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革新的タイヤ基盤技術「ENLITEN」をトラック・バス用タイヤに初めて採用したスタッドレスタイヤ「W999」を9月より発売【ブリヂストン】
2022年7月8日
革新的タイヤ基盤技術「ENLITEN」をトラック・バス用タイヤに初めて採用した
スタッドレスタイヤ「W999」を9月より発売
人とモノの移動を止めず、さらにその革新を支える「断トツ商品」
株式会社ブリヂストンは、タイヤの環境性能と運動性能を両立する基盤技術「ENLITEN®」(エンライトン)をトラック・バス用タイヤに初めて採用し、氷雪性能と摩耗ライフを高次元でバランス、さらに耐偏摩耗性能を向上したトラック・バス用スタッドレスタイヤ「W999」(ダブリュキューキューキュー)を2022年9月より発売します。発売サイズは4サイズで、価格はすべてオープン価格です。ブリヂストングループは、トラック・バス用スタッドレスタイヤの提供により、安心・安全な冬の運送ビジネスを支えることで、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」※1で掲げる「Extension 人とモノの移動を止めず、さらにその革新を支えていくこと」にコミットしていきます。
ブリヂストングループは、国内のトラック・バス用スタッドレスタイヤにおいて、アイスバーン路面など氷の上での効き(氷上ブレーキ性能+氷上トラクション性能)を重視した氷雪系スタッドレスタイヤと、シャーベット路面も考慮した氷雪路での性能と摩耗ライフ、耐偏摩耗性能をバランスさせた総合系スタッドレスタイヤをラインアップしています。※2今回発売する「W999」は、タイヤの環境性能と運動性能を両立する「ENLITEN」技術を基盤として、様々な車両の様々な路面に接するタイヤを開発してきたブリヂストンの”接地を極める”というコアコンピタンス(強み)を活かして開発したトレッドパタン「トリニティコンタクトパタン」を採用した総合系スタッドレスタイヤの「断トツ商品」※3です。
この「トリニティコンタクトパタン」は、氷雪路面における接地面の除水性を高める「トリプルオープンサイプ」、ブロック・サイプ溝の配置を最適化して均一な接地を可能にする「アドバンスドロッキング配列」、ショルダーブロックの変形を抑制する「ディフェンスショルダー形状」等のパタン技術を取り入れた新パタンです。「W999」は「トリニティコンタクトパタン」を採用することで、従来品「W910」対比で氷上加速性能を14%、摩耗ライフを20%向上、偏摩耗量(ショルダーブロックの段差摩耗量)を44%低減しました。※4
これにより、「W999」は従来品「W910」のシャーベット路面での高い性能はそのままに氷の上での効きを向上、さらに、摩耗ライフの向上によりタイヤの交換サイクルが伸長することで資源生産性が向上し、耐偏摩耗性能の向上によりタイヤメンテナンス工数の削減にもつながる総合系スタッドレスタイヤの「断トツ商品」となっています。氷上性能が向上したことで、これまで氷雪系スタッドレスタイヤをご使用いただいていた一部のお客様など、より幅広いお客様の使用条件にも適した新商品となっています。
ブリヂストングループは国内において、トラック・バス用スタッドレスタイヤの新商品「W999」をはじめとした「断トツ商品」と「断トツサービスネットワーク」を通じた「断トツサービス」に最新のデジタル技術を組み合わせた「Tire Solution®」(タイヤソリューション)※5を基盤として、運送事業者様のビジネスを足元から支えています。そのサービスの一つである「トータルパッケージプラン(TPP)」※6は、新品タイヤに加えて、すり減ったタイヤの表面(トレッド)を貼り替えて再利用するリトレッドタイヤ、タイヤメンテナンス等を、お客様ごとのニーズに応じてカスタマイズして提供するものです。お客様の困りごとに寄り添い、お客様と共に「安全運行」「環境負荷低減」「業務効率化」「経費削減」といった社会価値・顧客価値を創出していきます。
また、ブリヂストングループでは、今後「ENLITEN」をタイヤ技術としてのみならず、「ENLITENビジネス戦略」として、商品、ソリューション事業を含めたビジネスモデルに価値を拡大していきます。ビジネス成長と環境負荷の低減、お客様の使用条件に合わせカスタマイズしたタイヤ性能の向上とバリューチェーン全体の効率化による生産性・経済性の向上、といった二律背反の価値を同時に創出することに挑戦し、持続可能な社会を支えることにコミットしていきます。
