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「プジョー208」を販売開始【プジョー・シトロエン・ジャポン】

2012年9月20日

~セグメントリーダーとなるべく新たなコンセプトで生まれ変わった208。199万円から~

プジョー・シトロエン・ジャポン㈱(本社:東京都渋谷区・社長:上野国久)は、プジョーの基幹モデル「プジョー208」を全国の正規販売店網「プジョー・ディーラー・ネットワーク」にて2012年11月1日(木)より販売を開始することを発表致します。

プジョー208は「RE-GENERATION 」をコンセプトに、クルマのスタンダードや常識をも見直し、まったく新しい、これまでにないクルマの価値観を表現したモデルとしてデビューしました。これは、プジョーの代表的なブランドである「2」シリーズのフルモデルチェンジに留まらず、今後のプジョーのクルマづくりへの挑戦と新たな方向性を示すものとして重要な意味と役割を持つものです。

ダウンサイジングしながらも広い車室を確保し、環境性能に優れた新開発の1.2ℓ エンジンを採用し、新感覚のコックピットによってこれまでにないドライビングを体感できる208は、Bセグメントにおいてプジョーの存在感を
確立するモデルとして導入されます。

プジョー208の主な特徴は次の通りです。

1. コンパクトなボディに、より大きなスペースを室内に確保し徹底した軽量化も実現
2. プジョーらしさを失わず、さらに個性的かつ先進的なエクステリアデザイン
3. 斬新な小径ステアリングやヘッドアップインストルメントパネルによるまったく新しいドライビング感覚
4. 環境性能を重視した新開発の3気筒1.2ℓ エンジン
5. 環境に配慮した設計と先進の安全装備

「プジョー208」は3ドアと5ドアの2つのボディバリエーションがあり、3ドアには1.2ℓ エンジンを搭載したAllure(アリュール)と156ps を誇る1.6ℓ ターボエンジンを搭載したGT、また5ドアには1.6ℓ エンジンを搭載し、装備によってPremium(プレミアム)とCielo(シエロ)がラインアップされます。


「プジョー208」のボディカラーは全7色で、カラド・ブルー、ブロッサム・グレー、スピリット・グレーのメタリック3色が新色として追加されました。

「プジョー208 」モデルバリエーションと価格


プジョー・シトロエン・ジャポンでは、プジョーの基幹モデルである「208」の日本市場投入を機に、フラッグシップである「508」、ミドルレンジの「308」、クロスオーバーモデル「3008」、そしてコンパクトスポーティクーペ「RCZ」とラインアップを強化することでプジョーのブランドイメージの認知向上をはかり、マーケットにプジョー車の魅力を積極的に訴求、更なる販売台数向上に努めて参ります。

プジョー208 主な特徴

1. コンパクトなボディに、より大きなスペースを室内に確保し徹底した軽量化も実現。
プジョー208の基本設計では、その開発開始時からPSAグループの持つプラットフォーム1を使うことが決まっていました。コンパクトで軽量、そしてスペースユーティリティに優れたクルマを作るという高い目標に向けての第一歩がそこにあったのです。

短くなったフロント、リアのオーバーハングにより、ボディはとてもコンパクトな印象をもたらします。実際、前モデルの207と比較して、フロントで75ミリ、リアで10ミリ、ボディサイズが短縮されました。
コンパクトな設計をコンセプトにしながら、乗員には余裕あるスペースを与え、なおかつトランクの容量をも拡大するという困難なテーマを208は克服しました。

207と同じホイールベースでありながら、よりコンパクトなパッケージングを施し、デザイン全体の徹底的な見直しによって後席のニ―ルームは50ミリ拡大され、乗員のスペースに大きな余裕が生まれました。
トランク容量も大きく拡大、リアシェルフの下には285ℓ (VDA方式)という広いスペースを確保しました(207に比べプラス15ℓ )。リアシートバックをたたむと、その容量は1,076ℓ まで拡大します。

