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ステレオビジョンシステムをMATLAB/Simulinkから利用可能とする 「RoboVision MATLABオプション」を販売開始【ゼットエムピー】
2012年12月6日
−ステレオカメラによる距離計測をMATLAB/Simulinkで実装可能−
㈱ゼットエムピー(東京都文京区、代表取締役社長:谷口 恒)は本日、当社のステレオビジョンシステム「RoboVision」をMATLAB®/Simulink®から利用可能とする「RoboVision MATLABオプション」の販売を開始いたしました。
RoboVisionは、ステレオカメラ、画像認識ボード、CPUボードがワンセットとなり、30フレーム/秒で距離画像の取得が可能なシステムで、自動車および部品メーカー、大学など研究機関において、車間距離の計測や障害物の検出、といった用途でご活用頂いております。RoboVision MATLABオプションを利用することで、ステレオカメラからの視差データをMATLAB®/Simulink®で利用することが可能となり、RoboVision標準のC言語に代わり、MATLAB®/Simulink®でのアプリケーション開発が可能となります。自動車業界をはじめ産業界で広く導入されているMATLAB®/Simulink®に対応することで、開発環境が統一され、既に構築されているアプリケーションとの連携も可能となるなど、開発効率の向上が期待できます。
また、RoboVision MATLABオプションは、RoboVisionを搭載している1/10サイズカーロボティクスプラットフォームRoboCar® 1/10にも利用可能です。RoboCar® 1/10は、省スペースで自動車の実験ができるプラットフォーム車両で、RoboCar® 1/10に本オプションを搭載することにより、赤外線測距センサ、レーザーレンジセンサ、ステレオカメラのデータを活用したMATLAB®/Simulink®アプリケーションの開発が可能となり、衝突回避や障害物回避、追従走行といった研究開発でご活用頂けます。
価格は、一般15万円(税別)、アカデミック13万円(税別)で、本日より受注を開始します。
仕様、動作環境
● 仕様
・ データ送受信(画像視差平均、画像処理パラメータ)
・ 接続・設定機能をMATLAB関数で提供
・ データリンクはSimulinkブロック(s-Function)で提供
・ Simulinkから実時間のシミュレーション・制御が可能
・ データ送信/受信周期は10[msec]
● 動作環境
・ PC : OS/Windows XP/7
・ ソフトウェア : MATLAB/Simulink(32bit)
※動作確認済みバージョン2006、2007、2010、2011
価格(税別)
一般15万円(税別)
アカデミック13万円(税別)
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