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共和電業とアプトポッド、SDV時代の自動車開発競争力を加速するクラウド計測ソリューションで協業
2024年7月16日
共和電業とアプトポッド、SDV時代の自動車開発競争力を加速する
クラウド計測ソリューションで協業
自動車開発における試験プロセスの遠隔化、デジタルツイン対応を実現
株式会社共和電業(本社:東京都調布市、代表取締役社長:田中義一、以下共和電業)は、株式会社アプトポッド(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:坂元淳一、以下アプトポッド)と両社の技術やノウハウを活用した遠隔計測ソリューションシステム(以下、本ソリューション)の開発・提供に向け、協業を開始しましたことをお知らせします。
[ソリューション提供の背景]
昨今、自動車業界はCASE (Connected, Autonomous, Shared & Services, Electric)化がもたらす大きな変革期を迎えており、新興メーカーの急激な出現や台頭によって、従来メーカーにおいても製品力や開発競争力の強化が急務となっています。またSDV(Software Defined Vehicle)が主流となりつつある近未来に向けて、従来の車両開発ワークフローも大きな変革を求められています。そうした背景のもと、共和電業の確かな計測技術とアプトポッドの高速IoT技術を組み合わせることで、クラウドを活用した遠隔化とデジタルツイン連携を可能にするデータ計測&管理ソリューションを提供します。これにより、試験プロセスなど、自動車開発プロセスにおける大幅な生産性向上を実現し、お客様のデジタルトランスフォーメーションによる生産性向上と競争力強化に貢献することを目指します。
[ソリューション概要]
本ソリューションでは共和電業が提供する、ひずみ、電圧など各種センサ、及びデータロガーシステムをIoTクラウドに接続することで、データ計測の遠隔化が可能となります。また、XiLsなど、モデルベース開発へ計測データフィードバックを接続することで有機的なデジタルツインワークフローを実現します。
これにより試験ワークフローにおける従来のオフラインでの計測に比べ、リアルタイムな遠隔計測監視と遠隔での試験データ入手が可能となり、時間短縮や工数圧縮を実現し、生産性を飛躍的に向上します。
[今後の展望]
共和電業では各種センサ及び測定器をベースに自動車試験分野、運輸・交通インフラ分野、工業計測分野、環境・防災・エネルギー分野などにおける計測や監視などのソリューション提供を展開しています。今後、本ソリューションを皮切りに自動車試験分野のみならず、各領域においてアプトポッドの高速IoT技術を組み合わせたリアルタイムな遠隔計測・監視ソリューションの提供を目指し協業してまいります。
また、アプトポッドでは共和電業の高品質なセンサおよびデータロガーとIoTプラットフォームを連携することにより、精度の高いモデルベース開発環境の実現、高品質なデータ収集による機械学習や深層学習を用いたクラウドネイティブ技術の開発を加速し、お客様の競争力強化に貢献できることを期待しております。
[イベント展示]
本ソリューションは、「人とくるまのテクノロジー展 2024 NAGOYA」の共和電業ブースにおいて
展示・紹介を行います。
会期:7月17日(水)~ 7月19日(金)
会場:Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)
■株式会社アプトポッドについて
アプトポッドは高速双方向なデータストリーミング技術をベースに、産業向けの高速IoTプラットフォームミドルウェア、及びクライアントアプリケーションからエッジハードウェアまでワンストップに開発・提供するテクノロジー企業です。 自動車、ロボット、建機、農機など、様々なモビリティや産業機器をクラウドへリアルタイム接続し、高精細な遠隔データ収集と分析、リアルタイム監視、遠隔制御、およびデジタルツインの実現など、革新的な産業DXに貢献しています。
■株式会社共和電業について
共和電業はひずみゲージを日本で最初に商品化しました。1949年の創業以来、75年に及ぶ豊富な経験と技術をもとに、数多くの高性能なひずみゲージや、ひずみゲージを検出素子に用いたセンサ、測定器、計測システムを自社グループで開発製造しています。多業種にわたるお客様の様々な計測ニーズにお応えすることにより、社会と人の安全を実現し、安心で持続可能な未来づくりに貢献しています。
※掲載されている商品またはサービス等の名称は、各社の商標または登録商標です。
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