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ローデ・シュワルツとLöhnert社、ロボットをベースとした車載用レドームやバンパのEOL測定ソリューショ ンを発表
2022年12月8日
ローデ・シュワルツとLöhnert社、ロボットをベースとした車載用レドームや
バンパのEOL測定ソリューショ ンを発表
パートナー企業のLöhnert Elektronik社とともに、ローデ・シュワルツは定評あるR&S QAR50をもとに、バンパー生産におけるレーダー透過性テストのための完全自動ターンキー・ソリューションを発売しました。このR&S QAR50-Rの軽量でコンパクトなセットアップによって測定アンテナの精密な位置決めが容易になり、実用性の高いテストをより高速かつ高確度に行えます。そのため、スループットや歩留まりが高まるとともに、バンパなどのエクステリア部品のEOL(エンド・オブ・ライン)測定においてさまざまなDUT(非試験デバイス)に対応するための柔軟性も増します。
キャプション: このR&S QAR50に基づく高度に統合された測定ソリューションは、高精度な測定と最大限の 柔軟性が際立った特長となっています。
R&S®QARとR&S®QAR50のイメージング能力は、バンパー全体を高い信頼性で高確度にテストできます。そして、各計測器は車載用レドームや自動車の小さなエクステリア部品の測定に最適化されています。しかし、バンパーやより大きなエクステリア部品の測定には、そのサイズゆえに特別な困難がともないます。そのため、これまでは複雑で物理的に大きな部品を生産現場で測定するのが課題となっていました。こうした課題に対するもっと進んだソリューションをご提供するために、ローデ・シュワルツとLöhnert Elektronik社はあらゆる形態・形状の車載用レドームを測定できる新しいターンキー・ソリューションを開発しました。
R&S QAR50車載用レドーム・テスタをベースとしたR&S QAR50-Rは、DUTの無線送信や送信位相、反射を測定可能です。同計測器は、電子式フォーカス機能の採用により、精度と確度に対する生産環境での最も高い要求にさえ応えるものとなっています。また、オプションの認定検証セットを利用すれば、レドームやバンパーのメーカーは国内/国際規格にまでいたる測定結果のトレーサビリティも実現できます。
R&S QAR50-Rは、標準的な6軸ロボットに搭載できるようコンパクトさと軽量性を特に重視して設計しました。この設計から、R&S QAR50-Rは市販される他のテストシステムでは対応できないような位置にも配置可能となっています。
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北米:Dominique Loberg(電話:+1 503 523-7951、email:Dominique.Loberg @rsa.rohde-schwarz.com)
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ローデ・シュワルツについて
ローデ・シュワルツは、より安全に“つながる”社会の実現に向けた基盤を整えようと取り組む先駆的企業のなかでも、特に技術指向のグループとして、試験・計測などを始めとする技術システムやネットワークおよびサイバーセキュリティにおけるトップレベルのソリューションを提供しています。設立から85年以上にわたり、世界中の産業界や行政機関のお客様の信頼できるパートナーとして歩んできました。そのローデ・シュワルツでは、2021年6月30日現在、全世界で約13,000名の従業員が活躍しています。2020/2021会計年度(昨年7月から本年6月まで)には独立した企業グループとして23.4億ユーロの売上を達成しました。本社はドイツ・ミュンヘンに構えています。
R&S®はRohde & Schwarz GmbH & Co. KGの登録商標です。
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