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新型「GLB」を発売【メルセデス・ベンツ日本】

2023年11月17日

  

新型「GLB」を発売

  

・ スポーティなエクステリアデザインを採用
・ 安全性や快適性を高めるアダプティブハイビームアシストを標準装備*1
・ 快適な乗り心地と軽快なハンドリングを実現するアダプティブダンピングシステム付
  サスペンションをオプション設定

 メルセデス・ベンツ日本株式会社(社長:上野金太郎、本社: 東京都品川区)は、新型「GLB」を発表し、メルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて本日より 発売します。

 GLBは、世界で持続的な成長を遂げるSUV市場において、すでに多くのラインアップを持つメルセデス・ベンツが、さらに多様なお客様のニーズに応えるべく投入した、 全く新しいモデルです。究極のオフローダーであるGクラスからインスピレーションを受けた、スクエアなエクステリアデザインと高い悪路走破性を持つ本格的なSUVでありながら、広い室内空間に7人乗車を標準とし、かつ日本の都市部でも取り回しのよいボディサイズを実現した「全てを備えた本格SUV」です。

 今回の新型「GLB」は、エクステリアデザインを刷新するとともに、ナビゲーションシステムをSクラス等に採用している最新世代にアップデートし、安全性や快適性を 高めるアダプティブハイビームアシスト等を全モデルに標準装備*1、快適な乗り心地と軽快なハンドリングを実現するアダプティブダンピングシステム付サスペンションやBurmester®サラウンドサウンドシステムをオプション設定しました。

 *1: GLB 180とGLB 200 d 4MATICに標準装備、GLB 180とGLB 200 d 4MATICのAMGラインパッケージ装着車には
   アダプティブハイビームアシスト・プラスを標準装備。

  

スポーティに刷新されたエクステリアデザイン

フロントデザイン






GLB 180とGLB 200 d 4MATICのフロントグリルにはメルセデス・ベンツのSUVに共通する特徴的なデザインのルーバーが装備され、AMGラインパッケージでは、クローム仕上げのダイヤモンドパターンが無数に散りばめられたシングルルーバーのフロントグリルを採用
SUVらしさを強調した新デザインのフロントバンパー
AMGラインパッケージでは、下部に広がる台形とその両サイドにも大きく開口するようなデザインを採用することで、よりアグレッシブかつパワフルなフロントバンパー
よりシャープな印象を与えるヘッドライトデザイン

  

リアデザイン

スポーティかつ安定感のあるリアビューを演出する新デザインのリアディフューザー
LEDリアコンビネーションランプのデザインを変更し、よりシャープな印象を与えるリアデザイン

  

 GLBのホイールデザインを全て刷新し、足元をスポーティに演出するアルミホイールを採用しました。GLB 180とGLB 200 d 4MATICの標準仕様には18インチアルミホイール、 AMGラインパッケージには20インチAMGアルミホイールが装着されます。

 外装色に新色「スペクトラルブルー」「ローズゴールド」を追加しました。

  

より直感的な操作が可能なステアリングホイールを採用したインテリア

 インテリアには、新世代のステアリングホイールを採用し、オプションのAMGラインッケージを選択すると、3本のツインスポークにより近未来的なスポーティさを演出しています。ナビゲーションやインストルメントクラスター内の各種設定や安全運転支援システムの設定を手元で完結できる機能性も有しています。従来はタッチコントロールボタンへの接触やステアリングホイールにかかるトルクで判定していた、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック使用時のハンズオフ検知機能のために、新たにリムに静電容量式センサーを備えたパッドを採用しました。これにより、ステアリングホイールにかかるトルクがなくとも、ドライバーがステアリングホイールを握っていることが認識され、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックの使い勝手を向上しています。また、センターコンソールに設置していたタッチパッドを廃止し、すっきりとしたインテリアデザインになりました。

  

100%リサイクルから得られた原料を使用したシートを採用

 メルセデス・ベンツの「アンビション 2039」は、2039 年より新車の乗用車について、バリューチェーンとライフサイクルの全体でカーボンニュートラルな商品を投入する目標を設定しています。まずは、2020 年代末までに、新車における乗用車 1 台当たりの全ライフサイクルにわたる CO2排出量を 2020 年比で少なくとも半減させることを実現すべく、そのための対策の 1 つが、リサイクルから得られる原材料を採用しています。新型 GLB の設計においても、使用するすべての材料について見直し、より持続可能な代替品が使えないか検証が行われました。レザーARTICO/ファブリックのシート中央部には、100%リサイクルから得られた原料を使用したファブリックを採用しています。レザーRTICO/MICROCUT の場合、この比率はシート表面で 65%、内部材料で 85%となっています。

  

