ニュース

新しいGiuliaおよびStelvioの「Quadrifoglio 100th Anniversario」を発表 【Stellantisジャパン】

2023年4月20日

  

新しいGiuliaおよびStelvioの「Quadrifoglio 100th Anniversario」を発表
~ 1923年以来の伝説が再び ~

  

・アルファ ロメオは、ブランドの象徴であるクアドリフォリオの誕生100周年を記念し、新しいGiulia/Stelvio Quadrifoglio(ジュリア/ステルヴィオ クアドリフォリオ)を発表 ローンチ・エディション「Quadrifoglio 100th Anniversario(クアドリフォリオ100thアニヴェルサリオ)」は、それぞれ100台限定

・520PSにパワーアップした2.9リッターV6エンジンと、機械式のリミテッド・スリップ・ディファレンシャルは、先進の技術を最大限に駆使することで、エキサイティングなドライビングを実現。新しいアダプティブ・フルLEDマトリクス・ヘッドランプや、テレスコピックデザインの新型デジタル・クラスターメーターなど、多様なテクノロジーを採用

・アルファ ロメオの「チェントロ・スティーレ」でデザインされた記念のバッジや、ゴールドのブレーキキャリパーなど、モデル専用の特徴があらゆる場所に備わっています。グリルとミラーキャップには、ビジブル・カーボンを採用 インテリアは、新しい3D仕上げのカーボンを基調としたスポーティな雰囲気に包まれ、新しいビジブル・ゴールドステッチとダッシュボードの記念バッジがアクセント

・1923年4月15日に第14回タルガ・フローリオが開催され、今や伝説となっているクアドリフォリオバッジが初めてあしらわれたウーゴ・シヴォッチの操るツアラー「RL」が優勝

・それ以来、クアドリフォリオは、アルファ ロメオの遺伝子に組み込まれた「高貴なイタリアンスポーツ」のシンボルとなり、サーキットで活躍するマシンでも、パワフルで高級なロードカーでも、ブランドを代表するハイパフォーマンスカーとして採用

・100周年を迎え、新型クアドリフォリオを発表するにあたって、アルファ ロメオは伝説の始まりとなったタルガ・フローリオの地に戻り、シチリア島を舞台に撮影。伝統を語り継ぎながら、イタリアの「偉大な美しさ」を強調 100台限定のモデルによって、アルファ ロメオはクアドリフォリオの伝説に敬意を表し、このクルマの物語が始まったシチリア島のタルガ・フローリオ開催地において、記憶を永遠のものにした。

  

アルファ ロメオの永遠のシンボルとも言うべきクアドリフォリオは、第14回タルガ・フローリオに出場したレーシング仕様の「RL」でデビューしてから、2023年4月15日でちょうど100年が経過します。 この記念すべき特別な日に、アルファ ロメオは新型Giulia & Stelvio Quadrifoglio(ジュリア&ステルヴィオ クアドリフォリオ)の限定モデル、「Quadrifoglio 100th Anniversario(クアドリフォリオ100thアニヴェルサリオ)」を導入します。Giulia(ジュリア)とStelvio(ステルヴィオ)ともに各100台限定のアニバーサリー・エディションには、レーシングマシンと市販車に採用されてきた100年にわたる技術の研究が盛り込まれています。その象徴的なキャラクターと、純粋で高度な技術力が組み合わさり、それぞれのセグメントのトップに位置しています。さらに、クラス最高のハンドリングとパワーウェイトレシオを実現しており、ダイレクトでアルファ ロメオらしい、独自のドライビングエクスペリエンスを生み出します。記念のバッジをはじめ、多くの専用装備が備わり、また新しいアダプティブ・フルLEDマトリクス・ヘッドランプや歴史的な「テレスコープ」デザインの新しいフルデジタル・クラスターメーターなど、多くのテクノロジーが採用されています。
1世紀におよぶ純粋なスポーティネスを記念し、クアドリフォリオは発祥の地となったシチリア島に戻ります。伝統を語り継ぎながら、イタリアの「偉大な美しさ」と「メイド・イン・イタリー」に焦点を当てた記念撮影の舞台として、このシチリア島が選ばれたからです。クアドリフォリオの旅は100年経っても終わることはなく、過去の成功に敬意をもって変容を続け、明るい未来に向かっていきます。

伝説の原点
高貴なイタリアのスポーツ性のシンボルである伝説のクアドリフォリオは、アルファ ロメオの中でも最高のパフォーマンスを備えたモデルの代名詞であり続けてきました。それは、レーシングモデルでも、パワフルで高級なロードカーでも同様です。100周年を迎えた機会に、クアドリフォリオは記念仕様車として選ばれることになりました。この歴史あるロゴは、アルファ ロメオのチェントロ・スティーレによって現代風にアレンジされ、堅実性とエレガンスを保ったまま、ブランドの未来へと投影されます。そのカラーも現代的な色あいにアップデートされ、今や多くの人々の記憶に刻まれているアルファ ロメオの栄光あるマシンや、有名なレースでの勝利を連想させるものとなっています。
クアドリフォリオは、当初からアルファ ロメオのレースと物づくりの歴史に深く関係してきました。すべての始まりとなったのは、1923年4月15日に開催された、世界屈指の歴史ある自動車レースであるタルガ・フローリオの第14回大会でした。20世紀初頭は、この権威あるイベントにより、シチリア島は毎年1回、ヨーロッパで最も有名な「サロン」となっていました。信じられないほど苛酷で激しいこのレースは、当時のドライバーにとって非常に重要なイベントと位置づけられ、このレースによって特定のモデルやブランド全体が市場で躍進することもありました。そのため、1923年、アルファ ロメオはこのシチリア島でのレースを非常に重要視し、ツアラーである「RL」の特別仕様車を開発して、優秀なドライバーを採用しました。最終的に、当時の有力なドライバーだったウーゴ・シヴォッチがスキルと幸運の積み重ねによって勝利を収め、レースカーのフードにスポーティさを象徴するものとして選ばれたクアドリフォリオ(四つ葉のクローバー)がいっそう意味深いものになりました。この勝利により、アルファ ロメオは一躍自動車メーカーの最高峰に登りつめ、クアドリフォリオのシンボルはこのブランドの伝説的なマシンの数々にしっかりと結びつき、記憶に残るドライバーたちによる一連の晴れ舞台を用意することになりました。1925年のグランプリ初優勝を皮切りに、その後はミッレ・ミリア、タルガ・フローリオ、ル・マン24時間など、アルファ ロメオは世界のレースシーンを席捲しました。この幸運のシンボルは、やがて高級な市販車でも目につくようになります。実際、光沢のあるクアドリフォリオのバッジは、Giulia Sprint GT Veloce(ジュリア スプリントGTヴェローチェ)において市販車として初めて登場し、今日まで続く伝統を打ち立てました。こうしたモデルは、アルファ ロメオのラインナップの中で最もパワフルなバージョンで、スポーティなドライビングを愛する一般の自動車ファンのために設計されたものです。

