RS171」「KFC-RS161」「KFC-RS121」「KFC-RS101」
● 振動板の素材の変更により、より明瞭感のあるサウンドを実現。
● 対応車種に応じて、スピーカーの大きさが異なる4モデルをラインアップ。
(「KFC-RS171」:17cm/「KFC-RS161」:16cm/「KFC-RS121」:12cm/「KFC-RS101」:10cm)
<新技術>
1. 振動板の素材を変更し、明瞭感のあるクリアサウンドを実現
振動板素材に高性能カーボンファイバーとマイカを配合し、表面にはダイヤモンドアレイパターン(特許公開番号:2011-139431)を配置することで、軽量かつ高剛性の振動板を実現。応答性の高い、インパクトと明瞭感のあるクリアサウンドを実現します。
2. マルチブラケットを標準装備し、幅広い車種の取り付けに対応 (「KFC-RS171」のみ)
幅広い車種への取り付けに対応したブラケットを標準装備。
チューンアップツィーター/チューンアップサブウーファーの主な特長
■ チューンアップツィーター 「KFC-ST1000」
1. 付属のダイレクトフィットマウントブラケットの形状を変更し、純正位置取付への対応を強化
ダイレクトフィットマウントブラケット(付属)の形状を変更し、トヨタ、ホンダ、三菱車に加え、新たに日産車の純正ツィーター位置への取り付けに対応(48車種の純正位置取付に対応/2012年9月時点)。
● ダッシュボードなどに取り付けが可能なアングルマウント、ドアミラー部などへの取り付けが可能なサーフェースマウントにも対応。
2. 《新機能》 アングルマウント時の角度調整幅を拡大
アングルマウント時のツィーターの角度幅を-8~+27度とし、下側への角度調整幅を拡大。各種車両の形状に対応し、思い通りのチューンアップを実現します。
3. クリアな音楽再生が楽しめる「25mmチタニウムハードドーム」を搭載
「25mmチタニウムハードドーム」の搭載により、しっかりした音像の定位とクリアな音場感を実現。
4. 小型ボディーとアルミ削り出しリングを組み合わせた新デザインを採用。
■ チューンアップサブウーファー 「KSC-SW11」
1. シート下に設置可能なコンパクトボディを実現
シート下にも設置可能な、高さ70mmのコンパクト設計を実現。車種を選ばず、車内スペースを有効利用しながら、カーオーディオライフが楽しめます。
2. 《新開発》 「200mm×120mmトラック型振動板」を搭載し、高音質の重低音を実現
振動板素材にアルミニウムを採用し、大きな背圧に耐える「200mm×120mmトラック型振動板」を新開発。高音質の重低音再生を楽しむことができます。
3. 厚みのある重低音を再生する、最大出力150WのMOS-FETパワーアンプを搭載
最大出力150WのMOS-FETパワーアンプを搭載し、コンパクトボディながら厚みのある重低音再生が可能。
4. 《新開発》バリアブルローパスフィルター、フェイズ切り替え、ボリュームコントロールを片手で操作できるワイヤードリモコンを搭載
パワーアンプの主な特長
■ Dクラス4チャンネルパワーアンプ「XR400-4」
1. コンパクトカーなどにも設置できる、35mmの薄型設計を実現
35mmの薄型設計を実現し、コンパクトカーなどでも設置スペースを確保できます。コンパクトながら、クリアなサウンドが楽しめます。
2. Bi-AMPとしてシステム構築が可能、さらなる高音質化を実現
Bi-AMP接続に対応する連続可変クロスオーバー機能を持ち、Ach、Bchごとに入力感度調整が可能です。
3. フラットな入出力部で、美しく、使いやすいデザイン
ヒューズ部、コントロール部、プラグ部を機能的に配置し、美しく、かつ使いやすいパネルデザインに仕上げています。
高音質インナーブラケットの主な特長
■ スバル車用スピーカーインナーブラケット 「SKX-400S」
1. 《新採用》スラント構造を採用し、しっかりした音像定位を実現
ブラケット下部に傾斜(スラント)を付けることで、音像の定位が上がり、音質も改善。音全体が持ち上がり、広がり感のあるサウンド再生が可能です。
2. ブラケットに最適な「高剛性アルミダイキャスト」を採用
取り付け箇所の剛性を高めてスピーカーをしっかり固定できる、アルミダイキャストをブラケットの素材に採用。また、耐久性に優れたNBRラバーを用いて、スピーカーとブラケットを密着させるとともに、歪みや共振も低減しています。
3. 《新対応》 インプレッサをはじめ、スバル車に広く対応
インプレッサ、エクシーガ、ステラ、フォレスター、レガシィの合計24車種(2012年12月時点)への取り付けに対応。
主な定格
■ 「SKX-400S」
● スバル車用スピーカーインナーブラケット
● 対応可能スピーカーサイズ:17cm/16cm
※記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
本件に関するお問い合わせ先
【お客様窓口】
JVCケンウッドカスタマーサポートセンター
TEL:0120-2727-87(フリーダイヤル)/携帯電話・PHS・IP電話:045-450-8950
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