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「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA」に出展【NTN】

2023年5月15日

  

「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA」に出展

  

「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA」
会期    2024年5月22日(水)~24日(金)
会場    パシフィコ横浜
      (神奈川県横浜市西区みなとみらい1-1-1)
ブースNo.  380

「人とくるまのテクノロジー展 ONLINE STAGE 1」
会期    2024年5月15日(水)~6月5日(水)

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NTN株式会社(以下、NTN)は、5月22日~24日にパシフィコ横浜で開催される「人とくるまのテクノロジー展2024 YOKOHAMA」に出展いたします。

自動車市場において電気自動車(EV)やハイブリッド車(HEV)の開発・普及が進む中、NTNは「『Nameraka』×『Solution』-ひと・くるま・社会の未来づくりに貢献する-」をテーマに、e-Axle、ドライブライン(駆動領域)、制御の3つの領域別に、多様化するお客さまのニーズに対応したEV関連商品をご紹介します。

e-Axleゾーンでは、EVの駆動源であるe-Axle向けの各種商品をご紹介します。EVの航続距離の延長を目的とした省電費化に向けて、e-Axleは小型・軽量化や高効率化に加えてバッテリーの高電圧化が進んでいます。そのため、e-Axleに使用される軸受には高速回転性能や低トルク性だけでなく、モータからの漏洩電流によるスパークで軌道面が溶融し、はく離などの損傷につながる電食についても対策が求められています。こうしたニーズに対し、絶縁性の樹脂層により優れた耐電圧性能を実現した「樹脂モールド絶縁軸受」のほか、大径サイズの軸受として高速回転性能dmn値*1150万を誇る同軸e-Axle向け大径深溝玉軸受などの新商品をe-Axle関連商品のラインアップに加え、お客さまのニーズに合わせたソリューションをご提案します。

 *1)軸受の回転性能を表す指標で、軸受ピッチ円径(mm)×回転速度(min-1)

ドライブラインのゾーンにおいては、駆動源から生み出されるトルクをロスなくタイヤに伝えるために伝達効率を追求したドライブシャフトと低フリクション化を追求したハブベアリングをご紹介します。EVのニーズに合わせたドライブシャフトを新しく提案するほか、リヤ用に特化した専用設計で軽量化を実現したリヤ用小型・軽量ドライブシャフト「Rシリーズ」や走行時のタイヤの回転フリクション(摩擦)を低減する「低フリクションハブベアリング」シリーズなど自動車の駆動領域の高効率化に貢献する商品を展示いたします。

制御領域のゾーンでは、補機やブレーキなどの電動化に対応する各種商品をご紹介します。EVの各種制御機構に使用される直動機構として高負荷容量を実現した「自動車用転造ボールねじ」や自動運転におけるステアリングの安全性に貢献する「次世代ステアリング用メカニカルクラッチユニット(MCU)」など、EVの制御領域における高機能商品を展示します。

なお、5月15日から6月5日にかけて開催されるオンライン展示会「人とくるまのテクノロジー展 ONLINE STAGE 1」でも、出展商品を写真やパネルなどを用いてご紹介いたします。

皆さまのご来場をお待ちしております。

  

主な展示商品

1. e-Axleゾーン
展示内容:e-Axle の小型化・軽量化・高出力化に伴い、軸受に求められる高速回転、耐クリープ、耐電食に対応する商品を紹介。

EV・HEV用高速深溝玉軸受
保持器の材料の見直しにより高強度化を図るとともに、ポケット部の形状を工夫することで、遠心力による保持器の変形を最小化し、高速回転対応を実現しました。

グリース潤滑およびオイル潤滑環境下での適用が可能で、オイル潤滑環境下においてはdmn値220万*2の高速回転にも対応します。近年、モータの発熱を抑えるために冷却効果に優れたオイル潤滑が増加する中、オイル潤滑向けで多数のご要望をいただき、量産納入を拡大しています。

 *2)使用条件による

2. ドライブラインゾーン
展示内容:動力源で生み出されたトルクをロスなくタイヤに伝えるために伝達効率を追求したドライブシャフトと低フリクション化を追求したハブベアリングを紹介。

  

リヤ用小型・軽量ドライブシャフト「Rシリーズ」
フロント用CVJとして世界最高水準の小型・軽量を実現していた従来品よりもさらに30%軽量化、外輪外径を3~5%小型化した世界最小・最軽量のリヤ専用CVJです。

リヤ用に必要な作動角や機能に限定した形状への最適化を図るとともに、肉厚を薄くした中空シャフトとコンパクトブーツを採用することで、必要な負荷容量を確保しながら小型・軽量化を実現しました。

  

3. 制御領域ゾーン
展示内容:車両の電動化により今後ブレーキ用途を中心に需要の大幅な増加が予想されるボールねじに加え、電動化に対応するクラッチ商品を紹介。

自動車用転造ボールねじ
ボールサイズを大径化することで、ナット全長や外径サイズを変えることなく、高負荷容量を実現しました。電動ブレーキシステムなど、EVの各種制御機構に使用される直動機構として提案を強化しています。
「次世代ステアリング用メカニカルクラッチユニット(MCU)」
電磁クラッチとローラクラッチを組み合わせたコンパクトなステアバイワイヤ用クラッチ商品です。ステアバイワイヤのメカ連結バックアップ機構として使用され、仮に電気的な故障が発生した際には瞬時にタイヤとステアリングを機械的に締結することで、電気信号を介さずにステアリング操作が可能です。

  

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