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TRW、統合ブレーキ・コントロール(IBC)システムを公開【TRW】

2012年9月21日

米国ミシガン州ロックタウンシップ(2012年9月17日)-世界有数の自動車部品メーカーで、アクティブセーフティ(予防安全)・パッシブセーフティ(乗員安全)システムの世界的リーダーであるTRWオートモーティブ・ホールディングス(本社:米国ミシガン州リボニア、以下TRW)は、ミシガン州ロックタウンシップで開催されたイベントにおいて、革新的な最新ブレーキシステム、統合ブレーキ・コントロール(IBC)システムを公開しました。バキュームシステムに依存しないTRWのIBCは、機能性の向上と同時にブレーキシステムの簡素化を実現します。

IBCは、バキュームブースター、関連ケーブル、センサー、スイッチ、電子コントローラーからなる横滑り防止装置(ESC)システムに加え、低バキュームまたは非バキューム構成に求められるバキュームポンプに代わる機能を単一のユニットに統合したブレーキシステムです。IBCシステムの中核となるアクチュエータは、超高速作動ブラシレスモーターによって駆動します。アクチュエータをモニタリングするロータリーエンコーダーは、回転数、回転速度、位置に関するデータをコントロールECUに提供します。また、IBCシステムには、従来の油圧式ブレーキと同じ動作感覚を維持したままで、ドライバーによるブレーキ動作を電子信号でシステムに伝達するように設計された個別の油圧回路も実装されています。

さらに、IBCは従来のESCシステムと比較すると、パッケージングと重量の面で大幅な減量化を実現しています。従来のコンポーネントセットが7kgであるのに対し、IBCの重量は4kg以下とシステムが軽量化されています。TRWのIBCは、2016年モデルの生産に合わせて提供を開始する予定です。

TRWのブレーキングエンジニアリング部門副社長であるジョセフ・ピッケンハーン(Josef Pickenhahn)は次のように述べています。「TRWがIBCの技術を1年前に発表して以来、お客様から非常に高い関心を得ており、複数の欧州大手自動車メーカーと開発契約を結んでいます。IBCシステムは卓越したブレーキ性能が特長で、例えば、レーダーやカメラなど次世代の運転支援システムと組み合わせることによって、自動緊急ブレーキ(AEB)など様々な機能を提供することが可能になります。特に、ユーロNCAP(欧州の安全性能評価基準)における5つ星の最高評価や米国衝突試験のトップセーフティピック(Top Safety Pick)の取得要件が厳格化され、このような安全機能の重要性がますます高まっている現在、TRWのIBCは最高の次世代ブレーキソリューションであると自負しています。IBCでは、ブラシレスモーターによって非常に優れたブレーキ性能とESC能力が実現されています。ブラシレスモーターによって非常に高い圧力上昇率が実現され、最終的に150ms未満での1G減速が可能となります」。

TRWについて

TRWオートモーティブは世界有数の自動車部品サプライヤー。ニューヨーク証券取引所上場。米国ミシガン州リボニアを本拠とし、子会社を含め26カ国で事業を展開する。従業員数は世界で約60,000人。主要製品は、車両コントロールシステム、ドライバーアシストシステム、ブレーキシステム、ステアリングシステム、サスペンションシステム、セーフティシステム(シートベルトおよびエアバッグ)、電子部品、エンジンコンポーネント、ファスナー部品など、この他アフターマーケットの交換部品と各種サービスの提供も行っている。2011年度の売上高は162億ドル。日本国内では、TRWオートモーティブジャパン株式会社として事業を展開、主要日本自動車メーカーに製品を提供している。
同社に関する詳細な情報は、Webサイトhttp://www.trwauto.co.jp/でもご覧いただけます。


本プレスリリースにおける「TRWオートモーティブ」、「TRW」、「当社」などの文言は、別途記載がない限り、すべてTRWオートモーティブ・ホールディングスとその子会社を指します。


*本リリースは、9月17日(現地時間)に米国ミシガン州ロックタウンシップで発表されたリリースの日本語版です。



お問い合わせ先 : taj-info@trw.com



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