コンパクトなフォルムとともに大きな特徴は軽量化です。すべてのコンポーネントを新たに設計、開発されるパーツや生産技術など、208に関わるあらゆる分野で全スタッフが軽量化を念頭に置いて作業を進めました。アルミニウム製のフロントビームアブソーバー、フロントサブフレームのサイズ、ルーフのレーザー溶接、VHSS(高張力鋼板)とUHSS(超高張力鋼板)パネルの広範囲にわたる採用、エンジンの防音材質の改良などがその一例です。
この細部にわたる軽量化への取り組みがもたらしたものは、シャープで軽快なプロポーションと取り回しのよさです。
細かなステアリング操作が必要な駐車時やタイトな道での走行で、使い勝手のよさは群を抜いています。
208は同じエンジンを搭載したモデルで比較した場合、207に比べ100キロもの軽量化を実現しています。


2. プジョーらしさを失わず、さらに個性的かつ先進的なエクステリアデザイン
「俊敏、感性に訴えるもの、活発、直感的、集中するエネルギー感、世代の飛躍…」これらは208の開発で採用されたデザインのキーワードです。スタイリングを担当したデザイナーは、これらの言葉の意味と言葉から感じるイメージをどのように反映させるか、そしてそれが統一されたものであるかを配慮しながら形を作り上げました。
コンパクトなシルエット、短いオーバーハング、ボンネットとAピラーの間の滑らかな連携など、プジョーならではの美しいスタイリングの要となる部分は、あらゆる細部に至るまで徹底的に見直されました。
プジョーらしさを失わず、新しい時代の新しいスタイリングを実現する。これがスタイリングのRE-GENERATION であり、208は新世代プジョーの象徴となるクルマとなりました。

プジョーらしさ、その真髄はフロントマスクに表現されています。新たなブランドの幕開けを感じさせるフロントフェイスは、ネコ科の動物をイメージさせ、その表情は今までのプジョーよりもさらに個性的で表現力にあふれ、洗練されたものとなりました。ヘッドライトには、LEDのポジションランプが採用されますが、それらが作りだす力強いラインは昼夜を問わず個性的な表情を形成し、インパクトあるものとしています。

大きな特徴はフロントグリルです。新たなブランドアイデンティティとなる個性的なグリルは、フローティンググリルと呼ばれ空中に浮かぶ彫刻のような印象を与えます。グリル全面に使用されたテクノロジカルメッシュ、あるいはクローム仕上げのバーが、現代的で表情豊かなラインを強調し、引き締まった表情を演出しています。
また、このグリルの持つエアインテーク機能は、燃料消費率の低減にも貢献しており、デザインと機能の高次元なマッチングを実現しています。

プジョー208の全体のデザインは、ひとつの塊から彫刻されて生まれたような印象を与えます。グリル上端に刻まれたPEUGEOT のロゴは、ボンネットを縦に通る2本のラインの起点となり、フロントウィンドウ上部、そしてルーフ
とつながり、テールゲートの開口部にまで至ります。また、ボディサイドには強いインパクトを与えるキャラクターラインを配しました。これらの特徴あるラインによりコンパクトで引き締まったフォルムが完成したのです。
一体感を強く意識したリアのコンビネーションランプも個性的です。3つのLEDチューブを組み合わせた曲線的なライトデザインを採用し、ボディ全体との一体感を高めています。


3. 斬新な小径ステアリングやタッチスクリーンによる、全く新しいドライビング感覚
プジョー208では、ドライバーがコックピットに収まり前方に視線を送った瞬間に、これまでの常識とはかけ離れた光景に驚かされることでしょう。208の最大の特徴である、従来では考えられないくらい小径のステアリングホイールと、その上部から視認できるインストルメントパネルの組み合わせは、ドライバーにまったく新しい感覚を与えてくれます。
プジョー3008において採用されたヘッドアップディスプレイが、大きなヒントとなりました。ドライバーの視線を大きく動かすことなく視認できるこのシステムの有効性は誰もが認めるところであり、高い評価を得ました。
208ではその機能をより進化させ、そしてこれまでの常識を打ち破る発想で開発されました。人間工学に基づいた視認性と操作性の確保、そしてデザインの完全な融合により、新しいスタンダードを誕生させたといっても過言では
ありません。
自然に目に入りドライビング中の見やすさが際立つメーター類、そして楕円で小径のステアリングの操作性のよさがこれまではと明らかに違う感覚を与えてくれるのです。