最新世代のMBUX(メルセデス・ベンツ ユーザーエクスペリエンス)を標準装備

 新型GLBに最新世代の対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備しました。ボイスコントロールは「Hi, Mercedes(ハイ メルセデス)」をキーワードとして起動します。音声認識機能は多くのインフォテインメント機能(目的地入力、電話通話、音楽選択、気象情報)に加え、クライメートコントロール、各種ヒーター、照明など多様な機能にも対応しています。また、音声認識だけではなく、タッチスクリーン、ステアリングホイールにあるタッチコントロールボタンでも様々な操作をすることができ、ドライバーの好みや運転状況に応じて使い分けることが可能です。また、メルセデス・ベンツの最新世代のナビゲーションシステムとMBUX AR (Augmented Reality = 拡張現実)ナビゲーションをオプション設定しました。従来、目的地を設定して行先案内をする場合、地図上に進むべき道路がハイライトされますが、新型では、それに加えて、車両の前面に広がる現実の景色がナビゲーション画面の一部に映し出され、その進むべき道路に矢印が表示されます。

  

AMGラインパッケージにアダプティブダンピングシステム付サスペンションと
スポーティーエンジンサウンドを追加

 オプション設定のAMGラインパッケージに、各輪のダンピングを最適に連続可変させることで快適な乗り心地と軽快なハンドリングを実現するアダプティブダンピングシステム付サスペンションと、走行状況に合わせたエンジンサウンドを演出する「スポーティーエンジンサウンド」*2を追加しました。アダプティブダンピングシステム付サスペンションは、走行状況や道路状況、速度に応じて、エンジン、トランスミッション、ステアリング特性等を加味してダンピングを連続可変させます。また、ダイナミックセレクトスイッチにより、Comfort、Sport、Sport+の3つのモードを選択することが可能で、SportとSport+では減衰特性を固めに設定することで高速走行時でも安定したコーナリングなどスポーティなドライビングを楽しむことができます。一方Comfortでは、路面の凹凸を感じさせない快適な乗り心地をご提供します。
 *2:GLB 200 d 4MATICのみに設定。

  

安全性や快適性を高めるアダプティブハイビームアシストを標準設定*3
Burmester®サラウンドサウンドシステムをオプション設定

 交通状況に応じてハイビームとロービームを切り替え、ヘッドライトの照射範囲を自動で調整し、あらゆる状況下において常に最大限の視界を確保するライトシステム 「アダプティブハイビームアシスト」を標準装備*3しました。また、Burmester®サラウンドサウンドシステムをオプション設定し、心地よいサウンドをお楽しみ頂けます。
 *3: GLB 180とGLB 200 d 4MATICに標準装備、GLB 180とGLB 200 d 4MATICのAMGラインパッケージ装着車
   およびにはアダプティブハイビームアシスト・プラスを標準装備。

  

パワートレイン

 GLB 180に搭載される「M282」エンジンでは、「デルタ形シリンダーヘッド」が採用され、その名のとおり、シリンダーヘッドが三角柱を横に寝かした形状となっています。通常のシリンダーヘッドに比べると、装着時の高さがある一方、幅や重さが小さくなり、軽量化、省スペース性能が向上しています。

 この高圧縮比 4 気筒エンジンは、ノイズの低減に力を注ぎました。吸気ダクトにヘルムホルツ共鳴器を採用、触媒コンバーターには遮音シールを施したほか、カバーもノイズ低減の役目を持たせています。

 GLB 200 d 4MATICに搭載される「OM654q」は、最高出力 150PS(110kW)、最大トルク320N・m と、コンパクトなボディを力強く加速させる性能を有しながら、低振動で高い静粛性を両立させています。

 シリンダーピッチを90mm、シリンダー間の厚みを8mmとして、全長をコンパクトにまとめたシリンダーブロックは軽量化のためにアルミニウム製となっている一方、ピストンはスチール製となります。この熱膨張率の異なる素材を採用することで40%以上摩擦を低減しています。また、シリンダーウォールにスチールカーボン材を溶射コーティングする「NANOSLIDE®」摩擦低減加工を施しています。

 ターボチャージャーは可変タービンジオメトリーを採用しており、低回転域から高回転域まで全域でトルクフルな加速を可能にしています。

 ピエゾインジェクターを使用した、コモンレールダイレクトインジェクションシステムは最大圧力2,050barまで高められています。また、冷却された高圧EGRと低圧EGRを 組み合わせた「マルチウェイ排出ガス再循環(EGR)」を搭載しており、燃焼の最適化を図り、後処理を行う前の段階で窒素酸化物を低減します。

 排出ガスの浄化システムはエンジンに近接し搭載されたことで、排出ガスの温度低下による浄化効率の低下を防ぐことを可能にしています。ターボチャージャーから出た排出ガスは、まず酸化触媒へ送られた後、AdBlue®が添加されます。下流のsDPF(DPF with SCR Coating : 選択触媒還元法コーティング付粒子状物質除去フィルター)で粒子状物質の捕集と窒素酸化物の低減を行った後、SCR触媒でさらに窒素酸化物の処理を行います。その後、SCR触媒でさらに窒素酸化物の低減を行うと同時に、余剰のアンモニアを処理するアンモニアスリップ触媒(ASC)を備えることで、運転状況が急激に変化した場合にもアンモニアが外気中に放出されることを防ぎます。

