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新型 BMW 4 シリーズ カブリオレをベースにした M モデルが誕生 【ビー・エム・ダブリュー】

2021年2月25日

  

新型 BMW 4 シリーズ カブリオレをベースにした M モデルが誕生
走行性能を高めた M パフォーマンス・モデル新型 BMW M440i xDrive Cabriolet

  

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ビー・エム・ダブリュー株式会社(代表取締役社長: クリスチャン・ヴィードマン)は、オープン・エア・ドライビングを可能とする BMW 4 シリーズ カブリオレをベースにした M モデル「BMW M440i xDrive Cabriolet」を、全国の正規ディーラーにて、本日より販売を開始すると発表した。納車は、本年 3 月以降を予定している。
 
BMW M 社が開発する高性能マシン M モデルには、2 つのカテゴリーがある。1 つはサーキットでの走行を可能とした M ハイ・パフォーマンス・モデル、もう1つはサーキットで培われた技術を余すことなく取り入れ走行性能を高めた M パフォーマンス・モデルである。
今回発表の BMW M440i xDrive Cabriolet は M パフォーマンス・モデルに位置付けられる。
 
安全機能・運転支援システムにおいても、最新世代へと進化している。BMW 4 シリーズ同様に、高性能 3 眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力の最先端運転支援システムが標準装備となり、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」が装備され、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能となっている。
 
コネクティビティにおいても、BMW 4 シリーズ カブリオレは大幅な進化を遂げている。「OK, BMW」と話し掛けることで、車両の操作、目的地の設定等が可能である。Apple CarPlay への対応、BMW コネクテッド・ドライブ標準装備により、スマートフォンで事前に検索した目的地を車両に送信する等、利便性を大幅に高めている。
また、車両のキーを持たずとも、iPhone をドア・ハンドルにかざすことで、車両のロック解除/施錠、さらには、エンジンの始動も可能である。


デザイン
 
BMW 4 シリーズ カブリオレのスポーティかつエレガントなデザインに加え、M パフォーマンス・モデル専用色となるセリウム・グレーをキドニー・グリル、エア・インテーク、エア・ブリーザー、ミラー・キャップに採用することで、ハイ・パフォーマンス・モデルとしての存在感と個性を演出している。また、トランク・リッドには、M リア・スポイラーを装備し、空力特性を高め、高速走行時の安定性を向上させている。
 

ドライビング・ダイナミクス
 
BMW M440i xDrive Cabriolet には、最高出力 387PS(285kW)/ 5,800rpm、最大トルク 500Nm/1,800-5,000rpmを発揮する直列 6 気筒 BMW ツインパワー・ターボ・ガソリン・エンジンを搭載し、0-100km/h 加速は 4.9秒*を実現している。また、BMW のインテリジェント 4 輪駆動システム「BMW xDrive(エックス・ドライブ)」や、M アダプティブ・サスペンション、M ディファレンシャルによって、悪路でも安定したコントロールとスポーティな走りを実現することが可能となっている。
*: ヨーロッパ仕様値。
 

ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載
 
BMW M440i xDrive Cabriolet には、BMW 社が国内認可取得モデルとして初めて導入したハンズ・オフ機能が搭載される。「ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能」とは、高速道路*1 での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システムである。この機能は、ドライバーが絶えず前方に注意するとともに、周囲の道路交通や車両の状況に応じて直ちにハンドルを確実に操作することができる状態にある限りにおいて、ステアリングから手を離して走行が可能*2 となる。
*1: 高速自動車国道法に定める高速自動車国道、及び指定都市高速道路に分類される道路が対象。
*2: SAE International(Society of Automotive Engineers)が定めるレベル 2 の段階であり、自動運転ではなく、前方注視が必要となるなど、ある一定の条件が必要。

 

安全機能・運転支援システム「ドライビング・アシスト・プラス」を標準装備
 
高性能 3 眼カメラ&レーダー、および高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した、最先端の運転支援システムを標準装備している。アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)、レーン・チェンジ・ウォーニング(車線変更警告システム)およびレーン・ディパーチャー・ウォーニング(車線逸脱警告システム)、ステアリング&レーン・コントロール・アシスト、サイド・コリジョン・プロテクションおよび衝突回避・被害軽減ブレーキ(事故回避ステアリング付)、クロス・トラフィック・ウォーニング、ペダル踏み間違い急発進抑制機能を、標準装備としている。
 
さらに標準装備となるパーキング・アシスタントには、車両が直前に前進したルート最大 50m までを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能となるリバース・アシスト機能が採用されている。日本に多数点在する細い道での対向車とのすれ違いに困った際など、安全かつ正確に、元のルートに復帰することが可能となる。
 

BMW コネクテッド・ドライブ
 
BMW コネクテッド・ドライブは、車載通信モジュールにより、ドライバー、クルマ、そして取り巻く情報をIT ネットワークで繋ぐことで、「もしもの時に備える万全の安全性」、「カーライフを進化させる革新の利便性」、「充実の情報と最新のエンターテインメント」を提供する総合テレマティクス・サービスとして 2013 年に輸入車として初めて導入された。また、スマートフォン向けアプリの導入により、車両情報やニュース等へのアクセスを可能にし、顧客の利便性を向上させるサービスを提供してきた。さらに、2018 年 8 月には、より操作性・利便性を高めた新たな機能を追加すると共に、新しいスマートフォン向けアプリ「BMW Connected*」を導入し、車とユーザー、情報をシームレスに繋げ、より快適でスマートなモビリティ・ライフをサポートする新しいパーソナル・アシスタント・サービスとして生まれ変わった。
*: iOS のみ対応。
 

BMW Intelligent Personal Assistant(インテリジェント・パーソナル・アシスタント)
 
BMW インテリジェント・パーソナル・アシスタントは、AI 技術を活用することで、音声会話だけで車両の操作、情報へのアクセスが可能となる BMW 最新の機能である。今までの音声入力と異なり、より自然な会話に近い言葉で、ドライバーの指示や質問を理解し、適切な機能やサービスを起動可能にする他、使用頻度に応じてドライバーの好みを学習し、長く乗り続けるほどドライブにおける真のパートナーとしての役割を担うことが可能となる。そして、BMW のインテリジェント・パーソナル・アシスタントの最たる特徴は、ドライバーがシステムの「名前」を自由に付けることが可能な点である。例えば、BMW インテリジェント・パーソナル・アシスタントを起動する際、「OK, BMW(オーケー・ビー・エム・ダブリュー)」だけでなく、「4 シリーズ」と、呼びかける言葉を任意に設定することが可能なため、より身近な存在としてストレス無く使用することが出来る。
 

3 年間の主要メインテナンスが無償となる BMW サービス・インクルーシブ・プラス
 
BMW M440i xDrive Cabriolet には、3 年間の主要メインテナンス無償提供、タイヤ/キーの破損や紛失の際の費用サポート等が含まれる「BMW サービス・インクルーシブ・プラス」が全車に付帯されている。この「BMWサービス・インクルーシブ・プラス」は、2016 年より BMW 全モデルに標準装備された新しいメインテナンス・パッケージであり、顧客に対してより安心なドライブを提供している。
 

主な車両諸元
 
・BMW M440i xDrive Cabriolet
全長 4,775mm、全幅 1,850mm、全高 1,395mm、ホイールベース 2,850mm、車両重量 1,880kg、車両総重量 2,100kg、排気量 2,997cc、直列 6 気筒ガソリン・エンジン、最高出力 387PS(285kW)/5,800rpm、最大トルク 500Nm/1,800rpm-5,000rpm、WLTC 燃料消費率 10.9km/L。
 

  

  

  

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