国内初、国連規則UN R104認証を得た蛍光色の再帰反射材【住友スリーエム】

2012年11月14日

国内初、国連規則UN R104認証を得た蛍光色の再帰反射材
3M™ ダイヤモンドグレード™ コンスピキュイティ反射シート 983-21
蛍光色の採用で、さらに視認性を高める車両マーキング用再帰反射材

交通安全分野の反射材大手、住友スリーエム㈱（本社：東京都世田谷区　代表取締役社長：三村　浩一）は11月15日、3M™ ダイヤモンドグレード™ コンスピキュイティ反射シート 983-21の販売を開始します。国連規則UN R104の認証を得た再帰反射材として、国内初^※となる蛍光黄色の製品化です。
※「国内初」住友スリーエム調べ

3M™ ダイヤモンドグレード™ コンスピキュイティ反射シート 983-21

再帰反射材は光源に向けて光を反射する特性を持っています。この再帰反射材を利用した車両マーキングは、夜間や薄暮時などに車両が見えにくいことによる衝突事故のリスク低減に効果的なことから、車両の側面および後面のマーキングを規定した国連規則UN R104が1998年1月に発効しています。欧州各国ではこれに準拠する再帰反射材を用いることが法律で求められており、国内でも国連規則UN R104の認証を得た再帰反射材の装着方法が保安基準において定められるなど、多くの大型車両を運用する運送事業者を中心に浸透しつつあります。3Mでは、国連規則UN R104準拠品として、白、黄、赤の再帰反射材を販売してきました。

新製品3M™ ダイヤモンドグレード™ コンスピキュイティ反射シート 983-21は、国内では初めて蛍光色で国連規則UN R104認証を得た再帰反射材です。色鮮やかに発色する蛍光黄色を採用することで、夜明けや薄暮時、曇天の日中、降雪時や霧が発生している中でも高い視認性を得られ、車両の安全に寄与します。

3Mと交通安全の関わりは、車線に用いる反射性能をもったライン材の開発を行った1930年代までさかのぼります。各種標識に採用されている再帰反射材の開発、反射率の向上などの技術革新を重ねてきました。今後も、3Mは世界各国の交通安全に貢献し続けます。