ニュース
マニュアル制作会社の中央図研が、図研の電装設計CAD「E3.series」を導入
2022年3月15日
マニュアル制作会社の中央図研が、図研の電装設計CAD「E3.series」を導入
自動車・航空機業界向けのマニュアル制作において、豊富な実績を持つ中央図研が、整備マニュアル用の電気配線図制作のリードタイム短縮、品質向上のために、図研の電装設計CAD「E3.series」を導入しました。
製品の機能が高度化・複雑化する中で、アフターサービスを担う整備スタッフ向けマニュアルの重要度が高まり、使い勝手を考慮したマニュアル制作が求められています。中央図研では、従来、描画ソフトを用いて設計情報を手入力し、整備マニュアル用の配線図の作図を行ってきました。しかし、短納期が求められるなかで、作成の手間だけでなく度重なる設計変更の差分チェックとデータへの反映が、マニュアル制作のボトルネックとなっていました。
そこで、図研の電装設計CAD「E3.series」を導入し、メーカーから提供される設計情報を取り込んで配線図を作成できるようにしました。E3.seriesを使用することにより、作業開始時から品質の高い配線図が作成できるだけでなく、設計変更時も差分チェックが不要となり、更新漏れの削減による配線図品質の向上、制作リードタイムの短縮を実現しました。さらにCADが持つ機器間の接続情報を配線図作成にダイレクトに利用できるので、SVG形式に変換した配線図と中央図研が開発した閲覧システムと連携させることで、整備スタッフの使い勝手を考慮した配線図の新しい価値の提供も可能になりました。
営業推進部長 塩出 晶氏は、次のように述べています。
「SDGsなど環境意識の高まりや電動化など新しい技術が導入される中で、アフターサービスの価値が見直されています。整備マニュアルを電子マニュアル化し設計データをより活用することで、アフターサービスにおける整備作業の効率化やサービス品質の向上に繋がり、現場のみならず企業にとっても大きな価値を享受できます。当社からもサービスマニュアル制作支援や閲覧システムの導入提案ができるので、図研と共にもっとE3.seriesの活用の幅を拡げていきたいと考えています」
■詳細は導入事例に掲載
株式会社中央図研によるE3.series導入事例のPDFを作成しました。
導入に至った背景や導入後の運用、効果をまとめておりますので、ぜひご覧ください。
https://www.zuken.co.jp/resource/e3_case_cz/
株式会社中央図研について詳しくは同社のWebサイトも御覧ください。
https://www.chuozuken.co.jp/
株式会社図研ホームページはこちら