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新車向けOEM塗料事業をアクサルタ・モビリティ・コーティングスとしてリブランド 【アクサルタ コーティング システムズ】
2021年5月12日
アクサルタ、新車向けOEM塗料事業を
アクサルタ・モビリティ・コーティングスとしてリブランド
フィラデルフィア(米国) – 2021年4月、液体・粉体塗料の大手グローバルサプライヤーであるアクサルタ(ニューヨーク証券取引所略号:AXTA)は、新車向けOEM塗料事業部を新しい事業体「アクサルタ・モビリティ・コーティングス」として立ち上げることを本日発表しました。アクサルタ・モビリティ・コーティングスは、e-モビリティへの需要急増に加え、既存・新興の小型車・商用車OEM、フリートオーナー、モビリティシェアリング事業者の進化する塗料需要の拡充に注力します。
現在主流となっている既存の新車向け塗料は、液体塗料と粉体塗料が、車体に絶対必要な美しい外観と色彩を生み出し、車体を腐食と衝撃から守っています。この既存技術に加えて、今後のモビリティ産業の進化に伴って、電気自動車、モビリティシェアリング、自律走行などモビリティの次世代への技術ニーズが生まれています。これまでのアクサルタが提供してきた、美しい外観と保護性に加え、EV向けモーターや車載部品の省電力化や絶縁性を高める高度な機能性を備えた塗料が求められています。
ハーディ・アワダ(グローバル・モビリティ・コーティングス部門上席副社長)は、次のように話しています。「モビリティの進化は、OEMに大きなチャンスをもたらしますが、その一方で、車両の設計方法や生産方法の重大な転換に取り組む必要があります。アクサルタは、150年間培われてきた塗料の専門知識と弊社の社風である俊敏性と顧客中心主義を活用して、お客様が、業界が直面する複雑な課題を乗り切れるようにお手伝いでき、お客様の現在と将来の需要を満たせる唯一の企業です。」
アクサルタ・モビリティ・コーティングスは、今回の組織再編の一環として、アクサルタの経験とイノベーションの最も優れた部分を「コア・モビリティ・ソリューションズ(Core Mobility Solutions)、「アドバンスト・モビリティ・ソリューションズ(Advanced Mobility Solutions)」、 「アクサルタ・アドバンテージ(Axalta Advantage)」の3つのカテゴリーに集約した新しいソリューションポートフォリオを発表します。
「コア・モビリティ・ソリューションズ」には、色彩と美しい外観を生み出すクラス最高のベースコートとクリアコートに加えて、表面保護用のプライマー、電着塗料、粉体塗料が含まれています。
「アドバンスト・モビリティ・ソリューションズ」は、大量注文製作、ツートーンカラー、デジタルペイントのための製品とアプリケーションによって構成されており、LiDARやレーダーの性能を向上させる高機能性塗料や、電動モーターや部品のためのアクサルタの工業用塗料ポートフォリオを構成する熱管理ソリューションが含まれています。
「アクサルタ・アドバンテージ」は、塗装工場内外で生産性を向上させるための専門的なサービスとコンサルティングによって構成されており、アプリケーション設計、プロセス改善、費用モデリングと二酸化炭素排出モデリング、トラブルシューティングなどが含まれます。
また、アクサルタ・モビリティ・コーティングスは、キーアカウントモデルを導入して、より俊敏にお客様に対応し、車両の運転前、運転中、運転後のすべての段階で、お客様をサポートします。
日本では既存のアクサルタ愛知研究所をアクサルタ モビリティ コーティングス愛知研究所と改称し、既存の研究開発のさらなる拡充と新領域への研究開発を加速させます。
アクサルタ・モビリティ・コーティングスに関する詳しい情報は、https://www.axalta.comでご確認ください。
アクサルタコーティングシステムズ について
アクサルタは塗料に特化し、革新的、カラフルで、美しく持続可能なソリューションをお客様に提供する、世界をリードするグローバルカンパニーです。自動車OEM、商用車両、補修用アプリケーションから、電気モーター、ビル、パイプラインまで、私たちのコーティングは腐食防止、生産性の向上、コーティングした材料の長期品質保持に役立ちます。塗料業界で150年以上の歴史を持つアクサルタは、14,000人の従業員が世界130か国の10万人以上のお客様のために、最高のコーティング、アプリケーションシステムとテクノロジーを提供するために日々、尽力し続けています。詳しい情報は、https://www.axalta.com/jp と アクサルタコーティングシステムズ – YouTubeをご覧ください。
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