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軽量小型エアバッグインフレーターの最新モデルを発表【TRW】

2012年12月13日

ドイツ・カールスルーエ(2012年12月3日)-世界有数の自動車部品メーカーで、アクティブセーフティ(予防安全)・パッシブセーフティ(乗員安全)システムの世界的リーダーであるTRWオートモーティブ・ホールディングス(本社:米国ミシガン州リボニア、以下TRW)は、ドイツのカールスルーエにて12月3日から5日にかけて開催された展示会「エアバッグ 2012」において、最新の軽量小型エアバッグインフレーター技術を公開しました。今回発表した最新のDI10.1G45インフレーターは、TRWが提供するインフレーターDI10製品群の中で最も軽量・小型で、特に「マイクロ」エアバッグモジュール用に開発されました。DI10.1G45インフレーターは、2014年前半にドイツ・アシャウのTRW工場で生産が開始される予定です。

TRWのコアエンジニアリング担当シニアマネージャーであるアキム・ホフマン(Achim Hofmann)は次のように述べています。「業界全体を通じ、引き続き環境重視の姿勢が高まる中、車両の軽量化は非常に重要な課題となっています。TRWのDI10.1G45は、これまでの世代の技術に比べておよそ25%の軽量化を達成すると共に、全体的な小型化も実現しています。DI10.1G45における小型化の実現により、ハンドルに組み込まれるドライバーエアバッグが必要とする、より小さくてコンパクトなドライバーエアバッグモジュールに最適なソリューションの提供が可能となりました。エアバッグ分野のリーダーでもあるTRWは、この数年で自動車メーカーおよび業界の厳格な規制要件を満たしながら、製品サイズとパッケージングの小型化、エアバッグモジュールの重量を半減するなど、業界最軽量級を実現することに成功しています。クッションへのインフレーターの統合、新しいインフレーション技術、バッグとハウジングのコンセプト、素材を組み合わせることによって、数年間でこのように大幅な軽量化が可能になりました。乗員安全システム(OSS)における豊富な経験と成功実績を背景に、TRWはエアバッグ技術のさらなる開発と向上を図ってまいります」。

TRWのDI10.1G45 エアバッグインフレーターは、効率的な薬剤組成を利用した非アジ化、シングルパイロインフレーターです。出力は拘束システムの要件に合わせて、個々の性能チューニングと調整可能なガス質量・オンセットによって調整することが可能で、標準グレードの素材を使用したハウジングと溶接技術によって、パッケージサイズのさらなる小型化を実現しています。

30年以上にわたりエアバッグモジュールを開発・製造するTRWは、ルーフエアバッグシステムやアダプティブ前面エアバッグ技術、オープンカー用の頭部保護システム、また市場初となるコンパクトなローマウント二ーエアバッグモジュールなど、業界をリードする様々な革新技術を実現しています。

TRWについて

TRWオートモーティブは世界有数の自動車部品サプライヤー。ニューヨーク証券取引所上場。米国ミシガン州リボニアを本拠とし、子会社を含め26カ国で事業を展開する。従業員数は世界で約60,000人。主要製品は、車両コントロールシステム、ドライバーアシストシステム、ブレーキシステム、ステアリングシステム、サスペンションシステム、セーフティシステム(シートベルトおよびエアバッグ)、電子部品、エンジンコンポーネント、ファスナー部品など、この他アフターマーケットの交換部品と各種サービスの提供も行っている。2011年度の売上高は162億ドル。日本国内では、TRWオートモーティブジャパン株式会社として事業を展開、主要日本自動車メーカーに製品を提供している。 同社に関する詳細な情報は、Webサイトhttp://www.trwauto.co.jp/でもご覧いただけます。

本プレスリリースにおける「TRWオートモーティブ」、「TRW」、「当社」などの文言は、別途記載がない限り、すべてTRWオートモーティブ・ホールディングスとその子会社を指します。

*本リリースは、12月3日(現地時間)にドイツ・カールスルーエで発表されたリリースの日本語版です。


お問い合わせ先 : taj-info@trw.com


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