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アジア初の本格的なドライビングシミュレーターを用いたエンジニアリングサービスを行うS&VL、シミュレーション技術研究所及び事業連携に関して日本ミシュランタイヤとの基本合意を締結

2023年4月28日

  

アジア初の本格的なドライビングシミュレーターを用いた
エンジニアリングサービスを行うS&VL、シミュレーション技術研究所及び
事業連携に関して日本ミシュランタイヤとの基本合意を締結

  

プログレス・テクノロジーズグループ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役:中山 岳人)のグループ会社で、自動車関連の高度な実験・シミュレーションサービスを提供するS&VL株式会社(代表取締役:村松 英行、以下S&VL)は、ミシュランの日本法人である日本ミシュランタイヤ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:須藤 元、以下ミシュラン)と4月28日を発効日として基本合意書を締結したことをお知らせいたします。

日本ミシュランタイヤの群馬県太田サイトの敷地内に、S&VLが高性能なドライビングシミュレータ「DiM300」をコアとしたシミュレーション技術研究所(Simulation&Virtual testing Lab.)を設立し、シミュレーション・エンジニアリングサービスを提供してまいります。アジア域内に本社を置き、高性能ドライビングシミュレータをコアとしたシミュレーション技術の専業サービスを提供する企業としては、アジア初となります。


シミュレーション技術研究所に設置するドライビングシミュレータ「DiMシリーズ」

S&VLは、自動車を中心とする実験・シミュレーション技術を基盤としたサービスビジネスを提供する企業です。今回導入予定のドライビングシミュレータは、高度なリアルタイムシミュレーションとバーチャルテストの環境を提供し、自動車開発を効率化します。

研究所を開設することで、個々の企業が自社でドライビングシミュレータを導入・運用・維持するハードルを下げ、より多くの自動車関連企業の皆様に活用していただくプラットフォームが整います。S&VLが得意とするMBSE、MBD技術 (注1)のサービスと組み合わせることで、さらに大きな成果を見込むこともできます。

S&VL 代表取締役 村松 英行は次のように述べています。
「S&VLの実験・シミュレーションサービスを加速させるミシュランとのパートナーシップ締結を大変嬉しく思います。S&VLのメンバーは自動車業界でシミュレーション技術開発、実験技術開発に従事してきました。その強みを生かし自動車開発・部品開発におけるデジタル開発推進をサポートいたします。タイヤは自動車の性能にとって大変重要な部品です。S&VLが得意とする自動車のシミュレーション技術とミシュランの有する高いタイヤ技術を融合させ、お互いに高い付加価値のあるサービスを提供する目的で今回の基本合意に至りました。ミシュラン太田サイト内にシミュレーター設置場所の提供を受け、将来的には技術開発の協業体制も視野に入れています。」

注1:MBSEは、モデルを活用することで、より複雑な課題の解決にSEプロセス群を実行する活動。MBD(Model Based Development)はシミュレーション技術を活用した開発手法。

  

■ S&VL株式会社について < https://progresstech.jp/service/svl/ >
S&VLは、主に自動車メーカーやサプライヤー向けに実験・シミュレーション技術を基盤としたサービスを提供する企業です。社名はSimulation & Virtual testing Lab. の頭文字をとって命名しました。
最先端のドライビングシミュレータを活用して、バーチャルテスト環境の提供から、プラントモデルの開発、評価、開発プロセス改革の提案まで、ワンストップのソリューションを提供しています。豊富な現場経験に基づく実験技術を強みとし、バーチャル技術との組み合わせによって、開発効率の向上、製品品質の向上、開発期間の短縮といった製造業の課題を解決し、製品開発の進化を目指しています

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