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クルマの実車実験をサポートする2チャンネルCANデュアルBluetooth トランシーバ「OBD II/CAN-B」販売開始【ゼットエムピー】

2012年11月6日

-クラウド、ビッグデータ処理による新しいクルマの情報サービスを見すえた最新デバイス-

㈱ゼットエムピー(東京都文京区、代表取締役社長:谷口恒)は本日、新製品・2チャンネルCANデュアルBluetoothトランシーバ 「OBD II/CAN-B」(製品名)の販売を開始いたしました。

本製品は、クルマに搭載されている診断用コネクタOBD IIを利用して車載ECUの情報(OBD II情報および流れるすべてのCAN情報)をCANバスから取得すると同時に、ユーザが車両や運転者に取り付けた任意のセンサ情報を別のCANバスから取得することができます。且つ、2チャンネルのCANバスネットワークを流れるデータを同期し、タイムスタンプを付加し、2つのBluetoothモジュールによってリアルタイムに転送します。パソコン、車載データロガーなどを介して保存することが可能な、来るべきクルマのクラウド時代、ビッグデータ処理による新しいクルマの情報サービスを見すえた最新デバイスです。また、付属のPCアプリケーションにより、フィルタリング、ロギング、追加アプリの開発が可能です。

価格は法人価格8万円(税別)、アカデミックや個人で勉強したいエンジニア向けの価格は5万円(税別)で、11月16日より出荷開始いたします。
また、本製品を用いて、公道での実車実験サービスの代行も開始いたします。このサービスでは、実験計画の策定から始まり、実験仕様の定義、車載CAN解析、車両の手配、ドライバーの手配と研修、走行実験、データ管理および報告、といった作業をお客様の代わりに当社が実施いたします。お客様は、手間のかかる実験を省くことができ、製品開発に注力することが可能となります。製品構成やサービス内容は用途等によってカスタマイズが可能です。価格はお問い合わせください。



2チャンネルCANデュアルBluetoothトランシーバ 「OBD II/CAN-B」
http://www.zmp.co.jp/e-nuvo/jp/obd2.html

機能

すべての車載CAN情報を有線または無線(*)でPCへ送信
・OBDIIコネクタを利用し、OBDII情報だけでなく、車載CANバスに流れるすべてのCAN情報を取得し、無線(Bluetooth2チャンネル)または有線(USB)でPCへ送信
(*)無線(Bluetooth)の場合、転送量に制限があります。
車載CANバス+外付けCANバスの2チャンネルを同期取得
・上記車載CANバスと、任意のセンサ等を取り付けた外付けCANバス、の計2チャンネルのCAN情報を同時系列のタイムスタンプを付加し取得
・CAN転送速度は各チャンネル個別に設定可能
PCでのリアルタイムモニタリング&ロギング
・すべてのCANデータおよび、OBDII情報をPCにリアルタイム表示およびロギングが可能。

製品概要

PCアプリケーション概要

全CANデータリアルタイムモニタリング
全CANデータロギング
OBDIIパラメータID、任意のCAN IDの定期送信
OBDIIデータロギング
CANパラメータ設定

主な技術仕様

通信 : CAN 2ch, Bluetooth2.0+EDR 2ch, USB2.0
無線通信距離 : 最大約100m
電源 : 入力5~15V, 出力5V or 入力電圧、最大3A
サイズ : 58×95×18mm
重量 : 約70g

価格

法人価格:8万円(税別)
アカデミック及び個人向け価格:5万円(税別)

内容物
・ 本体
・ OBD II専用ケーブル
・ USBケーブル
・ CD(アプリケーション、マニュアル、コマンドリスト、コネクタ仕様)


本件に関するお問合せ

㈱ゼットエムピー 営業部
TEL : 03-5802-6901 / FAX : 03-5802-6908
E-Mail : e-nuvo@zmp.co.jp

㈱ゼットエムピー

http://www.zmp.co.jp/
本社:文京区小石川  代表取締役社長:谷口 恒
私たちは、次世代モビリティの安全・環境・省力化に貢献する企業を目指します。
10年以上にわたるロボット開発と4,200台の販売実績をベースに、「次世代自動車の開発用プラットフォーム」、「センサ・画像認識ソリューション」、「大学、企業のエンジニア研究用・教育用ロボット」の事業を展開しています。創業は2001年1月文部科学省傘下の科学技術振興機構から技術移転を受け設立。日本ロボット学会実用化技術賞、経済産業省「今年のロボット大賞 最優秀中小・ベンチャー企業賞、中小企業基盤整備機構理事長賞」など数多くの賞を受賞。私たちはこれからも、ロボット技術やサービスで、イノベイティブな製品を生み出してまいります。
* RoboCarはゼットエムピーの登録商標です。



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