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グローバルBASFシートデザインコンペティション 「sit down. move.」を開催【BASF】
2012年10月22日
● 自動車シートをテーマとしたグローバルデザインコンペティションを初めて開催
● 世界中からの応募作品を国際的な審査員が審査
● 安全性や機能性、軽量化などさまざまな要素を考慮したシートデザインを募集
BASF(本社 : ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、9月末に開催された パリ・モーターショー 2012において、 BASFで初めての試みである自動車シートをテーマとしたグローバルデザインコンペティションの開催を発表しました。このコンテストは、自動車デザインと自動車シートの快適性を追求し、BASFの素材を活用した自動車シートのデザインコンセプトを広く募集するものです。審査は、工業デザイナーであるコンスタンチン・グルチッチ氏、工業デザイナーでKEN OKUYAMA DESIGN代表の奥山清行氏、オートモーティブ・デザイナーのデーブ・リオン氏と、BASFのエンジニアリングプラスチック事業に携わる各地域の代表の計6名で行います。
グローバルBASFシートデザインコンペティション「sit down. move. 」(シット・ダウン・ムーブ)と題する本コンペティションは、BASFのグローバルシートコンピテンスチームが、デザイナーが関心を持つ素材の多くを保有・運用している、BASFのデザインユニットdesignfabrik®(デザインファブリック)とともに考案したものです。素材には、Ultramid®( PA )(ウルトラミッド( PA ))などの熱可塑性プラスチックやElastollan®(エラストラン)などの熱可塑性ポリウレタン、発泡ポリプロピレンを使った発泡体Neopolen®(ネオポレン)や芳香族ポリウレタンの Elastoflex® W(エラストフレックス W )だけでなく、トランスファーコーティング・システムのSteron®(ステロン)、天然繊維用バインダー Acrodur®(アクロデュア)、BASFの粉末射出成形技術であるCatamold®(キャタモールド)などがあります。
BASFは、自動車メーカーやお客様との共同事業を通して、すでに数種類の生産可能なシートの開発やシートデザインに関する研究を重ねており、BASFの素材がさまざまなシートの要件を満たす重要な役割を果たしています。昨今、自動車シートは、デザインと安全性、コスト面と機能、軽量化と省資源化、快適性と人間工学など、さまざまな要素を組み合わせなければならない複雑な材料システムとなっています。このような要件を満たす斬新なアイデア、コンセプトの提案を募集します。
入賞作品はジュネーブで発表
応募書類の提出期限は2013年1月30日(水)です。入賞作品3点とそのデザインコンセプトは、2013年3月に開催されるジュネーブ国際モーターショーで発表されます。賞金としてグローバル・アワード(1名)には6,000ユーロ、リージョナル・アワード(2名)には各3,000ユーロが贈られます。
コンペティションについての詳細は下記ウェブサイトまたはニュースリリース(pdf, 246 kb)の「別紙」をご参照ください。 www.designfabrik.basf.com/sitdownmove (英語)
報道用写真 : www.basf.com/pressphoto-databaseにアクセスし、”Keyword”で”Plastics”の項目を選ぶか、あるいは”Search term”で”sitdownmove”を検索語として検索してください。
BASFについて
BASF(ビーエーエスエフ)は世界をリードする化学会社「The Chemical Company」です。製品ラインは、化学品、プラスチック製品、高機能製品、農業関連製品、石油・ガスと多岐にわたっています。BASFは、経済的な成功、社会的責任、そして環境保護を同時に実現しています。また、BASFは科学とイノベーションを通して現代社会や将来のニーズを提示しながら、あらゆる産業のお客様を支援しています。BASFの製品とシステムソリューションは、資源の確保に貢献し、健康的で栄養価の高い食品を提供するとともに、生活の質の向上に寄与しています。BASFはこれらの活動を企業目標として「私たちは持続可能な将来のために、化学でいい関係をつくります」を掲げています。2011年の売上は約735億ユーロで、従業員数は約11万1,000人です。BASFの詳しい情報は、www.basf.com(英語)、newsroom.basf.com(英語)、www.japan.basf.com(日本語)をご覧ください。
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