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矢崎ノースアメリカ、グアテマラに工場を開設【矢崎総業】
2022年6月6日
矢崎ノースアメリカ、グアテマラに工場を開設
グアテマラ初となる拠点で自動車用ワイヤーハーネスを生産
矢崎総業株式会社の子会社である、矢崎ノースアメリカインク（本社︓アメリカ合衆国デトロイト、 President ＆ CEO:矢﨑 亮輔、以下 YazakiNA）は、2023 年 1 月からの生産開始を目指して、グアテ マラ西部でメキシコ国境沿いに位置するサンマルコス県アユトラ市に工場の開設準備を進めています。今回 YazakiNA は、約 1,000 万 US ドルを投資し、最大 1,000 人を雇用する予定です。
矢崎グループは、1962 年にタイ国に初の海外生産拠点を設立して以来、世界 45 ｹ国で、グローバルな事
業活動を展開、世界中の自動車メーカーにワイヤーハーネス等の自動車部品を提供しています。
近年、気候変動に端を発する自然災害、世界規模での感染症、物流費及び原材料の高騰など、グローバ
ル規模での事業リスクに対応しながら、お客様への安定的な製品供給を目指し、流動性ある生産体制の再構
築に取り組んでいます。
YazakiNA の矢﨑 亮輔 President ＆ CEO は、生産拠点を供給先であるお客様の近傍に集約すること
をベースに、メキシコ、ニカラグア、エルサルバドル等の中米生産拠点の『ものづくり戦略強化』の一環として、また
「グアテマラ初となる自動車部品メーカー」として、この新拠点をパイロット工場と位置付けて展開します。この新
拠点設立により、CAFTA-DR に加盟する国々での雇用の創出に貢献できることを期待しています。
また、現在の自動車業界は、電動化、モノからコト、デジタルシフト等、産業構造の転換が迫られている中で、
YazakiNA は新興の電気自動車部門を含め、ほとんどの自動車メーカーへの供給をしており、今後、テレマティク
スやエネルギーシステム事業への積極的な展開も視野に入れ推進しています。
YazakiNA は、矢崎グループ創業以来培ってきた社是、「世界とともにある企業」「社会から必要とされる企業」 の精神に基づき、地域の習慣・文化を尊重し、地域との共存共栄を基本に、現在、事業展開をしている中米の 生産拠点での経験を活かしながら、地域経済の発展に貢献するように努めてまいります。
なお、今回の発表内容は 2021 年 5 月にアメリカ ハリス副大統領が行った、北中米への投資を行うビジネ スや企業に対する Call to Action（行動喚起）を受けての対応です。YazakiNA はこの投資に際して、アメリ カ政府（USAID（アメリカ合衆国国際開発庁））とグアテマラ政府（Ministry of Economy（グアテマラ 経済省））双方の支援を受ける予定です。
* CAFTA-DR: The Central American Free Trade Agreement
本件のお問い合わせ先
矢崎総業株式会社 広報部
電話 055(965)3002
静岡県裾野市御宿 1500 番地
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