  

メーカー希望小売価格(消費税込み)は以下の通りです。

 *4: 上記のメーカー希望小売価格は、付属品価格、税金(消費税を除く)、保険料、登録に伴う諸費用を含まない車両本体価格です。
   また、「自動車リサイクル法」に基づく、リサイクル料金が別途必要となります。メーカー希望小売価格は参考価格です。
   価格は販売店が独自に定めておりますので、詳しくは各販売店にお問い合わせ下さい。

  

 なお、新型「GLB」各モデルには、新車購入から3年間、一般保証修理/定期メンテナンス(点検整備の作業工賃・交換部品)/24時間ツーリングサポート/地図データ更新が無償で提供される走行距離無制限の保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用されます。

 さらに、メルセデス・ケア終了後、有償の保証延長プログラムとして、一般保証および24時間ツーリングサポートを2年間延長する「保証プラス」と、4、5年目のメンテナンスサービスにおいて、初回車検時および4年目の点検や定期交換部品、消耗品の交換をパッケージでご提供する「メンテナンス プラス*5」をご用意しています。

 *5: 新車登録日から 59 ヶ月後の応当日の前日、または総走行距離 75,000km 到達時のいずれか早い時点で終了となります。

  


メルセデス・ベンツ GLB(AMGラインパッケージ装着車)

  

新型「GLB」に搭載される安全運転支援システムの詳細説明

「インテリジェントドライブ」
 マルチパーパスカメラとレーダーセンサーの働きにより周囲の交通状況を的確に把握します。



















アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック
 「アクティブディスタンスアシスト・ディストロニック」は、マルチパーパスカメラとレーダーセンサーにより、高速道路などの走行時に先行車を認識して、速度に応じて車間距離を調節します。減速が必要な場合、アクセルおよびブレーキを調整してスムーズに減速し、先行車が停止した場合は自車も停止します。

アクティブブレーキアシスト
 先行車や路上の物体などとの衝突の危険性を感知すると、ディスプレイ表示や音でドライバーに警告します。必要な場合はシステムが衝突を回避するために強力な制動力を発揮できるようブレーキ圧を高めます。

トラフィックサインアシスト
一般道や高速道路を走行中、カメラが制限速度などの標識を読み取り、ディスプレイに表示し、制限速度を超えた際には警告音を出してドライバーに注意を 促す機能も搭載します。

アクティブレーンキーピングアシスト
 フロントウインドウのマルチパーパスカメラが車線を検出し、フロントホイールが走行車線を越えたと判断するとステアリングを断続的に微振動させてドライバーに警告します。ドライバーが反応しない場合はステアリング補正によって車両を車線内に戻そうとします。なお、破線の車線走行時には隣車線の車両もしくは対向車と衝突の危険がある場合にのみ作動します。

ブラインド・スポットアシスト(降車時警告機能付)
 リアバンパーのレーダーセンサーにより、車両の斜め後ろのミラーで見えない死角エリアに車両や自転車がいることを警告します。また、エンジン停止から一定時間、障害物が後方から近づくと、サイドミラー外側の警告灯が点灯し、さらにドアを開けようとすると、警告音を発することで、死角から近づく障害物と、開けたドアが接触することを防止する「降車時警告機能」も付いています。

ドライバーを支援するその他のシステム









ドライブアウェイアシスト
 車両前方もしくは後方に障害物があり、その方向に進むギアを選択した場合、アクセルを強く踏んでも一定以上の速度が出ず、警告音によりドライバーに誤操作の可能性があることを警告します

*6: 停止した際に、一旦 P にシフトした後、D か R に入れる必要があります。通常走行中に停止し、
   P にシフトせずに再発進をする場合は、本機能は作動しません。
*7: 時速2km/hで走行し、警告にも関わらずドライバーがブレーキを踏まない場合は障害物に衝突します。
*8: 停止した際に障害物から 1m 以上離れている場合、本機能は作動しません。


アクティブパーキングアシスト
 一定速度以下で走行中、超音波センサーが左右の最適な駐車スペースを検出し、駐車スペースへの出入りの際にドライバーをサポートします。駐車スペースからバックで出る際に、後ろを横切るクルマを検知してドライバーに注意を促すとともに、必要に応じてブレーキを作動させる「リアクロストラフィックアラート」も装備しています。並列駐車および縦列駐車に対応します。

※本プレスリリースに記載されている仕様およびメーカー希望小売価格は、発表日時点の内容です。

  

  

  

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