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フォルクスワーゲンのビジネスクラス: 新型「Passat Variant」を世界初公開
2023年9月1日
フォルクスワーゲンのビジネスクラス:
新型「Passat Variant」を世界初公開
− 優れた空力デザイン、高い品質、新しい高効率駆動システムを備えた新世代モデルを発表
− 2種類の新しいプラグイン ハイブリッド ドライブにより、約 100km2の距離を電動モードで走行し、
初めて最大 50kW の出力で DC(直流)急速充電が可能
− フォルクスワーゲンのお客様からのフィードバックを反映して開発された大型ディスプレイと分かりやすい
メニュー構造を備えたコックピットを採用
− 広々としたスペース、高い防音性、新しいシート、オプションのアダプティブ シャシーコントロール
DCC Pro3による優れた走行快適性を実現
ウォルフスブルグ – フォルクスワーゲンは、完全に新開発された「Passat(パサート)」の最初の写真とスペックを世界初公開します。開発の焦点は、優れた空力デザイン、新しい高効率駆動システム、高い品質、そして数多くの新しいテクノロジーに当てられました。このニューモデルは、数日後にドイツのミュンヘンで開催される「IAA Mobility」(2023 年 9月 5 日~9 日)で、初めて一般公開されます。新型「Passat」は、多用途な「Variant(ヴァリアント)」モデルとして、2024 年第 1 四半期に発売される予定です。「Passat」は世界中で累計 3,400 万台以上が販売されており、その台数は「Beetle(ビートル)」を上回り、フォルクスワーゲンの中で「Golf(ゴルフ)」に次いで売れているモデルです。
完全に新設計、しかし典型的なパサート。クリーンでパワフル – そのデザインは明らかにパサートであり、明らかにフォルクスワーゲンでありながら、あらゆる観点から新しくなっています。この顧客志向のニューモデルは 3 種類の新しいプラグインおよびマイルド ハイブリッド ドライブと、5 種類のターボチャージャー付きガソリンおよびディーゼル エンジンから構成され、高い効率を特徴としています。静かで広々とした「Passat Variant」は、高レベルの走行快適性を提供し、オプションで新しいアダプティブ シャシー コントロール(DCCPro3)と新しい「ergoActive(エルゴアクティブ)」シート 3(空気圧によるポイントマッサージ機能付き)を選択することが可能です。完全に新開発され、デジタル化されたランドスケープ ディスプレイは、直感的に操作することができます。新型「Passat」は、オプションで自動駐車機能 4を利用したり、運転支援モード 4を有効にして長距離を走行したりすることもできます。
新型「Passat Variant」 |
2 種類の新しいプラグイン ハイブリッド ドライブ。フォルクスワーゲン ブランド技術開発担当取締役のカイ グリュニッツは、次のように述べています。「9代目“Passat”の革新的なテクノロジーは、最新の進化を遂げたモジュラー トランスバース マトリックス(MQBevo)をベースにしています。MQB evo のスケールメリットにより、フォルクスワーゲンは再び数多くのハイテク技術を民主化し、何十万人ものドライバーがそれらを利用できるようにしました。」システム出力 150kW(204PS) 1および 200kW(272PS) 1を発生し、完全に新開発された 2 種類のプラグイン ハイブリッド ドライブ(eHybrid)は、その好例です。容量 19.7kWh(ネット値)の新しいバッテリーと組み合わせることで、約 100km 2 の距離を電動モードで走行することが可能になりました。それにより、新型「Passat Variant」は、日常走行において、電気自動車として使用することができます。このニューモデルは、バッテリーを以前の 3.6kW ではなく、11kW の AC(交流)充電器で充電できるため、充電時間もさらに短くなっています。「Passat Variant eHybrid(パサート ヴァリアント e ハイブリッド)」は、DC 急速充電ステーションで、最大 50kW の出力で充電することもできます。さらに、電気駆動モーターと新しい高効率なターボチャージャー付きガソリンエンジン(1.5 TSIevo2)の組み合わせにより、総航続距離は約 1,000km 2に達します。
