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2012年度グッドデザイン賞を受賞【デンソー】

2012年10月2日

㈱デンソー(本社:愛知県刈谷市、社長:加藤 宣明)は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2012年度グッドデザイン賞において、QRコードなど4点がグッドデザイン賞を受賞しました。当社のグッドデザイン賞受賞は1976年に初めて簡易無線装置で受賞して以降、累計113件となります。また、1992年から21年連続受賞しています。

今回のグッドデザイン賞受賞内容は以下の通りです。


製品の特徴と受賞の評価内容

QRコードは、94年の発表以来、その高い読み取り速度・認識精度から世界標準として採用され、今では携帯電話のカメラでコードを「撮る」ことなど、新たなコミュニケーションの方法を生み出しています。
デザインを通じて多様な展開にチャレンジし、早くからパブリックドメインとした先見性と、日常生活の中にさりげなく入り込んだ「仕組み」のデザインとして評価されました。

エクセレントナビは、スマートフォンとナビゲーションシステムをBluetooth通信でつないで、ナビのパネルでアプリを操作できるなど、システムとしてのスムーズな機能拡張性と、右端にあるダイアルなど、ユーザーインターフェイスが工夫されている点が高く評価されました。

アクア用メーターは、エコカーのメーター表示として、バッテリーの放電と回生などハイブリッドシステムの状況や、エコジャッジ機能およびエコウォレット機能の表示を、ドライバーに分かりやすくかつ楽しく伝わるようにデザインされています。
メーターの遠視点表示はとても見やすく、運転時の視点移動を最小限に抑えるため、インパネ中央に配されているメーターのポジショニングも、その意図を明快に体現していると感じられ、全体として簡潔で分かりやすい点が評価されました。

“仕組み”という分野で受賞した「次世代開発のためのクリエイティブコミュニケーションによるモノづくりプロセスの変革」は、従来型の効率を求めたモノづくりプロセスではなく、オープンな環境で世の中の変化をいち早く察知している社会の有識者とともに社会的価値の観点でモノ・サービスを創造するという「開発プロセスそのものをデザイン」するものです。
デザインの持つ本質的な価値や可能性を認識し、デザインマインドを根付かせる活動のひとつとして評価されました。

参考

QRコード


エクセレントナビ NHZD-W62G


アクア用メーター


グッドデザイン賞とは

公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨制度です。「優れたデザイン」を選ぶことにより「生活と産業活動を推し進めていく」という役割を持ち、50年以上の歴史の中でこれまでに積み上げられてきたグッドデザイン賞は38,000点に及びます。



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