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総合性能重視型のトラック・バス用スタッドレスタイヤ 「904W」を新発売【横浜ゴム】
2021年7月29日
横浜ゴム、総合性能重視型のトラック・バス用スタッドレスタイヤ 「904W」を新発売
横浜ゴム（株）は、トラック・バス用スタッドレスタイヤ「904W（キューマルヨン・ダブリュー）」を2021年9月より全国のヨコハマタイヤ販売会社を通じて販売します。発売サイズは295/80R22.5～215/70R17.5の14サイズで、価格はオープンプライス。 ;
904W」は従来品「SY397」の優れた氷上性能と雪上性能をさらに高めながら、特に非降雪地域で求められる耐摩耗性能（ロングライフ性）と耐偏摩耗性能（省メンテナンス性）を向上させた総合性能重視型スタッドレスタイヤです。総合性能重視型に相応しい優れた安全性と経済性をバランスよく両立させました。 ;
トレッドパターンには氷雪上性能と耐摩耗性能を両立させる「ワイドトレッドデザイン」を採用。さらに「ワイドセンターブロック」と「高密度サイプレイアウト」がエッジ効果を高め、横浜ゴムのトラック・バス用タイヤで初採用となる「5段ピラミッドサイプ」がブロックの倒れ込みを抑制し、ブロックの剛性確保に貢献します。また、石噛みによる損傷を防ぐ「新ストーンイジェクトグルーブ」や偏摩耗を抑制する「千鳥ブロックレイアウト」がロングライフ性に貢献します。こうした新技術の採用により、従来品に比べ氷上制動性能を4%、雪上制動性能を2%高めながら耐摩耗性能を10%向上しました。 ※試験の詳細についてはタイヤ公正取引協議会に届け出てあります。 ;
また「904W」では年間を通じた使用を考慮し、「SY397」で好評を得た摩耗率によりトレッドパターンが変化する特長を継承しました。新品時の冬はスタッドレスタイヤとしての氷雪上性能を発揮し、50%摩耗時（春～夏前）にはオールシーズンパターンに変わり梅雨のウェット路面に対応。90%摩耗時（夏～秋）にはリブパターンとなり優れた静粛性を発揮します。この特長により、季節によって変化する輸送事業者の様々な要求に応えることが可能となりました。 ;
横浜ゴムは2021年度から2023年度までの新中期経営計画「Yokohama Transformation 2023（YX2023）」（ヨコハマ・トランスフォーメーション・ニーゼロニーサン）においてタイヤ生産財事業のさらなる強化を掲げています。その施策のひとつとしてトラック・バス用タイヤ事業の強化に取り組み、事業基盤の整備、増産投資に加えて商品ラインアップの拡充を進めています。
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発売サイズ
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発売サイズ
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性能比較データ
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[試験方法]●耐摩耗性能試験：40,000km走行後の摩耗量から推定摩耗寿命を算出
[試験条件]●タイヤ：904W●比較タイヤ：SY397●タイヤサイズ：275/80R22.5 151/148J
●空気圧：フロント/900kPa、リア/900kPa●試験車両の排気量：7,684cc●試験距離：40,000km
●ローテーション有無5,000km走行毎に１回実施
[試験方法]●雪上制動試験：初速度30km/hから完全停止するまでの距離を計測
[試験条件]●タイヤ：904W●比較タイヤ：SY397●タイヤサイズ：275/80R22.5 151/148J
●空気圧：フロント/900kPa、リア/900kPa●路面条件：雪上制動試験路（圧雪路面）●ABS作動あり
●荷重：トラクタヘッド１名乗車。計測機材含め2名乗車相当
[試験結果]●制動距離：904W=12.3m、SY397=12.6m
[試験方法]●氷上制動試験：初速度20km/hから完全停止するまでの距離を計測
[試験条件]●タイヤ：904W●比較タイヤ：SY397●タイヤサイズ：275/80R22.5 151/148J
●空気圧：フロント/900kPa、リア/900kPa●路面条件：氷上制動試験路（氷盤路面）●ABS作動あり
●荷重：トラクタヘッド1名乗車。計測機材含め2名乗車相当
[試験結果]●制動距離：904W=35.0m、SY397=36.5m
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