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3D Systems社、製造に変革をもたらす最速の光造形プリンタ「SLA 750」を発表

2022年6月21日

  

3D Systems社、製造に変革をもたらす最速の光造形プリンタ「SLA 750」を発表

  

• 世界初の同期式デュアルレーザ SLA プリンタである SLA 750 Dual は、速度を最大 2 倍、スループットを最大 3 倍に高め、コスト効率と品質の高い生産を実現•新しいプリンタが、業界で最も剛性の高い量産グレードの SLA 材料である新しい Accura® AMX Durable Natural、および大量の後処理に対応する PostCure™ 1050 などを使用するフル生産ワークフローをサポート• Oqton の製造 OS により、工場レベルでの統合、管理、制御が可能• SLA 750 は SLA 750 Dual へのフィールドアップグレードが可能なため、将来にわたって AM の生産性向上を実現

サウスカロライナ州ロックヒル、2022 年 4 月 4 日 – 本日、3D Systems (NYSE:DDD) は、SLA 750 光造形アディティブマニュファクチャリング (AM) ソリューションを発表しました。このソリューションは大型製造や大量生産の用途に対応するよう設計されており、初の同期式デュアルレーザ光造形プリンタである SLA 750 および SLA 750 Dual、および同社の新しい Accura® AMX Durable Natural 材料、PostCure™ 1050 後処理システムから構成されます。このソリューションはコスト効果の高い SLA バッチ部品生産用に最適化されており、他の光造形ソリューションと比較して、最大で 2 倍の速度、3 倍のスループットを実現します。さらに、Oqton社 の製造 OS を活用することで、ソリューション全体を工場の生産現場にシームレスに統合することが可能です。輸送およびモータースポーツ、コンシューマ向けの耐久消費財、製造サービス、航空宇宙、ヘルスケアなどの業界向けに、大型の生産用樹脂部品やバッチ部品生産を実現する初のソリューションが誕生しました。

「同期式デュアルレーザ、Accura 材料、専用の硬化オーブンを使用するこの新しいプラットフォームの提供開始は、当社の強みを活かしたグローバル AM 戦略実践の一例となります」と、3D Systems社 エグゼクティブバイスプレジデント兼アディティブマニュファクチャリング最高技術責任者 David Leigh 博士は述べています。「当社のイノベーションが急速に進化する道が開かれる時代が到来していることを確信しています。その中で当社の多用途 SLA プラットフォームは、そこに組み込まれた機能とスループット向上効果によって、生産アプリケーションの拡張に貢献できるシステムとなるでしょう」

SLA 750 および SLA 750 Dual により、圧倒的な速度で大型生産用部品に対応

3D Systems の SLA 750 および SLA 750 Dual の提供開始により、製造業者は最速の光造形ソリューションを利用できるようになりました。このプラットフォームは、業界トップレベルのプリントサイズ、速度、精度、解像度を併せ持ち、比類のない仕上げ品質と機械的性能を備えた最終部品を生産するよう設計されています。同期式デュアルレーザ方式を採用した SLA 750 Dual は、前世代の SLA プリンタと比較して最大 2 倍のプリント速度、最大 3 倍のスループットを実現しています。SLA 750 はシングルレーザ構成になっており、プリント速度を最大 30% 向上させ、SLA 750 Dual へのフィールドアップグレードが可能です。どちらのプリンタも、以前のモデルより造形サイズが 15% 大きく、ハードウェアの設置サイズがより小さくなっているため、製造業者の生産の最適化と拡大に貢献します。このシステムは、プリントプロセスの信頼性と最終部品の機械的特性を向上させるための、自己補正型のデュアルレールリコータを備えています。


SLA 750 および SLA 750 Dual は、量産型アディティブマニュファクチャリングアプリケーション特有の要件に対応するために開発された独自のスキャンアルゴリズムである、Hyper-Scan™ ベクター技術を採用しています。Hyper-Scan は、レーザの焦点と出力、ベクターモーター運動学など、速度と生産性の主要な要素を最適化することで、プリンタの処理速度とスループットを大幅に向上させます。このプリンタは後工程の自動化にも対応しており、24 時間 365 日の完全自動運用 (完全に自動化されたプリンタでのターンオーバー、ジョブのオフロード、洗浄、オンボードなど) を行うロボットと互換性があります。

どちらのプリンタにも、3D CAD データの準備、最適化、プリントを行う 3D Sprint® が同梱されます。3D Sprint は、設計から CAD に忠実な高品質部品のプリントに至るまで、迅速かつ効率的な処理に必要なすべてのツールを提供しています。ソフトウェアをいくつも使用する必要はありません。

