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走行した道路周辺の360°全方位パノラマ動画と点群データを取得し、道路図面作成業務を強力に支援するIP-S2 Lite用アップグレードキット「IP-S2 Lite Plus Kit」を発売【トプコン】

2012年8月3日

㈱トプコン(本社:東京都板橋区、取締役社長:内田 憲男)は、TOPCONブランドのモバイルマッピングシステム IP-S2 Lite用のアップグレードキットIP-S2 Lite Plus Kitを、日本国内にて発売します。

IP–S2 Lite Plus Kitは、360°全方位カメラを搭載したIP-S2 Liteにレーザースキャナーを1台追加し、走行しながら道路周辺の地理空間情報を効率的に取得するためのアップグレードキットです。計測で得られた道路周辺の360°全方位パノラマ画像と点群データは、専用のCADソフトウェアを用いることで合成表示することができ、簡単に道路図面の作成が行えます。道路境界線や、道路上のマンホール、地物などのトレースも容易です。また、本システムは、2012年5月に国土地理院より公開された「移動計測車両による測量システムを用いる数値地形図データ作成マニュアル(案)」に準拠しており、1/500縮尺の道路台帳の作成が可能です。
IP-S2 Lite Plus Kitは、測量業務やコンサルタント業務の幅を広げ、自治体などからの多様化する要求に対応できるシステムとして、お客様の利益向上に貢献いたします。トプコンは今後も「走る測量機」を追求し、お客様と共に測量・コンサルタント業務の発展を目指して商品開発を推進してまいります。

主な特徴

・ 動画像と点群データのコンビネーション
内蔵のIMUや独自のCVテクノロジーを組み合わせ、360°全方位カメラとレーザースキャナーを利用することにより、道路周辺の「地理空間情報」を効率的に取得します。
道路台帳作成のための効率的な計測作業を可能とし、主力のGISソフトウェアとの連携による測量やコンサルタント分野での業務を拡張します。

・ コンパクト設計
CUBEコンセプトに基づいたコンパクトな設計で、ホイールエンコーダーを不要とし、かつノートPCでの計測を可能としたシステムです。計測車両の選択の自由度が高まり、設備投資のご負担を軽減します。

発売時期 : 平成24年8月
販売価格 : 本体標準価格オープン価格


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#2012年8月3日