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積荷搬送装置付運搬車「スライドデッキ」の新モデルを発売【新明和工業】

2022年8月30日

  

積荷搬送装置付運搬車「スライドデッキ」の新モデルを発売
- 低床化・軽量化により木質バイオマスなど軽比重物の大量輸送に貢献 -

  

新明和工業株式会社(本社:兵庫県宝塚市、取締役社長 五十川 龍之)は、積荷搬送装置付運搬車「スライドデッキ」の新モデル40ftコンテナ仕様を8月30日に発売します。

積荷搬送装置付運搬車「スライドデッキ」は、床面に敷き詰めたレールユニットを後方へスライドさせることにより、木質バイオマスなどの積荷を、荷台を傾倒させることなく排出可能なことが特長です。これにより、屋内や不整地などダンプトラックでの作業が制限される場所での積荷の排出をより安全に行うことができます。

新モデルは従来モデルに比べ、低床化により荷台容積を約3.2m3拡大したほか、標準仕様で約600kgの軽量化を図り、積載重量の増加も実現しました。
また、軽量化によりエアサス・車軸自動昇降装置(リフトアクスル)仕様コンテナ積載セミトレーラにも搭載可能とし、ランニングコストの低減に貢献します。
さらに、油圧ユニットを薄型化することにより、セミトレーラシャシのクロスメンバや補器類との干渉がなくなり、同種コンテナの搭載で必要とされていたシャシ改造を不要としました。



車両写真はオプション仕様を含みます。
コンテナ積載セミトレーラは別途手配が必要です。
トラクタは専用の油圧架装が必要です。

積荷搬送装置付運搬車を開発から製造まで行う唯一の国産メーカーである当社は、今後も市場のニーズに応える新製品を開発することでラインアップを拡充し、お客様にとってより価値のある製品の提供に努めてまいります。

  

1.スライドデッキの仕組み

油圧シリンダーを利用して前後に可動するので、逆スライドで積込みも可能です。



(上図のレール断面は標準レールです。床面が平らなフラットレールもオプション選択可能です。)

  

2.特長

(1) 低床化により荷台容積を拡大
床面構造の見直しにより低床化を実現。従来モデルと同じ全高で容積を約3.2m3拡大。

(2) 軽量化により積載重量を増加
従来モデルに比べ約600kgの軽量化を実現。積載重量が増加し、輸送効率を向上。

(3) エアサス・車軸自動昇降装置(リフトアクスル)仕様コンテナ積載セミトレーラへ搭載可能
空車時の高速道路利用料金や燃料代、タイヤ費用などのランニングコストを低減。

(4) コンテナ積載セミトレーラの改造が不要
油圧ユニットの薄型化によりシャシクロスメンバや補器類との干渉がなくなり、標準仕様のコンテナ積載セミトレーラへの搭載が可能。

(5) 排出スピードの向上
従来モデルに比べ、油圧ユニットの改良により、排出時間を約1分短縮 ※1。

(6) 操作性
従来モデルと同じくスイッチを押すだけで排出、停止操作が可能。オプションでラジコン式も選択可能です。

※1:排出時間は、積荷の種類、性状、積込状態によって変わります。

  

3.主要諸元

適用シャシ GVW36トン
40ftコンテナ積載セミトレーラ
荷台内法寸法 長さ 12,050 mm
2,300 mm
高さ 2,665 mm ※2
荷台材質 前煽り 普通鋼板 厚さ3.2 mm
横煽り
後煽り
床材 アルミ合金型材 厚さ6.4 mm
最大積載容積 73.5 m3 ※2
最大積載重量 約 23,100 kg ※2

※2:全高4.1m仕様の場合。全高3.8m仕様も対応できます。最大積載量は仕様により異なります。

  

4.販売開始日

2022年8月30日

  

5.販売目標

24台(2023年度)

  

6.主な用途

木質資源、発電燃料、産業廃棄物など軽比重かさ物の大容量運搬、排出
(木材チップ、おがくず、バーク、PKS(パームヤシ殻)、RPF(古紙やプラスチックを主原料とする固形燃料)、廃プラスチック、タイヤチップ、シュレッダーダストなど)

  

【製品に関するお問い合わせ先】
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特装車事業部「支店・営業所一覧」:https://www.shinmaywa.co.jp/truck/network/index.html

  

【製品に関する紹介】
「特装車製品ウェブサイト」:https://www.shinmaywa.co.jp/truck/
「特装車スペシャルサイト」:https://www.shinmaywa.co.jp/truck/special/

  

以上

  

  

  

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