SLA 750 は、3D Systems のお客様から既に高い評価をいただいています。

「我々は毎週何百もの SLA 部品を生産しているので、完成までにかかる時間が非常に重要です」と、BTW Alpine F1 Team のテクニカルディレクタである Matt Harman 氏は述べています。「SLA 750 によって生産性と効率が向上し、極めて優れた品質の量産部品をかつてないほど迅速に提供できるようになりました。システム全体が、自動化を含め、簡単に操作できるよう設計されています。SLA 750 を導入したことが我々のアディティブマニュファクチャリング能力を大きく前進させました。2022 年にはさらに 2 台の SLA 750 を追加導入し、我々の設備を拡張することを検討しています」


「正確で優れた品質の部品を最大限の可用性と稼働率で提供するために、当社は 3D Systems の SLA プリンタを大いに頼りにしています」と、In’Tech Industries, Inc. 社の共同最高経営責任者兼セールスマーケティング部門 バイスプレジデント  Roger Neilson, Jr. 氏は述べています。「SLA 750 の使いやすさと自動化機能のおかげで、生産性をさらに高めることができるでしょう。量産グレード用の新しい Accura AMX 材料を使用して生産した部品の仕上がりは、お客様から高い評価をいただいています。これまでで最も射出成形部品に近い成果物を生産することができただけではなく、エンジニアが真に機能的なアプリケーションを自由に設計できるようになりました」

SLA 750 の一般提供開始は 2022 年第 2 四半期、SLA 750 Dual の一般提供開始は 2022 年第 4 四半期を予定しています。

優れた伸張性と耐衝撃性が求められる用途に適した、極めて剛性の高い材料 Accura AMX Durable Natural

3D Systems が提供する量産グレードの SLA 樹脂は、特許取得済みの化学技術を活用して、大型プラスチック部品の長期的な機械的性能と安定性を実現します。当社は本日、SLA 樹脂のポートフォリオを強化する「Accura AMX Durable Natural」を発表します。この樹脂は、耐衝撃性、引裂強度、破断伸びなどの機械的特性を併せ持ち、繰り返される高い機械的負荷や衝撃に耐えられるよう、独自に設計されています。Accura AMX Durable Natural は、ASTM D4329 および ASTM G194 に基づき、その機械的性能に関して屋内で最長 8 年間、屋外で最長 1 年半の耐候性試験を実施しています。この材料は、標準的な熱可塑性素材と同様の応力/ひずみ靭性性能を備えており、その等方的機械特性によって、あらゆる成形方向に優れた部品強度を実現します。

このような特性により、Accura AMX Durable Natural は入り組んだチューブから大型のマンドレルツーリングコアを 1 つのピースとして簡単に取り外せるようにするための、理想的な材料となっています。これは、自動車、航空宇宙、エネルギー、消費財などの用途で使用する大型冷却ダクト、パイプ、マニホールドの製造補助手段として非常に有益なものになります。

Accura AMX Durable Natural は、今すぐご注文いただけます。

  

PostCure 1050 – 高歩留まり、高再現性を実現する工業スケールの後処理システム

あらゆるポリマーアディティブマニュファクチャリングのワークフローに欠かせないのが、乾燥と硬化のプロセスです。当社は、3D Systems の SLA 750 による生産ワークフローの高い歩留まり要件を満たすPostCure 1050 を発表します。PostCure 1050 は、バッチ処理から最大 1050 mm × 750 mm × 600 mm の大型部品まで、大量かつ高速に乾燥および硬化させることができる、工業スケールの後処理システムです。PostCure 1050 は、360° にわたって一貫した光均一性により、手作業による操作 (部品の反転など) なしに、より多くの部品をより短時間で硬化させることができ、同等のソリューションに比べて硬化速度とスループットを 5 倍に高めることができます。長寿命の LED 光源、光源の障害を自動検出してアラートを送信する機能、ワンステップで実行できる光出力キャリブレーションルーチンにより、部品とジョブの成果をより予測しやすく、安定したものにします。さらに、最適化された光の波長、個別に構成可能な UV 強度、アクティブ冷却型 LED (加熱調整機能付き) により、熱による反りのない最適な部品冷却を実現しています。

PostCure 1050 は、 3D Systems のすべての樹脂プリンタと互換性があり、現在および将来のすべての材料イノベーションに適しています。このシステムの一般提供は 、2022 年第 3 四半期を予定しています。

  

Oqton 社の製造 OSで既存のワークフローへのシームレスな統合を実現

アディティブマニュファクチャリングソリューションは、生産ワークフロー全体を形成する 1 つの部分に過ぎません。真の意味で生産効率を最大化するためには、AM が製造業者の既存のワークフローとシームレスに統合されなければなりません。Oqton社 によるクラス最高の製造 OS により、その統合を促進できます。この製造 OS は、製造業者が生産をインテリジェントに自動化して、イノベーションと効率の向上を可能にする、特定のシステムに依存しないプラットフォームです。Oqton社 の製造 OS は、人工知能を活用して、設計、CAM、3D プリント、シミュレーション、リバースエンジニアリング、検査などの専門アプリケーションを接続し、エンジニアリングと生産を統合します。IIOT (Industrial Internet of Things / 製造業におけるモノのインターネット) や機械学習技術と組み合わせることにより、製造業者は複数の拠点にわたってテクノロジや機械を接続し、組織全体のトレーサビリティと可視性を高めることができます。

