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ポルシェがスーパー耐久シリーズ最終戦で2クラスを制覇

2022年12月2日

  

ポルシェがスーパー耐久シリーズ最終戦で2クラスを制覇

  

ポルシェセンターを母体とする2チームが優勝

ポルシェジャパン株式会社(本社:東京都港区)のポルシェ正規販売店を母体とする2チームが2022年11月27日(日)に、鈴鹿サーキットで行われた2022年スーパー耐久シリーズ最終戦の第7戦において、クラス優勝を果たしました。

FIA GT3のレギュレーションに準拠した車両で争われるスーパー耐久シリーズのトップカテゴリー、ST-Xクラスではポルシェセンター岡崎を運営する株式会社ナインによる「Nine Racing」の911 GT3Rが今シーズン2勝目を挙げて、シリーズ年間ランキングで3位を獲得しました。そして世界的な盛り上がりを見せる、FIA GT4のレギュレーションに準拠した車両で争われるST-Zクラスでは、ポルシェセンター青山、ポルシェセンター目黒、ポルシェセンター銀座、ポルシェセンター高輪、ポルシェスタジオ銀座を運営するEBIグループによる「Porsche Team EBI WAIMARAMA」が、今シーズンから導入したポルシェの新しいGT4マシン、718ケイマン GT4 RSクラブスポーツにて初優勝を果たしました。

Nine Racingの911GT3 RSは、決勝レースを2番グリッドからスタートするも接触により4位まで順位を落としますが、5時間レースが中盤に差し掛かるころにはトップに立ち、そのまま最後までポジションを守り切り、前戦に続いて見事2連勝を飾りました。チーム代表兼ドライバーを務め、スーパ-GTのGT300クラスにも参戦する永井宏明選手は「今シーズンは開幕戦でつまずきましたが、岡山、鈴鹿の2連勝を含めて5回表彰台に立てたことで911 GT3Rの強さを示せた満足いくシーズンに出来たと思います。2022年シーズンも応援ありがとうございました」と語りました。

ST-ZクラスのポールポジションからスタートしたPorsche Team EBI WAIMARAMAの718ケイマン GT4 RSクラブスポーツは、ドライバー登録規則による60秒のペナルティストップをレース序盤に消化したことから、一時はクラス最下位まで後退します。幾度かセーフティーカーがコースインする荒れた展開の中、徐々に順位を上げてクラストップに返り咲きます。終盤にはライバルに先行されますが、レース終了まで30分弱となる頃再びトップに立ち、記念すべき718ケイマン GT4 RSクラブスポーツの国内レース初勝利を記録しました。チーム代表兼ドライバーで、スーパーGTをはじめ様々なカテゴリーに参戦してきた山野直也選手は「今シーズンは初戦からニューモデルを投入し随所でパフォーマンスの高さを発揮できていたものの、決勝レースでは上手く噛み合わず何度も表彰台を逃してしまいました。しかしながら、鈴鹿サーキットのコースレイアウトはパワーアップしたエンジン特性とダウンフォースが増したエアロダイナミクスの恩恵が大きいことから、予選から決勝まで同クラスのライバルよりも終始最速タイムを叩き出し、有終の美を飾ることができました」とコメントしています。

今回優勝を果たした2台のポルシェには、ポルシェジャパンが2009年から実施している若手ドライバー支援のためのスカラシッププログラム出身のドライバーが、ステアリングを握っています。911GT3 Rをドライブする上村優太選手は、2017年から2シーズンをポルシェジャパンジュニアドライバーとしてポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)で戦い、その後もPCCJやスーパー耐久シリーズ、GTワールドチャレンジアジアなどで活躍を見せています。718ケイマン GT4 RSクラブスポーツをドライブする大草りき選手は、2020年にポルシェジャパンジュニアドライバーに選出され、同年のポルシェスプリントチャレンジジャパン(PSCJ)に718ケイマンGT4クラブスポーツで参戦。2021年はPCCJにステップアップし、プロクラスにエントリーしました。Porsche Team EBI WAIMARAMAには、2021年に加わり718ケイマンでのスーパー耐久シリーズ参戦は2シーズン目となります。大草選手は2022年、スーパーGTのGT300クラスでデビューし、ルーキーながらドライバーズランキング3位を獲得しています。

 

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