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「自動車タイヤ国産第一号」が重要科学技術史資料として登録【住友ゴム工業】

2012年9月14日

住友ゴム工業㈱が1913年に生産した「自動車タイヤ国産第一号」が、その歴史的価値を高く評価され、このたび独立行政法人国立科学博物館から「重要科学技術史資料」(愛称「未来技術遺産」)として登録されました。

国立科学博物館では、「科学技術の発達史上重要な成果を示し、次世代に継承していく上で重要な意義を持つ科学技術史資料」及び「国民生活、経済、社会、文化の在り方に顕著な影響を与えた科学技術史資料」の保存と活用を図るとともに、科学技術を担ってきた先人たちの経験を次世代に継承していくことを目的として、重要科学技術史資料の登録制度を平成20年度より実施しており、これまでに92件の資料が登録されており、今回新たに当社を含む21件の資料が登録されました。


<選定理由>
1913年、住友ゴム工業の前身であるダンロップ護謨(極東)株式会社は神戸にて自動車タイヤの生産を開始した。このころ、自動車用のタイヤは日産25~26本で、極めて手作り的色彩の強いものであった。製法は「ファブリックタイヤ」、あるいは「キャンバスタイヤ」と称してゴム引きした布を重ね合わせるやり方であった。国産第一号の自動車タイヤとして貴重である




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