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業界最小・最軽量クラスを実現 超小型・超軽量3軸加速度センサ NP-3550【小野測器】

2022年1月24日

  

業界最小・最軽量クラスを実現
超小型・超軽量3軸加速度センサ NP-3550

  

 この度、従来比体積1/4、質量1/5の超小型・超軽量を実現した3軸加速度センサを新しくラインアップ致します。加速度センサは、自動車、家電、産業機器をはじめとした「ものづくり」において、性能評価を目的とした振動試験で最もよく用いられます。

 近年のものづくりでは、開発期間の短縮とコスト削減のため、シミュレーションを活用するMBD(Model Based Development)によって、開発初期に課題を抽出し、試作回数を削減する開発プロセスが推進されています。シミュレーションの最適化には、使用する供試体モデルの精度向上が課題であり、正確な実測データが必要となるため、極力質量が小さく、且つ多点で計測できるセンサが求められます。

 NP-3550は、大きさ6.35 ㎜角、質量約1 gという業界最小・最軽量クラスを実現しました。特に、従来品より質量を約1/5に抑えたことで、マスローディング(質量負荷)による共振周波数のシフトを低減することができます。

 2021年12月にリリースした高感度で微小な振動が計測できるNP-3564N10と、超小型・超軽量のNP-3550をラインアップする事で、当社は精密装置の制振性向上や、MBDに計測技術で貢献します。



超小型 3軸加速度センサ NP-3550

  

【特長】

● 従来品に比べ体積は約1/4、質量は約1/5。マスローディング(質量負荷)の影響を低減

● ケーブルとセンサが脱着可能。断線時はケーブルのみ取り換え可能

● 業界標準で汎用性のある感度1 mV / (m/s²)

● CEマーキングを取得

  

【計測アプリケーション例】

● 実稼働解析、実験モード解析などの同時多点計測

● 小型モーターなど小型、軽量化された製品の性能評価試験

  

【製品概要】

仕様:質量     約1.0 g
   寸法     6.35 mm(H)×6.35 mm(L)×6.35 mm(W)
   感度     1.02 mV / (m/s²)
   周波数範囲 (±5 %)2~5,000 Hz(X),2~8,000 Hz(Y,Z)

  

3軸 加速度検出器(電荷出力型/プリアンプ内蔵型)

  

  

  

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