  

3D Systems の新しい SLA 750 光造形アディティブマニュファクチャリングソリューションの詳細について、当社では今年の AMUG (Additive Manufacturing Users Group / アディティブマニュファクチャリングのユーザグループ) カンファレンスにおいて、エキスパートによるハンズオンを提供します。このカンファレンスでは、4 月 3 日および 4 日に当社ブース (#P17) で部品とアプリケーションをご紹介します。また、5 月 17 日から 19 日にデトロイトで開催される RAPID+TCT では、3D Systems のブース (#2613) に新しい SLA 750 プリンタを展示してお待ちしております。詳細については、当社のウェブサイトをご覧ください。

3D Systems Japan はこの度東京ビッグサイトで開催される 次世代3Dプリンタ展に出展致します。 そちらで記事にありますSLA750が初公開になります。
6月22日(水)~24日(金)10時~18時(最終日のみ17時まで) 
場所東京ビッグサイト、ブース番号:AM Japan – 1 ホール 4-16 

  

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3D Systems SLA 750 Dual は、高速の同期式デュアルレーザ 3D プリンタであり、同社が提供する工場現場向けの包括的なワークフローソリューションの一部となっています。内部: Accura AMX Rigid Black の量産グレード樹脂部品。

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Accura AMX Durable Natural は、3D System で最も剛性の高い量産グレードの SLA 樹脂です。入り組んだカーボンファイバチューブからマンドレルツールをそのまま取り外すことができるよう、繰り返しの屈曲や曲げに耐える配合になっています。

  

将来の見通しに関する記述

本リリースの特定の記述は、過去または現在の事実の記述ではなく、1995 年米国民事証券訴訟改革法 (Private Securities Litigation Reform Act of 1995) の意義の範囲内における将来の見通しに関する記述です。将来の見通しに関する記述には、当社の実際の結果、業績または成果が過去の結果あるいは将来の見通しに関する記述によって明示または暗示される将来の結果または予測と大幅に異なる可能性がある既知および未知のリスク、不確実性およびその他の要因が含まれます。多くの場合、将来の見通しに関する記述は、「確信する」、「信念」、「期待する」、「可能性がある」、「はすである」、「推定する」、「意図する」、「予期する」または「予定である」などの用語あるいは類似用語の否定形により特定できます。将来の見通しに関する記述は、経営陣の信念、仮定、および現状の期待に基づくものであり、ビジネスに影響を与える事象や傾向に関する会社としての信念や期待を含む場合もあり、必ずしも不確かなものではありませんが、多くは会社に管理できる範囲を超えるものです。3D Systems の米国証券取引委員会への定期提出書類の見出し「将来の見通しに関する記述」および「リスク要因」に記載されている要因、およびその他の要因により、実際の結果は将来の見通しに関する記述に反映または予測された結果と大幅に異なる可能性があります。経営陣は将来の見通しに関する記述に反映された期待が合理的であると確信していますが、将来の見通しに関する記述は将来の業績や結果を保証されるものでも、信頼されるべきものでもありません。また、そのような業績や結果が達成される時期を正確に示すものであるとは必ずしも証明されません。記載された将来の見通しに関する記述は、記載日時点のものです。3D Systems は、将来の展開、その後の出来事または状況、あるいはその他の結果にかかわらず (ただし法令に別に定めがあるものを除く)、経営陣または経営陣に代わって示された将来の見通しに関する改訂を更新または見直す義務を負いません。

  

3D Systems について

30 年余り前、3D Systems は 3D プリントのイノベーションを製造業にもたらしました。現在は、業界をリードするアディティブマニュファクチャリングソリューションパートナーとして、あらゆる活動にイノベーション、パフォーマンス、および信頼性をもたらすことで、これまで不可能であった製品やビジネスモデルを創出するチャンスをお客様に提供しています。当社独自のハードウェア、ソフトウェア、材料、およびサービスの製品により構成されるそれぞれの特定用途向けソリューションは、専門知識を駆使し、お客様と連携しながら製品とサービスの提供方法の変革に取り組んでいる当社のアプリケーションエンジニアにより実装されます。3D Systems のソリューションは、医療、歯科、航空宇宙と防衛、自動車、消費財など、ヘルスケア市場や産業市場でのさまざまな先進的なアプリケーションに対応しています。当社の詳細については、www.3dsystems.com をご覧ください。

  

  

  

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