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【社会インフラを支える】ロングセラーの「回転検出器」をリニューアル【小野測器】

2024年4月18日

  

【社会インフラを支える】ロングセラーの「回転検出器」をリニューアル
磁電式回転検出器MP-9800シリーズ、2024年4月18日(木)より発売開始

  

産業機械、発電プラント、生産設備など幅広い分野で活躍

電子計測器の製造および販売を展開する株式会社小野測器(社長 大越 祐史)は、磁電式回転検出器のラインアップをリニューアルし、「MP-9800」シリーズを2024年4月18日(木)より順次発売開始します。当社の磁電式回転検出器「MP-981」は、1975年の発売以来、産業機械、発電プラント、生産設備など幅広い分野でご利用いただいてきました。このたびリリースするMP-9800シリーズは、従来品との互換性を維持しながら耐環境性能や取り付け時の利便性を向上することで、多様化するお客様のニーズにお応えします。



磁電式回転検出器MP-9800シリーズ(写真左:ベーシックタイプ MP-9810 写真右:高速タイプ MP-9830)

  

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特長

・歯車からの検出距離を最大3 mmまで拡大。取り付け時の利便性向上
・入力電源電圧範囲を拡大。12~24 Vに対応
・耐環境性能向上 IP67対応
・従来機種の基本性能、寸法、取り付け形状を踏襲し置き換えも安心



磁電式回転検出器MP-9810。モーターに歯車をつけて回転速度計測をしている様子


磁電式回転検出器MP-9800シリーズ((写真下:ベーシックタイプ MP-9810 写真上:高速タイプ MP-9830)

  

ターゲット市場

・生産設備、工作機械、発電機、コンプレッサー、自動車試験装置など

  

本製品に関する問い合わせ先

株式会社小野測器営業本部マーケティングブロック 計測商品グループ
TEL:045-476-9711/MAIL:svmi@onosokki.co.jp

  

仕様

型式

測定範囲

ベーシックタイプ

MP-9810

0 Hz~ 20 kHz

高速タイプ

MP-9830

0 Hz~100 kHz

検出方式 :磁気抵抗素子と磁性体歯車による
検出歯車 :強磁性体製(S45C,SS400)インボリュート歯車
歯車モジュール 0.5 ~ 3
歯幅 3 mm 以上

検出距離 :歯車モジュール0.5 0.5 mm
歯車モジュール1 0.5 mm~1.5 mm
歯車モジュール2 0.5 mm~2.5 mm
  歯車モジュール3 0.5 mm~3.0 mm
※温度 +25℃
測定範囲 :0 Hz~20 kHz(MP-9810) / 0 Hz~100 kHz(MP-9830)
出力信号 :矩形波 “HIGH” +5 ±0.5 V、 “LOW” +0.5 V 以下
出力インピーダンス :約330 Ω
電源電圧 :DC 12 ~ 24 V ±10 %(10.8 ~ 26.4 V)
消費電流 :40 mA以下(12 V、25 ℃にて)
使用温度範囲 :-10 ~ +70 ℃
保存温度範囲 :-20 ~ +80 ℃
質量 :約80 g(取付ナット2個を含む)
信号ケーブル :MX-7100/7300/8100シリーズ信号ケーブル
保護等級 :IP67
適合規格 :CEマーキング対応
EMC 指令 2014/30/EU 規格 EN 61326-1
RoHS 指令 2011/65/EU 規格 EN IEC 63000

  

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小野測器について

1954年創業。電子計測機器の製造、販売ならびに各種エンジニアリングサービス事業を展開。創業同年には、 国内初となるジェットエンジンの回転数を計測する回転計を開発。自動車産業では二輪・四輪車、自動車部品、 その他建設機械、食品や医療検査等、幅広い分野において研究開発のサポートから製造工程での測定技術を提供。自動車メーカーHondaの第二期(1983-1992)F1レース活動において、V6ターボエンジンのベンチ試験用の操作システムを特注制作するなど、同社の優勝に技術面でサポート。その他、近年では電動車両(EV)開発支援 など、カーボンニュートラル社会実現のために新たなビジネス領域への参入を行っている。

  

  

  

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