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ケーブル着脱可能な業界最小加速度計の高感度モデル 超小型三軸ICP®加速度計「356A09」発売【東陽テクニカ】

2021年7月5日

  

ケーブル着脱可能な業界最小加速度計の高感度モデル
超小型三軸ICP®加速度計「356A09」発売

~ より幅広い分野の製品開発へ対応 ~

  

 株式会社東陽テクニカ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:高野 俊也 、以下 当社)は、PCB Piezotronics, Inc.(本社:米国ニューヨーク州バッファロー、以下 PCB 社)製の新製品、ケーブル着脱が可能 な超小型三軸 ICP®※1 加速度計で加速度感度が 1mV/m/s2 のモデル「356A09」を、2021 年 7 月 7 日よ り国内で販売開始いたします。ケーブル着脱可能な加速度計として業界最小モデル※2 となる「356A06」(2021 年 1 月発売)の高感度版で、加速度感度が「356A06」の 2 倍となります。さまざまな産業で最も多く利用され る加速度感度の本モデルをラインアップに加え、より幅広い分野の製品開発に対応できるようになりました。
製品ページ URL►https://www.toyo.co.jp/mecha/products/detail/pcb-356a06-accel.html

※1 Integrated Circuit Piezoelectric の略でありアンプ内蔵を表す PCB 社の登録商標。
※2 2021 年 1 月当社調べ。小型三軸の圧電型加速度計販売において。



超小型三軸ICP®加速度計「356A09」

【 背景・メリット 】
~小型・軽量化や長期的なコスト軽減の面から「356A06」は1月の発売から好調~

 圧電型加速度計は、自動車・鉄道などの輸送機器、空調・複合機などのオフィス機器、洗濯機をはじめとする 白物家電、スマートデバイスなどの電子機器といったあらゆる分野の製品開発の場で、その製品の耐久性・堅牢 性を高めるための振動試験や、自動車でドライバーが不快に感じる振動や騒音を軽減するために実施する構造 解析などで用いられています。試験や解析の場では、測対象物への重量影響を小さくする目的や、小型部品や 狭所部でも利用できるよう、小型・軽量であることが求められます。また製品開発のたびに繰り返し使用するので 導入時のコストに加え長期的な維持管理費も重視されています。
 当社では、本年 1 月にケーブル着脱可能な加速度計として業界最小モデルとなる「356A06」を発売し、小 型・軽量化や長期的なコスト軽減の面から大きな反響をいただきました。

~「356A09」は加速度感度が2倍になり、より幅広い用途に適用~
 このたび発売の「356A09」はその高感度版で、加速度感度が「356A06」の 2 倍の 1mV/m/s2 となります。
 加速度測定範囲±50,000m/s2 となる 1mV/m/s2 感度の加速度センサーはさまざまな産業で最も多く利 用されており、「356A06」に「356A09」が加わったことでより幅広い用途に適用できるようになりました。

<メリット① ケーブル着脱式のため、ケーブル単品の交換が可能になり長期的な維持管理費が軽減>
「356A06/09」は業界最小アンプ内蔵型三軸 ICP®加速度計です。当社で はこれまで同サイズの加速度計の取り扱いもありましたが、従来モデルはケーブル一 体型であり、断線した場合センサー本体ごと交換する必要がありました。「356A06 /09」は接続インターフェースがコネクタ式でケーブルの着脱が可能となり、断線した 場合でもセンサー本体はそのままに、ケーブルのみ交換すれば良いので、長期的な 維持管理費の負担軽減につながります。
<メリット② ケーブル着脱できるモデルでは従来よりも約 40%小さく最小サイズに>
 ケーブル着脱できる三軸加速度計で従来の最小モデルは「356B21」などで、 10.2mm 角でした。「356A06/09」は 6.4mm 角と約 40%小さくなります。ケー ブル着脱式モデルではさらに小型となり、より狭い箇所や軽量な対象物での計測など 適用範囲が広くなりました。

  

【 主な特長 】
・業界最小 6.4mm 角、軽量 1 グラム
・500G レンジ、耐衝撃性 5,000G ※新製品「356A09」のみ
・アンプ内蔵(ICP®)で取り扱いが容易
・A2LA(米国の試験所認定機関)ロゴ入り校正成績書を標準添付

  

【 主な特長 】

  

【 製品データ 】
・製品名 : 超小型三軸 ICP®加速度計 「356A09」
・販売開始: 2021 年 7 月 7 日 (「356A06」は 1 月より販売中)
・定価  :¥248,000(税別)
※製品リリースキャンペーン:¥199,000(2021 年 9 月 30 日ご発注分まで)

  

<PCB Piezotronics, Inc.について>
PCB Piezotronics 社は、1967 年に米国ニューヨーク州バッファローで設立され、ダイナミックな圧力や荷重、 振動を測定することが可能なクオーツ(水晶)圧電素子を用いた各種センサーの専業メーカーとしてスタートしま した。その後さまざまなタイプの加速度計やロードセル、インパクト・ハンマー、トルクセンサー、マイクロホン、手腕振 動計へとラインアップを拡げ、現在では高性能センサーの世界的ブランドです。
 PCB 社 Web サイト:https://www.pcb.com/

<株式会社東陽テクニカについて>
東陽テクニカは 1953 年の創立下来、世界最先端の計測機器の輸入販売を行ってきました。現在の事業分 野は、情報通信、自動車、エネルギー、EMC(電磁環境両立性)、海洋、ソフトウェア開発、ライフサイエンスなど 多岐にわたり、独自の計測技術を搭載した自社製品の開発にも力を入れ、国内外へ事業を拡大しています。 「“はかる”技術で未来を創る」のスローガンのもと、5G(第 5 世代移動通信システム)の普及や自動運転車開発 なども支える最新ソリューションを提供することで、安全で環境にやさしい社会づくりと産業界の発展に貢献してまい ります。
 株式会社東陽テクニカ Web サイト:https://www.toyo.co.jp/

  

本件に関するお問い合わせ先

株式会社東陽テクニカ 経営企画部マーケティング課
TEL:03-3279-0771(代表)
E-mail:marketing_pr@toyo.co.jp

  

※本ニュースリリースに記載されている内容は、発表日現在の情報です。製品情報、サービス内容、お問い合わせ先など、
 予告なく変更する可能性がありますので、あらかじめご了承ください。
※記載されている会社名および製品名などは、各社の商標または登録商標です。

  

  

  

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