また、ドライバーは中央に配置された大型7インチのタッチスクリーンによって、様々なの情報の読み取りと操作を無理なく手が届く範囲で行なうことができます。ラジオ、トリップコンピュータ、日付や時刻などの各種設定、USB接続のオーディオやBluetooth ハンズフリーキットなど、主要な操作が、入念にデザインされたグラフィック(解像度800×480)を操作することによって直感的かつ効率的に行なうことができます。

このタッチスクリーンは、あえてその存在感を強調したいというデザイナーの強い意向により、セミフローティングスタイルを採用しています。最高レベルの安全性と快適性を確保し、ダッシュボード上の他のコンポーネントとの調和を重視し、手の届きやすい目の高さに装着しました。ほとんどのコントロールスイッチ類はステアリングホイールかタッチスクリーンに配され、これまでにない操作性の高さを実現したのです。


4. 環境性能を重視した新開発の3気筒1.2ℓ エンジン
プジョー208に採用された新開発の3気筒1.2ℓ エンジンは、これからのクルマの新たなスタンダードを示すものとして作られました。この新世代エンジンは燃料消費量とCO2排出量に関して革新的な数値を達成し、パワーユニットとして優れたパフォーマンスを持っています。今後のPSAグループのBセグメントを担う新たなエンジンとして開発されたこの1.2ℓ エンジンは、フリクションロスを大幅に低減し、燃焼効率などあらゆる部分で徹底的に高効率化を図りました。

燃焼効率は、燃焼室内の混合気の流れを改善し、残留ガスを高効率活用するための点火調整(IGR)を採用することで最適化されました。アルミニウム合金製のシリンダーヘッドには気筒あたり4本のバルブを設置し、マルチポイント方式およびインテーク/エキゾーストの両側に無段階可変バルブタイミング(VVT)を採用し高効率化を実現しています。
また常に最高の作動圧を実現する容量可変式のオイルポンプも備えています。迅速な暖気運転を行ない、CO2排出量を削減するために冷却方式は分割タイプを採用。始動直後、シリンダーヘッドとシリンダーブロックの冷却回路が分離されることで、エンジンの温度は急速に上昇し、効率のよい温度域にいち早く達することができます。

また、エンジンの騒音と振動の対策として、逆位相で回転するバランサーシャフトを搭載しています。
このような大幅な改良によって3気筒1.2ℓ エンジンは60KW(82ps)の最高出力と118Nm/2750rpm の最大トルクを発揮します。



5. 環境に配慮した設計と先進の安全装備
プジョー208は、エンジンだけでなく様々なデザイン、部品素材などで環境に配慮した設計を徹底しています。車両に使用されている総重量170キロのポリマー素材の実に25%をグリーンな素材からリユースすることに成功したのです(207では7%)。100%リサイクル素材のリアバンパーをはじめ、ラジエターフレームやファンにも同じ素材を使用しています。
グリーンな素材はホイールアーチ内側、遮音材、トランクマット、シート、エンジンカバー、エアフィルターといった多様なパーツに採用されています。

208の装備するアクティブセーフティは、その走行性能とともに視認性の高いヘッドアップインストルメントパネル、標準装備のESCなどで最高レベルを誇っています。当然、パッシブセーフティにおいても、セグメント最高と評価された207を超えるレベルに引き上げました。衝突時に衝撃を吸収するために変形するアルミ製ビームアブソーバーに代表されるように軽量化を達成しながら、安全性に大きく寄与するものとしています。
また、2つのフロントエアバック、2つのフロントサイドエアバック、2つのカーテンエアバックを装備し、リアには3つの固定ポイントを備えるISOFIX アンカーが2 座席分設置されています。これらは衝突時の乗員保護に効果を発揮し、208は車体構造の安全性とこれら安全装備の充実により、2012年ユーロNキャップにおいて最高評価の5つ星を獲得、セグメントトップレベルの安全性を誇ります。

ボディカラーとシートバリエーション

主要諸元表

主要装備



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