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Audi RS Q e-tron E2、初の耐久テストを実施(ドイツ本国発表資料)

2022年9月23日

  

Audi RS Q e-tron E2、初の耐久テストを実施(ドイツ本国発表資料)

  

 第2世代モデルをモロッコの険しい地形でテスト
 6人のドライバーとコドライバー全員が車両の開発に貢献
 9日間のテストで4,218kmを走行

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(ドイツ本国発表資料)
2022年9月21日、ノイブルク アン デア ドナウ:Audi Sportは、新型Audi RS Q e-tron E2の大規模なテストを2022年9月にモロッコで行い、参戦に備えて順調に準備を進めています。マティアス エクストローム / エミール ベリークヴィスト、ステファン ペテランセル / エドゥアール ブーランジェ、カルロス サインツ / ルーカス クルスの6人のドライバーとコドライバー全員が、厳しいコンディションの中で行われたテストで、第2世代へと進化を遂げたこのモデルの優れたパフォーマンスを確認しました。

  

トラックオペレーションズ プロジェクトリーダー アルナウ ニウボ ボッシュは、次のように述べています。「私たちの計画は、ドライバー/コドライバーの各ペアが、テスト車両でそれぞれ3日間走行し、合計で9日間のテストを行うことでした。その主な目的は2つあります。ダカールラリーに向けてさらに第2世代のモデルを進化させること。そして、各チームに新しい車両に慣れてもらうことです。軽量化により、サスペンションセットアップに新たな可能性が生まれたため、このメリットを活用したいと考えています。すべては順調に進んでおり、システムを含めた電気駆動も、1年前のテストよりもスムーズに機能しています」

モロッコにおいて、Audi Sportビークル オペレーションズ責任者 ウヴェ ブリューリングは、チームと共に、非常に厳しいコンディションの中でテストを実施しました。ブリューリングは、次のように説明しています。「40℃に近い極端な気温の中では、車両だけでなく乗員も限界に追い込まれます。さらに気温だけでなく、テストコースも非常に過酷で、テクノロジーに大きな負担がかかります。しかし、今回のテストで車両が走行不能に陥ることはなく、発生したのは修理が可能なマイナートラブルだけでした」

Audi Sportのすべてのドライバーとコドライバーは、電動駆動システムを搭載したこのプロトタイプの軽量化に驚きの声を上げています。カルロス サインツは、次のようにコメントしています。「軽量化だけではなく、その配分も改善されています。その結果、ドリフト傾向が少なくなり、より俊敏でコントロールしやすくなっています」。ステファン ペテランセルは、次のように述べています。「長い高速コーナーを走行するときに、遠心力が少なくなっています。そのため、コーナー内側を容易にキープして走行することが可能です。また、シートポジションも以前よりも良くなっています」。サーキットとラリークロスで成功を収めているマティアス エクストロームは、オフロードラリーの世界ではまだ新人ですが、ダカールラリーで優勝経験のある2人のドライバーからテクニックやノウハウを学びながら、彼の知識をチーム全体と共有しています。エクストロームは、次のように語っています。「カルロスとステファンの経験は、セットアップに非常に役立ちます。重要なのは、アスファルトコースでのラップタイムを追求することではなく、挙動を予測することができるセットアップに仕上げることです。今回のマシンは、軽量化に加えて、エアロダイナミクスも明らかに改善されています。特に高速走行でプラスの効果を感じることができます」

Audi Sportのエンジニアは、開発作業において、ドライバーのコンディション以外のことにも目を向けています。3人のコドライバーも、最適化されたコックピットの操作環境の恩恵を受けています。エミール ベリークヴィストは、次のようにコメントしています。「複雑なシステムを、もっとシンプルに操作できれば良いと思っていたところ、最新の進化でこれが達成されました。状況によっては、手動操作なしに、システムが危険な状況に対応できるようになりました」。ルーカス クルスは、次のように付け加えています。「コックピットのエルゴノミクスが改善され、さまざまなコントロールが論理的に再構築されました。これにより集中力が高まり、本来の仕事であるナビゲーションにより多くの時間を割くことができます」。エドゥアール ブーランジェは、もう1つの重要な側面に関して、次のように述べています。「車重が軽いということは、ダンパーのセットアップも従来のマシンよりも快適に設定できることを意味しています。私たちは、コックピットで長い時間を過ごし、何時間も集中力を保たなければなりませんので、これは重要なことです」

Audi Sportは、今回モロッコで実施された9日間のテストで合計4,218kmを走行しました。既に行われたヨーロッパでのテストと合わせると、Audi RS Q e-tron E2の総走行距離は6,424kmに達しています。しかし、チームは休むことなく、厳しい試練に立ち向かいます。マティアス エクストローム / エミール ベリークヴィスト、ステファン ペテランセル / エドゥアール ブーランジェ、カルロス サインツ / ルーカス クルスは、10月1日から6日までモロッコ南西部で開催されるモロッコラリーに参戦。その変化に富んだ地形は、ダカールラリーの準備には理想的な舞台です。

※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。

  

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関連サイト
ドイツ本国発表資料 – First endurance test for the Audi RS Q e-tron E2(英語版)

  

  

  

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