※1 ブリヂストングループは、「2050年 サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」というビジョンの実現に向けて、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」を制定しました。これを未来からの信任を得ながら経営を進める軸とし、ブリヂストンらしい「E」で始まる8つの価値(Energy、Ecology、Efficiency、Extension、Economy、Emotion、Ease、Empowerment)を、ブリヂストンらしい目的と手段で、従業員・社会・パートナー・お客様と共に創出し、持続可能な社会を支えることにコミットしていきます。
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/news/2022030101.html
※2 ブリヂストンのトラック・バス用スタッドレスタイヤ商品のラインアップは、下記ウェブページをご覧ください。
https://tire.bridgestone.co.jp/tb/truck_bus/catalog/truck_bus/index2.html
※3 「断トツ」とは企業としての目標を指します。
※4 詳細は添付資料をご参照ください。
※5 「Tire Solution®」の詳細は、下記ウェブページをご覧ください。
https://tire.bridgestone.co.jp/tb/truck_bus/solution/index.html
※6 「トータルパッケージプラン(TPP)」の詳細は、下記ウェブページをご覧ください。
https://tire.bridgestone.co.jp/tb/truck_bus/solution/business/index.html
【添付資料】
1.採用技術と商品の特長
(1)新トレッドパタン採用により、氷雪性能、摩耗ライフ、耐偏摩耗性を高次元でバランス
※1 【テスト条件】
・試験場所: 岐阜~愛知の高速道及び一般道 ・高速道路使用比率:40%
・試験車両: 一般ユーザー使用車両 いすゞ PDG-CYL77V8(排気量 9.83L)
・装着方法: 車両(各1台)のフロント軸に、従来品(W910)、新商品(W999)を装着、
左右ローテーション、車両間ローテーションは未実施
・走行距離: W910装着車両(49,000km)/ W999装着車両(51,000km)
・試験方法: タイヤ周方向に隣り合うブロック間で段差となって偏摩耗している部分の段差量を測定し比較
(いずれも、車両のフロント軸に装着したタイヤの測定結果を採用)
・タイヤサイズ: 275/80R22.5 151/148J ・リム:22.5×7.50 ・空気圧:950kPa
(1)氷上加速性能比較データ
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(2)摩耗ライフ比較データ
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(1)氷上加速性能比較データ
【計測方法】
・当社試験機による計測(タイヤに一定の荷重を負荷し、一定速度から加速させたときのタイヤ-路面間の摩擦力を測定)
【テスト条件】
・路面温度: -5℃ ・タイヤサイズ:275/80R22.5 151/148J ・リム:22.5×7.50 ・空気圧:900kPa
・試験荷重: 8.6kN ・試験場所:(株)ブリヂストン 試験機
(2)摩耗ライフ比較データ
【テスト条件】
・テスト場所: 関東地方の高速道及び一般道 ・試験距離:55,000km ・高速道路使用比率:50%
・評価車両: 一般ユーザー使用車両 日野 QPG-FW1EXEG(排気量 12.91L)
・装着方法: 試験車両の駆動軸(3,4軸目)の左右に2本ずつ、W910、W999を装着
装着位置間差是正のため、左右ローテーションを実施
・評価方法: 装着タイヤでの平均推定タイヤライフ比較(残3.2mm計算)
・タイヤサイズ: 245/70R19.5 136/134J ・リム:19.5×6.75 ・空気圧:900kPa
※ 上記テスト結果に関する詳細なデータについてはタイヤ公正取引協議会に届けてあります。
※ タイヤの表示に関する公正競争規約に定められた試験方法で試験を行っております。
※ 試験結果はあくまでもテスト値であり、商品の個体差及び運転の仕方によっては異なります。
タイヤサイズ | ||
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11R22.5 16PR | ||
□ | 245/70R19.5 136/134J | |
275/80R22.5 151/148J | ||
◇ | □ | 295/80R22.5 153/150J |
本件に関するお問い合わせ先
お客様相談室 TEL:0120-39-2936
以上
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