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電子機器・装置向け環境試験8項目でJAB試験所認定を追加取得 【OKI】

2021年4月6日

  

OKI、電子機器・装置向け環境試験8項目でJAB試験所認定を追加取得
自動車向け国際品質マネジメント規格「IATF16949」に応える環境試験受託サービスを強化

  


高温試験の様子

OKIグループで信頼性評価と環境保全の技術サービスを展開するOKIエンジニアリング(社長:橋本 雅明、本社:東京都練馬区、以下OEG)はこのたび、塵埃試験や耐候性試験など8項目の電気電子製品向け環境試験で公益財団法人 日本適合性認定協会(以下、JAB)の試験所認定を追加取得しました。この認定取得により車載機器向け環境試験受託サービスを強化し、同サービス事業で年間3億円の売上を目指します。

自動車向け国際品質マネジメント規格「IATF16949」では車載機器ベンダーに対し、すべての車載電子機器・装置について「国家認定機関マーク付き試験報告書」を取得することを義務付けています。「国家認定機関マーク付き試験報告書」を発行できるのは試験所・校正機関の国際規格「ISO/IEC 17025」(注1)に適合するとの認定をJABなどの第三者機関から取得した試験所に限られており、車載電子機器・装置に求められる幅広い試験について、その実施と報告書の発行を車載機器ベンダーが認定取得試験所に委託する動きが加速しています。

OEGは2019年12月に、「ISO/IEC 17025」の「環境試験」に分類される全33項目のうち9項目の試験についてJABより認定を受けており、「国家認定機関マーク付き試験報告書」の発行が可能です。今回、新たに塵埃試験、耐候性試験、高温試験などの8項目を加え、合計17項目の認定を取得したことで、車載電子機器・装置向けの環境試験項目において国内トップクラスの認定範囲を有する試験所となりました。

OEGはEV化(電動化)により需要が急伸している車載機器向け環境試験受託サービスのさらなる充実に向け、残りの項目についても認定の取得を目指して取り組んでいきます。

OEGがJAB試験所認定を取得した環境試験項目の一覧

販売計画
標準価格:個別見積もり
販売目標(車載機器向け環境試験受託サービス):年間3億円
サービス提供開始時期(新規認定取得試験8項目):2021年4月7日

用語解説
注1:ISO/IEC 17025
試験所および校正機関が特定の試験(電気試験、機械・物理試験、化学試験、食品試験等)または校正(電磁気量、幾何学量、力学量、熱力学量等)を実施する能力があるものとして認定を受けようとする場合の一般要求事項を規定した国際規格

リリース関連リンク
「環境試験」紹介サイト
https://www.oeg.co.jp/Rel/environment.html

 ●沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。

 ●沖エンジニアリング株式会社は、通称をOKIエンジニアリングとします。

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