新しい 48V マイルド ハイブリッド。「Passat」に新たに搭載された 48V マイルド ハイブリッド ドライブ(110kW/150PS を発生する eTSI)1は、運動エネルギーを電気エネルギーに変換し、内燃エンジンを作動させないで「コースティング(惰性走行)」することが可能です。ラインナップには、150kW(204PS)1 および 195kW(265PS)1 を発生する 2 種類のガソリンターボエンジン(2.0 TSI)2 に 加 え 、90kW(122PS)1、110kW(150PS)1、142kW(193PS)1を発生する 3 種類のディーゼル ターボエンジン(2.0 TDI)も用意されています。すべてのエンジンは、標準でオートマチック ダイレクトシフト ギアボックス(DSG)と組み合わされます。出力 195kW と 142kW のバージョンには、「4MOTION」4 輪駆動システムが標準装備されます。他のすべてのモデルは前輪駆動です。
新しいランドスケープ ディスプレイ。フォルクスワーゲンは、上質なインテリアのデザインを全面的に見直しました。特に印象的なのは、ダッシュボードに配置され、スタイリッシュで機能的かつ進歩的な大型のランドスケープ(横長)ディスプレイです。その技術的なプラットフォームとして、MIB4 が搭載されています。最新世代の「モジュラー インフォテインメントマトリックス」により、このディスプレイはドライバーのニーズを完璧に反映した、直感的な操作が可能になっています。
駐車支援システム。新型「Passat Variant」は、新開発された最先端のアシスト システムを搭載して発売されます。その中でも、パークアシスト システムは新しい機能を提供します。このシステムは、オプションの「Park Assist Plus」 3、「Park Assist Pro」 3、および「ParkAssist Pro」 3 のメモリー機能から構成されます。「Park Assist Pro」 4 を搭載した新型「Passat Variant」は、スマートフォンを使用した遠隔操作で駐車スペースへの駐車/出庫が可能です。メモリー機能が付いた「Park Assist Pro」 4 が搭載されている場合、システムはリクエストに応じて最後に走行した 50 メートルを記録して保存することができます。車両が再び同じ位置、たとえば自宅の車庫の入り口に到達すると、駐車操作を自動で行うことをドライバーに提案します。また、駐車スペースから自動で出庫させることも可能です。
DCC Pro を世界初公開。アダプティブ シャシー コントロール DCC Pro3は、サスペンション テクノロジーをまったく新しいレベルへと引き上げています。ダイナミクスを最大化すると同時に、最高レベルの快適性を提供するこのシステムは、ミッドサイズクラスのあらたなスタンダードとなるものです。この機能は、フォルクスワーゲンで初めて採用された 2 バルブ技術によって可能になりました。10 個のチャンバーを空気圧で制御するポイントマッサージ機能を備えた「ergoActive Plus」シートも、優れた走行快適性に貢献します。新型「Passat Variant」は、ホイールベースが 50mm 延長され、リアシートの足元スペースも50mm 拡大されました。ラゲッジコンパートメントの容量は、最大 1,920ℓ で、ビジネスおよびレジャーに幅広く対応するオールラウンドなモデルとなっています。
1. | 量産に近いコンセプト車両。本車両はまだ販売されていません。 |
2. | 航続距離は、正味バッテリーエネルギー量(19.7kWh)を備えた「Passat Variant」の、最も航続距離に有利な装備バージョンを使用し、WLTP(乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験法)に従って、ローリングタイプのロードテストベッドで測定しました。実際の WLTP 航続距離の値は、装備バージョンによって異なる場合があります。実際の条件下における航続距離は、運転スタイル、速度、快適機能または補助装置の使用、外気温、乗員数/積載量、地形によって異なります。 |
3. | 装備バージョンによって異なるか、オプション装備です。 |
4. | ドライバーアシスト機能はシステムの制限内でのみ使用できます。ドライバーは、いつでもアシストシステムを無効にできるように準備しておく必要があります。これらのシステムは、ドライバーが十分な配慮と注意を払って運転する責任を免除するものではありません。 |
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