高度な技術、520PSに引き上げたパワー、リミテッド・スリップ・ディファレンシャルによる技術的洗練性など、特別なスペックを盛り込んだ100台限定モデル
Giulia & Stelvio(ジュリア&ステルヴィオ)「Quadrifoglio 100th Anniversario(クアドリフォリオ100thアニヴェルサリオ)には、レーシングマシンと市販車に採用されてきた100年にわたる技術の研究が結実しています。V6エンジンは520PSにパワーアップし(欧州、英国、中国向け)、この特別なシリーズで初登場となる、機械式セルフロッキング・ディファレンシャルが組み合わされます。この重要な技術的装備は、Giulia GTAの設計経験から生まれた特別なチューニングにより、車の挙動とトラクションの向上、トルク伝達の最適化、コーナーでの安定性と俊敏性とスピードの向上に貢献しています。
ドライブシャフト、ボンネット、スポイラー、スカートにはカーボンファイバーを、エンジンにはアルミニウムなどの超軽量素材を使用することで、驚くほど軽くなった結果、クラス最高のドライビング・ダイナミクスを実現しています。Giuliaでは、アクティブ・エアロダイナミクスのためにカーボン製フロント・スプリッターが装備されており、作動時にはアンダーフロアを通過する空気の量を制御することで、安定性とパフォーマンスを高めます。さらには、アクラポヴィッチ社製エキゾーストシステムが独特なサウンドを響かせます。
強い個性の感じられるエクステリアでは、GiuliaとStelvioは「3+3」ヘッドライトを特徴とするこのモデルレンジ全体との連続性を保ちながら一新され、新しいアダプティブ・フルLEDマトリクス・ヘッドライトを採用しました。このヘッドライトは、防眩機能とアダプティブ・ドライビング・ビーム機能を備え、あらゆる状況で最適に照射しながら、エネルギーの節約、安全性の大幅な向上、ドライバーの目の疲れを軽減します。Giuliaには19インチ、Stelvioには21インチの光沢仕上げの5穴のスポーツ・アロイ・ホイールを採用し、新しい専用のゴールド・ブレーキキャリパーが装着されます。同じ貴重な色を用いたクアドリフォリオ100周年記念エンブレムが両車ともマッドガードに配置され、違いを際立たせています。さらにスポーティさを追加するために、GiuliaとStelvioのグリルとミラーキャップは、ビジブル・カーボンでできています。ボディカラーは、ロッソ・エトナ、ヴェルデ・モントリオール、ネロ・ヴルカーノの3種類が用意されます。
インテリアにおいても同様に、スポーティなフィーリングを醸し出しており、ブラックとアルカンターラレザーのエクスクルーシブな組み合わせに高級感のあるゴールドステッチが施され、インストルメントパネル、センタートンネル、ドアパネルには、リアル・カーボンによる革新的な3D仕上げが用いられています。ダッシュボードには、金色に輝くクアドリフォリオの横に「100」という数字が特別にステッチされています。ステアリングホイールは、レザーとアルカンターラで仕上げられ、ブラックのステッチとカーボンファイバーのインサートがあしらわれています。
エクスクルーシブな外観、テクノロジー、車載コネクティビティなど、あらゆる特徴がアルファ ロメオの独特なドライビングエクスペリエンスを高めています。歴史的な「テレスコピック」デザインを採用した新しいインストルメントパネルも同様で、初めて登場したフルデジタルの12.3インチTFTスクリーンでは、あらゆる車両情報と自動運転技術に関するパラメータにアクセスすることができます。アルファ ロメオの全レイアウトに設定されているEvolved(エボリューション)、Relax(リラックス)、Heritage(ヘリテージ)の3つのレイアウトに加え、このクアドリフォリオでは独特な「Race(レース)」の設定が初めて登場します。

この「Race」レイアウトでは、ドライバーが把握しておきたい基本情報(レブカウンター、スピードメーター、マニュアル走行時のシフトランプなど)がセンター画面に集められます。また、レイアウトをカスタマイズし、瞬時のパフォーマンスなどの追加情報をサイドダイヤルに配置することもできます。

2023年4月13日 トリノ発
※上記は、イタリア本国のリリースを意訳したものです

  

  

  

Stellantis ジャパン株式会社 ホームページはこちら

キーワードをクリックして関連ニュースを検索

#Stellantis ジャパン
#2023年4月20日