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「三菱自動車 社会・環境報告書2012」を発行【三菱自動車工業】
2012年8月31日
三菱自動車は、8月31日に、2011年度の事業活動に伴う社会・環境への取り組み実績をまとめた「三菱自動車 社会・環境報告書2012」を発行しました。
「三菱自動車 社会・環境報告書2012」は、1999年から「環境報告書」として発行し、2005年から社会活動に関する記載を充実させて「社会・環境報告書」へと名称を改め、今号で14号目となります。特集ページなど読みやすさを重視した内容の冊子(ダイジェスト)版と、環境への取り組みに関する情報を網羅したWebサイト(PDF)版の2種類を発行しています*1。
前半の特集ページでは、三菱自動車の社会・環境への取り組みの中から、電気自動車(EV)、エコカー開発、社会貢献を中心に具体的な活動事例などについて紹介しています。
(特集1) 社会インフラの一部としても期待される電気自動車
三菱自動車は、2009年7月に世界に先駆けて発売した新世代電気自動車『i-MiEV』に続き、2011年12月には軽商用電気自動車『MINICAB-MiEV』を発売、EVのラインアップを拡大しました。一方で、大きな電力を蓄えることのできるEVは、東日本大震災以降、「非常時の電源」や「スマートグリッドの一要素」として、求められる役割や期待が少しずつ変化してきています。電気自動車のリーディング・カンパニーとして、電源供給装置『MiEV power BOX』の発売、スマートグリッド実証試験の開始、EV技術をベースとする「プラグインハイブリッドEVシステム」の開発などの事例を紹介します。
(特集2) グローバル市場に向けた新世代エコカー
三菱自動車は、石油資源の有効活用を図るため、従来のガソリン車の燃費向上・新技術開発にも積極的に取り組んでいます。低燃費・低CO2を実現し、2012年度に投入する新型車、『アウトランダー』と『ミラージュ』を紹介します。
(特集3) 社員参加型の社会貢献活動
三菱自動車は、社会貢献活動方針として「次世代育成」「交通安全」「環境保全」「地域活動」の4つを主要なテーマに掲げており、社員による社会貢献活動の事例を紹介します。
後半は「社会への取り組み」「環境への取り組み」の2部構成で、三菱自動車の事業活動に伴う社会・環境への様々な取り組みについて、写真・図表・データ等を活用して詳細に報告しています。
また、「環境ビジョン2020」の実現に向けた中間目標「環境行動計画2015」について、活動状況を紹介するとともに、新たに2012年度の目標も公開しています。
*1 「三菱自動車 社会・環境報告書2012」は、同社ホームページからPDFファイルの閲覧・ダウンロードが可能であり、また冊子の無償送付についても同ホームページで受け付けています(なお、報告書の概要の英訳版も、9月下旬にホームページ上で公開予定)。
http://www.mitsubishi-motors.com/jp/corporate/social/index.html
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