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フォルクスワーゲン グループとセアトが スペインを電動化の拠点にする計画を発表
2022年3月25日
フォルクスワーゲン グループとセアトが
スペインを電動化の拠点にする計画を発表
• フォルクスワーゲン グループは、スペインをヨーロッパの e-モビリティ ハブへ転換することを目指す
• 外部サプライヤー企業と共に、合計 70 億ユーロ以上の投資を想定
• バレンシアに新しいセル工場を建設し、3,000 人以上の雇用を創出する予定
ウォルフスブルグ、2022年3月23日 – スペインをヨーロッパにおける電気自動車のハブに転換するため、 バッテリー セル工場を建設し、完全かつ持続可能なe-エコシステムを構築。これらは、イベリア半島に おけるフォルクスワーゲン グループとセアトの目標です。フォルクスワーゲン グループは、スペイン政府に よる「Electric Vehicle PERTE」(電気自動車のための戦略的復興・変革プロジェクト)の申し込み受付が 2022年4月1日に開始されることを受けて、本日、このプログラムに申し込む計画を発表しました。「Future Fast Forward」と呼ばれる今回のプログラムには、e-モビリティのバリューチェーン全体に関わる外部 サプライヤーと共に、合計70億ユーロ以上が投資される予定です。さらに、フォルクスワーゲン グループは、 スペインのバレンシアに新しいバッテリー セル工場を建設する意向を発表しました。すべての計画は、 PERTEプログラムを筆頭に、最終的な承認を待っている段階です。
「このプロジェクトは、フォルクスワーゲン、スペイン、そし てヨーロッパ全体にとって非常に重要です。私たちはスペ イ ン を 電 動 化 の 拠 点 に す る こ と を 目 標 と し て お り 、 マル ト レ ル とパ ンプ ローナ 工 場 の電 動 化 、 そ して バ レ ン シ ア で バ ッ テ リ ー バ リ ュ ー チ ェ ー ン を 構 築 す る ために、外部サプライヤーと合わせて合計 70 億ユー ロ以上を投資する用意があります」と、フォルクスワーゲン AG テクノロジー担当取締役兼セアト S.A.監査役会会長の トーマス シュマルは述べています。
「“Future Fast Forward”は、スペインの自動車産業を変革し、ヨーロッパ全体における e-モビリティの民主 化を実現する可能性を秘めています。」とセアトの CEO ウェィン グリッフィズが述べています。
バレンシアに建設するバッテリー セル工場は、ザルツギッター(ドイツ)に次ぐ 2 番目のギガファクトリーで、 ドイツ以外では最初の工場となります。「バレンシアでは、次世代のセルを生産することを計画しています。」 と シュマルが付け加えています。
フォルクスワーゲンは、年間 40GWh の生産能力を備えた工場を建設することを目指しており、バレンシア で 3,000 人以上を雇用する計画です。2026 年に生産を開始するため、工場の建設は年末までに着手し、 準備をテンポよく進める必要があります。
フォルクスワーゲンは、パートナーと協力して、年間 240GWh の生産能力を実現する 6 か所のギガ ファクトリーをヨーロッパに建設することを計画しています。グループ内で必要としているプレミアム セルは、 スウェーデンのノースボルト社のシェルレフテオー工場で生産されます。フォルクスワーゲンは、ヨーロッパ で予定されているすべてのセル工場の建設および稼働を加速させるため、セルの開発と生産を担当する 欧州会社(SE)を設立し、今後外部のパートナーや投資家にも加わっていただくことを検討しています。計画 全体の中心となり、今後建設される工場の青写真となるのが、2025 年に生産を開始するドイツのザルツギ ッター工場です。
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