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住友理工の防振ゴムが新型アルファードに採用

2023年11月27日

  

住友理工の防振ゴムが新型アルファードに採用
~シートレールマウントの採用で、より快適な乗り心地に貢献~

  

 住友理工株式会社(本社:名古屋市中村区、代表取締役 執行役員社長:清水和志)は、当 社のシートレールマウント(シート用防振ゴム)が、トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊 田市、代表取締役社長:佐藤恒治)とトヨタ車体株式会社(本社:愛知県刈谷市、代表取締役・ 社長:松尾勝博)の新型アルファード、ヴェルファイアに採用されましたことをお知らせいた します。

 ミニバンには、乗り心地性能向上のため、シートの振動を打ち消す防振部品が採用されてい ますが、これまでは全ての振動を打ち消すことはできていませんでした。
 この課題を解決するにあたり、新型アルファードでは、シートとボディの締結部(車両内側 前後に各 1 ヶ所)にシートレールマウント(シート用防振ゴム)を取り付け、シートに振動 を伝えない防振構造が採用されました。本構造はトヨタ自動車、トヨタ車体で初採用であり、 シートの振動を従来の 1/3 に低減し、快適な乗り心地の実現に貢献しています。

 また本製品は、従来の防振部品に比べ約 3 キログラムの軽量化を実現し、燃費の向上にも貢 献しています。車両性能・快適性向上に貢献したことが評価され、トヨタ自動車とトヨタ車体 より、技術賞を受賞しました。

 当社グループは、経営 Vision「2029 年 住友理工グループ Vision」にて、実現したい未来 社会像として、「自然と都市と人の空間が繋がる グリーンで快適な社会」と設定しています。 約 70 年にわたって培った防振技術をさらに進展させ、次世代モビリティ進化への対応と環境 配慮型製品の提供、そして安全・快適の提供拡大に向けた技術の進化・融合を推進してまいり ます。

  

<アルファードに搭載された住友理工 その他の製品>

■防振ゴム
エンジンマウント
サスペンション系防振ゴム(サスペンションブッシュ、コイルインシュレーター、ストラ ットマウント、スタビライザーブッシュ)

■ホース
燃料系ホース、オイル系ホース、エアコンホース

■制遮音品
エンジンカバー

■内装品
ヘッドレスト、アームレスト

■シール
コネクタシール、ワイヤーシール

  

住友理工について
住友理工は1929年に創業し、名古屋市中村区に本社を置くモノづくり企業です。2014年に東海ゴム工業から社名を変更しました。自動車(モビリティ)分野では、振動を制御する世界トップシェアの防振ゴムのほか、ゴム・樹脂ホースや、ウレタン製の制遮音品・内装品を製造。自動車部品の開発で培った技術を生かし、インフラ・住環境、エレクトロニクス、ヘルスケアの各分野でも事業を展開しています。世界20ヶ国以上に広がるグローバルネットワークを活用して、“Global Excellent Manufacturing Company”を目指しています。

  

リリースに関するお問い合わせ先
住友理工株式会社
広報IR部/〒450-6316 名古屋市中村区名駅一丁目1番1号 JPタワー名古屋
tel 052-571-0259 e-mail product.info@jp.sumitomoriko.com https://www.sumitomoriko.co.jp/

  

  

  

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